機動戦士ガンダム 水星の魔女 ネタバレ感想 19話 「一番じゃないやり方」
水星の魔女 19話 ネタバレ感想！
捨てられたスレッタ・・・
そして地球に降下するエアリアルとミオリネたち。
それぞれの思惑を遂げるために・・・！！
■前回 第18話 「空っぽな私たち」はこちら
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【機動戦士ガンダム 水星の魔女】第18話／鬼母娘！ボクがガンダムだ！エリクトガンダム世界を粛清する！
機動戦士ガンダム 水星の魔 ...
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いよいよ始まる復讐劇
エアリアル＜エリィ＞を手に入れたプロスペラは、ようやく復讐を本格化できるわけだね。
スレッタを傷つけてでも果たしたかった２１年の積年の恨み。
確かにスレッタ視点でモノを見ればプロスペラの、あまりの残酷さが際立つけど、
彼女の視点で考えれば、２１年も積もり積もった憎しみ・・・
もはや途中で辞める事なんて出来なかったんやろね。
しっかし、母親として、スレッタに対して本当の愛は芽生えなかったんだろうか・・・
エリィがエアリアルで生きているという事実があるかぎり、
やはり本当の娘は彼女であり、スレッタは所詮は偽りの我が子というわけか・・・
それでも１７年でしょ？
ずっと一緒に生きてきて・・・彼女の成長を見守る中で、復讐を忘れようとは
ならなかったのかな・・・まぁならなかったから今こうしてるわけなんだけど。
まぁ失ったのは娘だけじゃないものね。
恩師や仲間、愛する夫・・・そりゃスレッタだけで埋めきれるものじゃないか・・・
弱みを握られたマルタン小僧
懺悔部屋での一部始終をセセリアに目撃され、
バラされたくなかったら言う事を聞け・・・
的なことで、ネイルを塗らされる奴隷化マルタン。
ニカの動向の不審に気付き、それを通報・・・
地球寮の立場をこれ以上悪くしたくなかったと、厄介ごとに巻き込まれるのは
ゴメンだからとニカとの対話から逃げ、通報した。
まぁ・・・皆を守りたかったっていうのもまた、
マルタンの本心ではあるんだろうけど・・・
とはいえ、誰もマルタンを責められない気はする。
寮長の立場もあるしなぁ・・・一番じゃないやり方と言ってしまえば聞こえはいいけど
出来れば最悪でも仲間には打ち明けるべきだったな・・・
そうすればここまで一人で苦しむ事もなかったはず・・・
セセリアちゃん、この太ももメスガキ、マルタンを苦しみから解放させながらも
奴隷としてはちゃんと使う腹黒さも忘れてはいけない。
決して聖女ではなく、ただのメスガキである。
地球到着
ベネリットグループのお嬢様を護衛ナシ・・・とは流石にいかないようで。
こちらがいかに戦いの意思が無いと言い張ったところで、アーシアン側がソレを
鵜呑みにするとは到底思えない。
仮に無防備で交渉に臨んだとして、捕らえられるのがオチでしょうね。
一方、宇宙議会連合のエージェントであるフェンに女子会という名の懐柔に遭うベルメリアさん。
一介の技術者の知る情報など何もないとしらばっくれてますが、
色々知ってますからね・・・
フェンさんが言うには、理事会はベネリットを強引に押さえつけようと
画策しているとのこと。
最悪、衝突も止む無しって考えてるわけか・・・
そんな最悪の状況を避け、双方が協調できる道を探っているのがフェンさんというわけか。
そのための情報を提供しろ・・・と。
さりげなく協約違反のスケープゴートに利用されるよ？って脅しまでかけてくる辺り
正直乗りたくはないよね・・・
でも、実際その可能性もありうるからこそ気持ちが揺れるっていうね。
フェンさん脅し上手ですね。
結局、情報を売ることなく離席するベルさん。
判断難しいよなぁ・・・
一方、地球のミオリネたちは、早速群集に囲まれてるっていうね。
協議場所がバレバレなのはいかがなものなのか・・・
