出会い

窓の外においてあった椅子に座る少女・・・
突然の事に驚くガウンテス、そんな彼がすぐそばにいた事に初めて気づく少女もまた、驚いたようで・・・
しかし、彼女は自己紹介もままならぬほど空腹でお腹を鳴らしてしまう。


喜んで彼女を迎え入れ、ご飯をご馳走したみたい。
この少女こそ、後のトゥー・リリー・・・この時はリリーと名乗ってたようだね。
それにしても、ガウンテス、辛いかもだけど、おじいさんとおばあさんが優しかったのは
せめてもの救いだったかもね・・・


美味しそうにパンにかぶりつくリリー、元気で、生命力にあふれてる彼女に
嫉妬していたんだろうね。


彼女の真っ白な髪が汚れないようにと前髪を上げた時、初めて彼女の素顔が露わになったのだけど、彼女の顔は酷く殴られたあとが生々しく残っていた。


ガウンテスの部屋の窓際に置かれた椅子に座り、背中を突き合わす形で話をするようになったようだね。


どうやら彼女の両親はいなくなったとのこと。
度重なる虐待、さらにゴミ山に放置し、姿を消した・・・
彼女が何とか自力で帰宅した時には、すでに家の中はからっぽだったようだね


自身を”うるさい”と疎ましく思っていた両親がチラつき、またうるさくて迷惑をかけてしまうなら、もう来るのをやめると、寂しそうに語るリリー。
この時、ガウンテスは自分には未来はないけど、”居場所”はあるんだと気づかされる。


手を差し伸べたいって気持ちになったのかな・・・


このまま何も変わることなく虚無に消える・・・そんな風に思っていたようだけど
ガウンテスが何気なく見せた優しさが、リリーにとっては、とてもとても大きな救いで
彼女を暖かい気持ちでいっぱいにしたんだろうね。
心の底からの笑顔・・・それが何より物語ってたし、それを見たガウンテスもまた、
冷え切った心に、温もりを感じたんだね。


彼女の存在が生きる希望となり、病に打ち勝つキッカケになったのかもしれない。
もしそんな大切な存在が脅かされるともなれば・・・
てか、ますますもってマイモーが許せないんですけど!!

次回に続く・・・!!
ガチアクタ 148話/感想
何だか、もう涙が出ます・・・
幸せになって欲しい二人。
その幸せを壊そうとするマイモーを許せるはずがない。
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