にほんブログ村殺意と本能、極限領域の衝突ッ！！
刃牙は「0.5秒の無意識」へと精神を沈める。呼吸すらも存在を消すように透明化し、気配が霧散する。リュウの瞳が揺らぐ。
「…どこだッッ！！？」
瞬間！背後ッ！！
「オラァッッッ！！」
刃牙の踵落としがリュウの肩を捉え、沈むリュウの肉体に地下闘技場の砂が舞い上がる。
リュウは転がりながら体勢を立て直すと、静かに拳を握り込む。
「君は強い…だからこそ、俺も…恐れと向き合う必要がある…ッ！！」
リュウの背後に黒い炎のような闘気が立ち昇る。「殺意の波動」。闘いの中で抑え込んできた闇！その闇が今、牙をむく！！
「ハァァァッッ！！波動拳ッッッ！！」
先ほどの青白い気弾とは異なる漆黒の波動が、刃牙を飲み込む勢いで放たれるッ！！
刃牙は両手をクロスし受け止めるが、爆発の中で血が舞う。
「ぐッ…くははッ！！最高だな…そうでなくちゃッ！！」
刃牙の全身が震える。それは痛みではなく歓喜ッ！！
「親父と同じ…いや、それ以上の…殺意かよッ！！」
リュウが間合いを詰めて拳を構える。
「殺意の波動に呑まれるつもりはない…強さの真理を証明するために使うッ！！」
跳躍！！天へ伸びる拳！！
「真・昇龍拳ッッッ！！」
赤黒い竜の如き闘気が刃牙の顎を撃ち抜き、彼の体が天井へ叩きつけられる。
観客席の誰もが勝敗を悟った。
が、落下する刃牙の口角が吊り上がる・・・！！
「まだ…終わりじゃねェだろ…ッ！！」
着地の瞬間、刃牙は「剛体術」を全身に発動。骨格の隅々までを武器へ変える。
「シャァァァッッ！！！」
一瞬で間合いが詰まり、刃牙の拳がリュウの腹へ沈む！衝撃が波紋のように全身を駆け抜け、リュウの背中が反る！
「セイッッ！！」
さらに追撃！刃牙の膝が顎へ刺さるッ！！
殺意の闘気が霧散していく中、リュウが苦しげに息を吐く。
「君は…どこまで…行く…ッ！！」
刃牙は真顔で答える。
「親父を超えるために…限界なんか知らないッ！！」
二人が最後の構え・・・観客の息が止まる。
「ハッッ！！！」
「ウラァッッッ！！！」
互いの渾身の拳が顔面を撃ち抜く！！ 刹那・・・視界が白く弾け、時が止まったような静寂が訪れる。
先に膝をついたのは、リュウだった。
リュウは倒れながらも微笑む。
「強さとは…果てがないものだな…刃牙…ッ！！」
刃牙は息を切らしながら頷く。
「アンタもな…リュウ…まだまだ先は長いぜッ！！？」
二人は勝敗を超えて、互いの拳を讃え合う！闘技場は、静かに、しかし熱く沸き返っていた！！
まとめ
さあ、本日の地下闘技場を彩ったカード「範馬刃牙VSリュウ」ッ！！ 求道者リュウの殺意すら超えて、地上最強の息子が僅差で勝利という結果になりましたッ！！
波動拳が炸裂ッ！！昇龍拳が天へ伸びるッ！！ 対する刃牙は、ゴキブリダッシュに剛体術ッ！！超人的な適応力で応戦ッ！！
最後は気と肉体がぶつかり合う純粋な一撃勝負ッ！！ 両者とも満身創痍ながら、闘いを通して笑みを交わすその姿…まさに武の極致でございますッ！！
視聴者諸君、これにて本日の死闘は幕ッ！！ 次はどんな強者が刃牙の前に立ちはだかるのかッ！！期待してお待ちくださいッ！！
あとがき
AIに刃牙とリュウの対戦を書いてもらいました。
ちょっと、ん？って思う所はあるかもですが、中々面白くないですか？
普段ではあり得なさそうな対戦が一発で作ってくれるのは面白いですね！