にしてもデモ隊に暴走する人間がいない点は、どう判断すべきなんだろうな。
スペーシアンによる搾取等々、許し難い事は散々受けてるわけで、
普通に暴徒化してもおかしくないと思うんですが、まだ理性的ということなのかな・・・
車から降りて建物に入る際、グエルに近づく少年・・・
彼は以前グエルが地球で捕らえられた際、面識があった子だ・・・
亡くなった少女シーシアの傍にいた・・・当然向こうもグエルに気付いたみたい。
グエルは彼と話をすべく、交渉をミオリネに任せ別行動へ。
そりゃ歓迎されてないか
対話の席につくミオリネ。
”対等”を口に出す彼女に若干呆れ気味なアーシアン。
ミオリネは地球に職場を与え、そこで雇用する事でアーシアン側への利を提供すると
説明するも、アーシアン側からすると、それ以上に言いたい事があるようだね。
プラント・クエタの一件での犯人探しで生死不明になった人間が１５００人以上・・・
かなり強硬なやり方で連衡、監禁・・・拷問も辞さないという。
ミオリネはそんな指示はしていないと言い張るも、それは所詮ミオリネが知らないだけで
実際に行われてる事実なのでしょうな。
パーメットの独占やら、戦争シェアリングの代理戦争の肩代わり・・・
それだけでも許し難い事なのに、それに加えて法律無視の連衡・監禁・拷問・・・
そりゃ許せるはずもないわな。
そんな中での交渉？
何言ってんだこいつってなるのは当然かもね。
それで要求してるのがスペーシアンの排除・・・
地球から出ていけ・・・か。
それだけで済んでるのは、むしろかなり譲歩しているような気がするけど・・・
死ね死ね死ね死ね・・・
なんかノレアさんの情緒がかなり不安定ですね・・・
スペーシアンへの憎しみ・・・
ソフィの死・・・そして、いずれ自分にもそれが訪れるかもしれない恐怖・・・
そりゃ情緒不安定にもなるわな。
本音じゃ誰だって死にたくないわな・・・そりゃ。
常に死の恐怖が隣にあるガンダムパイロットの気持ちは、
ニカはじめ、普通の人間には絶対にわかりっこないことだろうね・・・
ある意味、その点においてはエラン君は彼女の理解者にもなり得るんよなぁ。
支えて上げて欲しいけど、この５号クンじゃ、自分が生きるためなら、
その他全部犠牲に出来そうだからなぁ。
裏切りも当たり前みたいな感じになりそうだから
下手に仲良くなってほしくはないかもだな。
交渉再開
ミオリネは株式会社ガンダムの代表らしく、GUND医療技術をＰＲ。
仲間たちと共に作った医療器具を引き合いに、
スペーシアンとアーシアンの断裂は望まない事を告げる。
少なからずミオリネの真っ直ぐな思いは伝わったのかもしれないけど、
所詮は何の決定権も持たない小娘の戯言・・・信用に足るとは思えない。
それがミオリネ自身痛感したんでしょうね。
だからこそ総裁選で必ず総裁になると決意を改めたようだね。
交渉は受け入れられないとしつつも、
総裁選の終わる期間・・・１０日間は大人しくしている事を約束した交渉人。
ミオリネの思いは伝わったんだろうね。
野良タヌキ捕まる
部屋に引きこもりっきりだった傷心スレッタちゃんも、
空腹には勝てなかったようで、まるで畑を荒らす野良タヌキのように
食料庫を漁ってるところをチュチュ先輩に見つかり御用となったスレッタちゃん。
ここりょの準備が出来てないスレッタをみなの所に連れて行き、
これから皆で一緒に朝食ってね。
てか、皆が普通に接してくれるのが凄くいい。
へんに腫れ物扱いしないであげてありがとう。
ティコのお乳のスープ・・・
クリームシチュー的な？
一口飲んだスレッタちゃんの目から涙が・・・
泣けるわ・・・
”おいしい”
って思える事も、生きているからこそなんだよな・・・
自分の存在が例え偽りの命だったとしても、
生きてるんだって・・・生きていいんだって・・・
そんないいシーンにマルタン登場！
ついにニカ姉の真実を皆に打ち明ける・・・
テログループに協力していた事が事実だったこと・・・
そして、ニカ姉を自分が管理社に通報したことも・・・
