弱虫ペダル ネタバレ 743話 「杉元の『必殺技』」杉元ＶＳ段竹！！真剣勝負クライマックス！！

つーか段竹よ・・・いくら勝負中とはいえ、先輩の優しさを無視するとは

なんて奴だ・・・そこまでして勝ちたいってのか！

確かに完全にないとは言い切れないものね。

自分で上げられる勝率なら、なんぼでもやってやるって感じなのかも。

杉元は、はるか格下というわけではなく、むしろ強い部類だという真実！！

以上にデカイ・・・それゆえ、普段の力を真の力と思っていると、

酷い目を見るってね・・・！

でも、今の段竹なら、杉元が弱くないってのは気づいてるはずよね？

だったらもう、油断せず全部の力を出し切る気持ちで走り抜けるしかないよね。

自分の限界を超えて今がある・・・か。

これで、勝てたら最高にカッコイイだろうね。

段竹の必殺技コンボ・・・ゴールまで残り３ｋｍ地点・・・！！

ここで全ての力を使い、圧倒的差をつけて心を折るつもりだ・・・！

そりゃそうだよね。必殺技って言ってるくらい、とっておきの加速なわけだもの。

心臓は限界の心拍数を超えたとき、血液を流す力を抑え、

結果として体が動かなくなる・・・

そこまで振り切っちゃうと、もうこの先はないんだけど、

どうやら杉元はそのギリギリ手前で足を止めて、心拍をある程度まで落ち着かせ、

そして再び限界ギリギリまで走る・・・それを繰り返してるみたいだね。

実は凄い事なんじゃ・・・

その油断が今こうして追いつかれてる現実なんよ！

もうすでにペースを乱されつつあるんだが・・・

この『最後』に賭けた思いの強さ・・・２年の段竹が理解出来るわけがないんだよね。

インハイ出場の６人目を担うべく、努力を重ね、そしてこの合宿に臨んだ。

それでも周りには段竹をはじめ強い連中ばかり・・・

当然頭をよぎるのは『敗北』・・・その悪いイメージが払拭できず、

ここ数日は特に生きた心地がしなかった・・・か。

当然だよね・・・

そこまでの覚悟をもって臨んでるんだね・・・

先輩のためを思って、力を出し切らず負けを選んでしまうパターン・・・