ブルーロック ネタバレ感想 152話 「再始動」
ブルーロック 152話 ネタバレ感想!
2021年11月17日(水)発売の週刊少年マガジン51号掲載!
絵心が言う”世界を巻き込んだ青い監獄フェーズ2”とは一体!?
世界一のストライカーを創り出す超新星たちの”ビッグバン”・・・
世界一を創り出すなら選手もそりゃ世界規模で集めるってことなのか・・・!?
■前回 第151話 「休暇」はこちら
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ブルーロック ネタバレ感想 151話/青い監獄フェーズ2始動!!
ブルーロック ネタバレ感想 15 ...
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思いに浸る糸師凛
かつて兄と共に訪れた夕日が沈む海岸線・・・
凛は一人そこに佇み、スマホで記事を読んでいた。
兄・糸師冴のバッシング記事である。
U-20日本代表とのあの試合・・・
ラストプレーで糸師冴は個人技に走った。
それがネットでは大炎上したようだ。
何故パスを出さなかったのか・・・
確かに素人目からすれば、あそこは個人技で抜きにいくのではなく
パスが正しいのだろうが・・・
だが、糸師冴はあくまでも勝ちに拘ってプレーしている。
故に、あのプレー逆転への唯一の選択肢だったのだろう。
この記事を読み、糸師凛はあの兄弟対決を振り返り、
確かに兄に勝った実感を得ていた。
ぐちゃぐちゃに壊れる方に本能的に、ギリギリで攻め続け、
冴の一番得意な、あのステップを引き出し、紙一重で止めることが出来た。
あの時は無我夢中だったため、自分自身の変貌ぶりに身を任せた感じだったようだが
冷静になった今、アレはなんだったのか凛自身わからずにいた。
初めてのような・・・久々のような・・・
あの血が踊る感覚・・・
ただ一つ言える事は、冴は”まだその表情できんじゃねーか”と言っていたことからも
凛の”アレ”を知っていた節がある。
今まで凛自身も知らなかった、破壊的で快楽的な衝動戦法(インパルス)・・・
冴はずっと凛のあの”エゴ”を凛に求めていたのだろうか。
しかし、冴が帰国したあの日・・・
凛と戦ったあの時に凛はソレを発揮することは出来なかった。
それ故に冴は失望し、凛の元から去った。
だが、たとえ冴がソレを求めていたとして・・・
結局最後に冴が評価したのは凛ではなく潔だった。
誰の目にも明らかだった・・・
あの試合で全てを手に入れたのは潔で自分ではなかった。
凛がいてこその潔のゴールだったとはいえ・・・だ。
結局人の評価ってのは、その過程ではなく結果を出した人間。
凛は自分自身にまだ何かが足りなかったからだと結論付けた。
このままでは駄目だ・・・変わらなければ・・・
新しくならなきゃならない。
糸師冴と潔を潰すために
冷静さを取り戻し、破壊神化してない状態でも、やはり目標は変わらず・・・か。