弱虫ペダル ネタバレ感想 680話 「黒田の3年間」
弱虫ペダル 680話 ネタバレ感想・考察!
2022年3月31日(木)発売の週刊少年チャンピオン18号掲載です。
黒田の本気度に真波も圧倒される中・・・語られる黒田の過去。
大切なボールを失った過去が、今の黒田に一体どんな影響を与えているのか!?
そして真波は本気モードの黒田に勝つことが出来るのか!?
■前回 弱虫ペダル 679話 「羽根と猫足」はこちら
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【ネタバレ】弱虫ペダル 679話 「羽根と猫足」全盛期黒田MAX!!圧倒的実力!
弱虫ペダル ネタバレ感想 679話 ...
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680話のネタバレ前半
真波が追いついた矢先、すぐさま仕掛ける黒田。
以外なタイミングで仕掛けてくる故なのか、真波は驚きを隠せない。
だが、その驚きの反応が、黒田をいちいち苛立たせる・・・!!

やっぱりそれは心の何処かでパイセンを『格下』って思ってる証拠なんだろうね。
どんなに足掻こうが”流石に黒谷は負けない”・・・そんな風に心の何処かで思ってる。
やっぱり思われてる方は気付くものなのかもしれないね。
特に人の実力の上下意識に敏感なエリート気質の黒田パイセンには。


どうにも許しがたいってわけだ。
相変わらず鋭い加速で一気に真波を置き去りにする・・・!
チームのためとはいえ、他人の犠牲になるポジションは許しがたいものなんだろうね。
その我を殺してまでもチームのために徹してきたこの1年・・・
でも、やはり本当に欲しいものは自分自身で掴み取る自分だけの勝利・・・
誰を気にするでもなく、自分自身のためだけに走り、そしてクライマーとしての実力を
証明する・・・!!


クライマーとしての実力を証明し、クライマーとして勝つ事・・・
結局叶うことはなかったけど・・・だからこそこの勝負はラストチャンスってわけだ。
だからこそ本気で仕上げてきてる!


自分自身のために走るのではなく、チームの為に走り、勝ち繋げ・・・
それで感謝もされれば嬉しくもあり、充実感だってある。
こういう生き方もあるんだっていう納得感も黒田パイセンは感じていた。
それでも心の中の本心が自分自身に問いかけてくる。
”お前はクライマーを捨てちまったのか”ってね。
本当に心から納得して、クライマーではなく名アシストとして生きていくならそれもいい・・・
だけど、少しでも心にくすぶるモノが残っているのであれば、我侭を通すべきだ。
そう・・・もう一人の自分が語りかけてくる。
自分には本来それをやれるだけのポテンシャルがあるのだから・・・と。


そして敗れたあの日から、心の何処かで”クライマー”として生きることに
蓋をしてしまったのかもしれないね。
プライドが高い黒田パイセン。
これまでクライマーとして生きてきて、それでまた同じ相手に負けてしまう・・・
そんな事があったら、果たしてプライドがもつのか。
粉々に砕かれ、もう二度とクライマーとして走ることは出来なくなるのではないか?
そんな恐怖から逃げていた部分も多少なりにあるんだろうね。
ようするに負けなきゃいいわけだもの。
負けないだけの努力を積み重ね今日の勝負に挑んでる・・・!!
もう覚悟の程が今までとは比べ物にならないんだね。


そう簡単に勝たせてくれる相手じゃないのは間違いないよね。
ほら、あれだけつけた差を、一気に縮めて、もう真後ろまで来てる。
このタイミングで追いついてくる事を想定し、すでに準備は万端!
猫足をしならせて、またも加速してみせたよ!


大きな口を叩くだけの裏づけされた実力がちゃんとある。
ちゃんと戦略も叩き込んできたわけだ。
こりゃ強いね。


その分の経験値が差となって確実に現れるし、より強い精神力へと繋がってる!
この気迫の走り・・・真波きゅんをドンドン突き放していく・・・!!
こりゃマジで勝てるだけの実力があるかもだね。
絶対負けたくない気持ちから努力も惜しまない。
そりゃ強くもなるよね。


やはり一度負けた事もあり、クライマーを名乗るためには、
どうしても真波だけは倒さなければって気持ちが強いんだ。


真波の実力をもってしても負ける可能性も出てきたんじゃないかな。
でもなんか真波っち焦りつつも、この状況を楽しんでる感じがするね。

果たしてこの勝負、どうなるのか!?