なれの果ての僕ら ネタバレ感想 72話 「或る女」
なれの果ての僕ら 72話 ネタバレ感想!
ついに悪鬼・夢崎亜夜子は倒れた。
ネズ自身の手で殺すことは出来なかったが、目的は達せられた。
問題なのは撃たれた依利奈の傷が重症なのか否か・・・何とか助かって欲しいものだ。
■前回 第71話 「死霊」はこちら
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なれの果ての僕ら ネタバレ感想 71話/早乙女の怒り爆発!!予期せぬ結末!
なれの果ての僕ら ネタバレ ...
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思わぬ伏兵
夢崎亜夜子が死んだ。
罠の解除コードを入力し、下り階段を下りた彼女だったが・・・
解除したはずの罠が発動・・・硫酸のシャワーを浴び・・・絶命した。
元より母親を殺す気でいたみきお。
偽の解除コードを教えていても何ら不思議ではない。
亜夜子が死んだ事実を知った犬飼たち。
そんな中、及川をはじめ、今回の実験で犯罪行為や、
倫理的に間違った行動を起こした人間たちは絶望しはじめる。
亜夜子が死んだら、ここで行われた事すべてが世界中に公開されると、
先ほど亜夜子は言っていたからだ。
これがただの脅し文句であったのか・・・はたまた事実で、
今まさに全世界に動画が流されてしまっているのか。
絶望に沈む皆を励ます委員長。
犬飼も同様に、亜夜子の言葉を真に受けるなと叫ぶが、何もしていない犬飼が言ったところで、皆の心には刺さらない。
そんな状況に苛立ちを覚えた早乙女は吠える。
自分の事しか考えられないのか・・・と。
確かに今まさに死に掛けている依利奈をどうにかするのが先決ではある。
だが、早乙女の言動もまた、自分の事しか考えていないものだと水野は指摘する。
依利奈が未来を殺した事・・・それを早乙女は隠そうとした。
早乙女の個人的な感情でだ。
返す言葉もない早乙女。
犬飼は、そんなやり取りにあきれ果て、自分は助けを呼びに行くと言い出した。
窓から助けを呼ぶようだが・・・果たして・・・
そんな中、一人黙ったまま考え事をするネズ。
どうやら亜夜子が最後に残したセリフが気になっているようだ。
みきおが言っていた『母親が校舎に武器を隠した』という点を、
亜夜子は否定していた。
だとすれば、一体誰が武器を隠したのか?
ネズは、自分たちの中に、まだ危険因子が残っているのではと推測を始める。
一方、廊下での騒ぎが落ち着き始めた頃、先生が皆を教室に戻そうとし始めた。
そこで”落ち着いて、ゆっくり話をしよう”・・・と。
こんな状況で、落ち着いてゆっくり話・・・!?
急に何を言い出すんだ・・・早乙女たちが動揺する。
この時、ネズはピンと来てしまった。
元々、この同窓会を開催する上で、みきおとコンタクトを取り、
事前に準備をしていた人間の存在に・・・!!
それは桜庭橋子先生・・・!!
だが、ネズがその事実に気付くのは、わずかに遅かったようだ。
今まさに・・・先生は皆に銃口を向け、教室に戻るよう脅しはじめた。