チュチュパイセンには辛い事実だろうな・・・
許せない・・・か。
一番じゃないと解っていても、そうするしかない時はある・・・か。
確かになぁ・・・スレッタちゃんもハッとしてた。
全部バレたね！よかったね！
少年セドを追ったグエル先輩と護衛のケナンジ。
アカデミーに入りたいとせがむセドから思わぬ情報が。
イエル・オグル・・・養子になる前のシャディクの名前。
彼はアカデミー時代は”プリンス”と呼ばれていたようで、
セドはプリンスのようになりたいらしい。
それにしても、この話をしだしてケナンジが豹変。
セドは大人たちなら皆知っている事だと言いながらも、
そんな報告は上がっていないとのこと。
フォルドの夜明けと一緒にいたセド以外のアーシアンは全てその事実を口にしてなかった・・・
つまり意図的にかん口令が敷かれていた・・・
その違和感＝フォルドの夜明けとシャディクが繋がってるって理解したのか。
とはいえ、その繋がりを証明出来るような物証がなければ追い詰められない。
何よりの証拠ともなれば、サリウス・ゼネリの身柄か。
シャディクの性格から考えても、最も目が届き、安全な場所・・・
グラスレー寮にいるのでは？と名推理。
この事実を確かめるべく、急遽地球を発つことに。
動き出す復讐鬼
邪魔者は消えたって事で早速動き出すプロスペラ。
エアリアルの力を使い、配備されていたデモ隊の戦車の操縦系を乗っ取り、
無防備のエアリアルを砲撃。
”逃げる理由”を自作自演・・・
持ち場を離れ自由になったプロスペラは、あらかじめ用意していた
バスターランチャーで何やら岩場を破壊。
どうやらソコは隠された格納庫のようで、無数のモビルスーツが・・・
これガンダムなのか・・・？
所属元はオックス・アース・・・
プラント・クエタおよび学園を襲った２機のガンダムの出所・・・
オックス・アースは２１年前に壊滅したようだけど、
その裏で、理事会は工作組織として復活させ、支援しているのか。
その戦力があればベネリットを黙らせることもできるってわけだ。
プロスペラは格納基地をＭＳごと破壊・・・
GUNDの理念に反する大罪・・・か。
フェンさんはベルさんに協力を求め、何とか武力衝突を避けたかったみたいだけど
時すでに遅しって感じだね。
もう始まっちゃったよ地球戦争。
エアリアルの操作の元、火種を作ってやれば、後は勝手にやってくれるからね。
もとより互いに憎むべき相手・・・理由があれば戦闘なんて簡単にはじまるし、
始まってしまった戦争は、簡単には止まらない・・・
それこそ、どちらか一方が滅ぶまでね・・・
当然こうなってしまえばミオリネの交渉もオシマイ。
結局、ミオリネが地球を訪れた事によって最悪の事態が起きてしまったっていうね。
こんなつもりは全然なかっただろうに。
ママンに利用されちゃったね！
一方、ベルさんもクワイエット・ゼロやら、
それのピースがプラント・クエタにあるとゲロったせいで
プロスペラの仲間のゴドイに射撃される始末・・・フェンさん死んだかな・・・
地球の戦争のニュースを見た、地球寮の皆。
エアリアルの・・・エリィの気持ちを察したスレッタ。
エリィが残酷なように思えたけど、アレはエリィなりの一番ではない最善手だったのかな・・・
これ以上スレッタを巻き込みたくなかったから、だからコックピットから吐き出し
突き放した・・・
止まらないプロスペラを考えれば、
確かにああするしかなかったんかもな・・・
スレッタちゃんがエリィの気持ちに気付いてくれたのはよかった・・・
ミオミオは自分責めるだろうな・・・
次回に続く・・・！！
機動戦士ガンダム 水星の魔女 19話／感想
いやはや、何だか混沌としてきましたね。
なんか７月からの番組の予告が入ってたけど、
水星の魔女ってこのままあと数話で完結するの？
皆それぞれの視点に立てば、そこに正義はあるんだろうけど・・・
あまりにも血が流れすぎる・・・
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◇まとめ