バキ道ネタバレ 第32話「全員、力士」
第32話!あらすじ&感想ですッッ!!
本気の宿禰に対するは、トリケラトプス拳の構えを見せる刃牙・・・!!
この両者がぶつかる・・・果たしてどんな結果が待ち受けているのか!?
そして、そんな二人を見つめる独歩たちは一体何を語るのか!?
■前回第31話「トリケラトプス拳」はこちら
バキ道 ネタバレ 31話「トリケラトプス拳」宿禰と衝突なるか!?
達人達の所見
「ほぅ・・・え~え力士じゃのォ・・・」
「はい。渋川先生は、何をもっていい力士と・・・?」
独歩の問いかけに渋川剛気はどう答える・・・!?
しばし考えた後に「まずデカい。で、強ぇえ」と答えた。
そんな事は見れば一目瞭然ッ!!と思いつつも、結局そこに行き着くって事かもだな。
独歩も渋川の意見に同意するが、何か言いたそうだ。
すると、渋川先生はこう続けた。
「・・・で、何より練り上がっとる」
宿禰の構えを一目見て、それを感じ取ったか。
これに同調したのが克巳だった。
尋常では無い練り上がりだと。
片腕をなくし、すっかり青臭さが抜け落ちた愚地克巳・・・
すっかり館長の座が板についてるな。
「ひょっとして彼は立禅・・・
中国武術でいうところの”站椿”的な稽古を相当量やり込んだのでは」
そこに気付くとは・・・克巳も相当解るようになってきたな。
「太ぇ・・・」
思わず零した花山薫。
「『身体』が・・・じゃないですよね・・・?」と克巳。
「身体(ガタイ)もだが・・・『気』が太ぇ」
”気”・・・か。
ここらの達人クラスになると、そういうのも解ってきちゃうものなのか。
「現実の生身が発する最大級の膂力に、幻想の恐龍かい」
「『現実』が『幻想』を踏み砕く?
『幻想』が『現実』を踏み越える?
2人の『天才』が試される」
リアルとファンタジーの衝突か・・・
果たして結果は・・・
まさかの結末・・・
見つめ逢う両者・・・
『気』が・・・『機』が・・・
満ちた!!
両者ほぼ同時に踏み出した!!
物凄い力強さに砂塵が激しく舞う!!
(重量ッッ!!我身の50倍・・・ッッ!!
その立ち合いッッ!!ぜひにもこの身で・・・ッッ!!)
トリケラトプスの突出した二本の角を掴んだ宿禰・・・!!
ここまでは範馬勇次郎もやってのけた・・・!!
さぁここからどうなる!?
「!」
想定外の事態が起きた。
トリケラトプスの角を掴んだ宿禰の巨体が宙を舞う・・・!!
こんな事がありえるのか・・・!?
宿禰が掴んだのは現実では刃牙の両手首だ。
その状態で刃牙は何をしたのか・・・
なんと、思いっきり仰け反ったのだ・・・!!
いわゆるブリッジをするような形で・・・
刃牙の両手首を掴んでいた宿禰は、それに引っ張られるように前のめりになり、
両足は完全に地を離れ、顔面から地面に落ちる・・・もしくは勢いのまま後ろに投げ飛ばされ、背中からの着地を余儀なくされるような・・・そんな事態に陥っている!!
宿禰の顔面と、地面まで・・・僅か10cm程度の地面スレスレ・・・
宿禰は刃牙の両手首から手を離し、一回転するように着地してみせた。
まるで真綿のように・・・
あの巨体にして、この動き・・・!!
達人たちはおろか、刃牙自身もこの結果に驚いている様子。
「あの投げかわすかァ~~~~~~~ッッッ!!」
と、御老公。
刃牙に到っては笑みがこぼれる始末。
「角と思いきや腕ッ!刃牙関は妖術使いか・・・ッッ!」
「完成しきった250キロのガタイに、こんなチビが胸を出す。
妖術だって魔術だって、なんだって駆使うぜ」
頃合いと見たのか、ここで御老公が入場。
「宿禰くん、ようワカった。
”力人”としての君の実力・・・十分に認識した」
御老公が手を挙げると、それを合図にぞろぞろと達人たちが入場。
「うぉぉ・・・」
4人の達人を前にし、野見宿禰は全員を”力士”として認識・・・!!
御老公の狙い・・・というよりも金竜山の差し金なのかな・・・この顔合わせは。
次回第33話に続く!!
第32話感想
刃牙の実力を思い返すにはいい立ち合いだった気がする。
忘れかけていたが、刃牙はあの範馬勇次郎に認められた漢・・・!!
宮本武蔵という化物の前で、その力はやや霞んでいたが、普通に強いわな。
さて・・・宿禰の次の立ち合いは誰になるのか?
総当り・・・でもやる感じなのか・・・それとも野見宿禰軍と刃牙軍との対決・・・?
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