ドラゴンボール外伝 銀河封神伝 第1話|三つの星より来た侵略者!地球のドラゴンボールを狙う影

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ドラゴンボール外伝 銀河封神伝 第1話|三つの星より来た侵略者!地球のドラゴンボールを狙う影

投稿日:2026年5月17日 更新日:

魔人ブウとの激闘から、地球には穏やかな日々が戻っていた。悟空は修業を楽しみ、ベジータはさらなる高みを目指し、悟飯は家族との時間を大切にしている。だが、その平和は長くは続かなかった。宇宙の彼方で、地球のドラゴンボールの存在を知った三つの勢力が動き出す。彼らの目的は、願いを叶える玉を使い、封印されし古の破壊神を復活させることだった。


平和な地球に走る小さな異変

ドラゴンボール外伝 銀河封神伝 第1話|三つの星より来た侵略者!地球のドラゴンボールを狙う影

魔人ブウとの戦いから、しばらくの時が流れた。

地球は、かつてないほど平和だった。

サタンシティでは、ミスターサタンが相変わらず英雄としてテレビに出続けていた。

「わはははは! 地球を救った男、ミスターサタンとはこのワシのことだ!」

テレビ画面の向こうで胸を張るサタンを見ながら、魔人ブウは大きなケーキを口いっぱいに頬張っていた。

「サタン、また同じこと言ってる。ブウ、ちょっと飽きた」

「こらブウ! 飽きたとか言うな! これは国民が求めておる名場面なのだ!」

一方、包子山では、孫悟空が空を見上げながら軽く身体を伸ばしていた。

「うーん……なんか、今日は妙な気がするな」

隣で薪を運んでいた悟天が、不思議そうに首を傾げる。

「父さん、どうしたの?」

「いや、まだハッキリしねぇけどよ。遠くの方から、変な気が近づいてくる感じがすんだ」

悟空は笑っていたが、その目は真剣だった。

同じ頃、カプセルコーポレーションの重力室では、ベジータが凄まじい重力の中で拳を振るっていた。

「はああああっ!」

床が軋み、空気が震える。

ガラス越しに見ていたトランクスが目を輝かせた。

「父さん、また強くなってる……!」

しかし次の瞬間、ベジータの拳が止まった。

「……来るな」

「え?」

「地球に近づく気がある。しかも一つではない」

ベジータはゆっくりと振り返った。

「トランクス。悟天を呼べ。遊びでは済まんぞ」

その頃、悟飯もまた異変を感じていた。

自宅で資料を読んでいた悟飯は、ペンを置き、窓の外を見つめる。

「この気……地球のものじゃない」

ピッコロはすでに神殿から空を見下ろしていた。
その隣にはデンデが立っている。

「ピッコロさん……いまの気配は?」

「ああ。かなりまずい。しかも、三方向からだ」

デンデの顔が青ざめる。

「三方向……?」

ピッコロは苦々しく目を細めた。

「どうやら、地球に来る客は一組だけじゃないらしい」

その瞬間、地球の空に三つの光が落ちた。

まるで流星のように。
だが、それは願いを運ぶ星ではなかった。

侵略の始まりだった。


砂・氷・雷、三つの軍勢

ドラゴンボール外伝 銀河封神伝 第1話|三つの星より来た侵略者!地球のドラゴンボールを狙う影

最初の宇宙船が落ちたのは、巨大な荒野だった。

砂煙を巻き上げながら、黒く重厚な船体が地面に突き刺さる。

扉が開き、砂色のマントをまとった女戦士が姿を現した。

ガルド砂皇軍の副官、サンドレア。

その後ろには、結晶の皮膚を持つ巨漢ザラメスと、細身の盗賊めいた戦士ラスカルが続く。

サンドレアは、地球の空気を一度吸い込み、静かに笑った。

「ここが地球……ドラゴンボールの眠る星ですか。ずいぶんと、柔らかな星ですね」

ザラメスが拳を鳴らす。

「へっ! こんな星に、本当に願いを叶える玉なんざあるのか?」

ラスカルは肩をすくめた。

「あるから来たんだろ。ま、弱そうな星で助かったじゃん」

サンドレアは冷たい目で二人を見た。

「油断は禁物です。この星には、魔人を倒した戦士がいると聞いています」

「魔人だぁ?」

ザラメスが笑う。

「なら、そいつをぶっ潰せばいいだけだ!」

同じ頃、北の氷原に、白銀の宇宙船が静かに降り立っていた。

凍てついた大地に降りたのは、氷星グラシアの副官フリーゼル。

その背後には、氷上を滑るように歩く女戦士シャベットと、氷塊のような肉体を持つグラニタがいた。

フリーゼルは、氷の仮面越しに地平線を見つめた。

「美しくない星だ。熱が多すぎる」

シャベットが笑う。

「じゃあ、凍らせちゃえば?」

「必要ならば」

フリーゼルは剣のような氷の気を指先にまとわせた。

「我らが皇帝グラシオン様のため、ドラゴンボールを回収します。抵抗する者は、氷の棺に眠らせなさい」

そして、三つ目。

黒雲が渦巻く山岳地帯に、雷をまとった宇宙船が墜落するように着地した。

紫黒の電撃が大地を走る。

船から現れたのは、雷星ヴォルザークの副官ライゼル。

その左右には、豪腕の戦士ボルテスと、小柄な雷戦士スパークルがいた。

ボルテスが空に向かって叫ぶ。

「くくくっ! いい星じゃねぇか! ぶっ壊し甲斐がある!」

スパークルは指先で小さな雷球を弾ませながら笑う。

「ねぇねぇ、地球人ってすぐ死んじゃうのかな?」

ライゼルは二人を制し、遠くを見た。

「遊びすぎるなよ。目的はドラゴンボールだ。だが……」

彼の口元がわずかに吊り上がる。

「強い奴がいるなら、少しくらい味見してもいいだろう」

三つの勢力は、互いの存在を知っていた。
だが、協力するつもりなどない。

砂星ガルドーラ。
氷星グラシア。
雷星ヴォルザーク。

三つの星は、長きにわたり争い続けてきた。
それぞれの星には、古の破壊神が封印されている。

ガルドーラのバルガルド。
グラシアのゼルグレイア。
ヴォルザークのザルヴァドス。

もし、そのいずれかが復活すれば、銀河の均衡は崩れる。
そして今、その鍵となるドラゴンボールが、地球に存在していた。



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