NARUTOの岸本斉史先生原作『サムライ8 八丸伝』連載開始
週刊少年ジャンプ24号より連載開始になった岸本先生原作の『サムライ8 八丸伝』
1話から72ページに渡る超大作とのことで読んでみましたけど・・・
うーん・・・これは賛否分かれそうだなぁ・・・
ちなみに作画は大久保彰先生。
元々岸本先生のもとでアシスタントとして支えていた方なので、画力については申し分ないように思います。
ただ『SF×サムライ』という切り口で、何処まで読者を飽きさせる事なく話を進められるか・・・
正直1話を読んだ感想としては、そこまでの衝撃は感じなかったんですよね。
NARUTOの新連載の時、リアルタイムで読みましたが、本当に衝撃的で、これは間違いなくヒットするという感じがしました。
だけど、正直『サムライ8 八丸伝』は・・・
例えばこれが新人の作品だったら打ち切りになってる気がしました。
多分、岸本先生ということもあって、長期連載が約束された中でガッツリ描いていくのでしょうから、後々で面白くなればいいのかもしれません。
しかし新人とか無名の作者の場合は、常に人気を出していかないといけないわけで、
1話1話が本当に重要になってくるんですよね。
岸本先生というネームバリューや色眼鏡を辞めて、もう一度『サムライ8』をみた時、
それでも面白いと思えるのか・・・
まぁ・・・まだ1話でそれを見極めるのは非常に難しいとは思う。
1話が衝撃的に面白くても、後が続かない作品もありますし、
1話はそれほど面白くなくても、その後の展開で面白くなる作品も当然ありますからね。
サムライ8 八丸伝の物語
侍の目的は?
銀河を守り続ける事。
それが侍の『義』
流離の一匹狼・金剛夜叉流免許皆伝・達麻の師匠の目的は?
”奴”を止め続ける事。それが師の義。
流離の一匹狼・金剛夜叉流免許皆伝・達麻の目的は?
パンドラの箱を探す事。
かつて武神不動明王様が星々を救う方法を記し、封印した箱。
そのパンドラの箱を開くのに必要な7つの鍵も探す事。
これが達麻の義。
『武士』と『侍』の違い
武士は人間だが、侍は人間ではなくサイボーグの体を持つ。
脊柱に似た『鍵(キー)』と呼ばれるメモリーユニットをベースに、
それ以外の体のパーツは全てサイボーグ。
武神不動明王の造り残した『ロッカーボール』という核と適合した者だけが、
侍としての肉体を手に入れる事ができるらしい。
適合するか確かめるのに、ロッカーボールに備え付けられた小刀で切腹する必要があるため、腹を刺したのち不適合者だった場合は死にいたる。
誰もがなれるものではないようだ。
主人公・八丸は命を絶った後にロッカーボールと適合
生まれながらに病弱だった主人公・八丸は父親を人質に取られ、
敵の要求に従い、ロッカーボールの小刀で自ら命を絶つ。
その後、ロッカーボールから取り出した小刀が八丸の体内に入り込み、
八丸の体内の魂?と適合・・・侍として復活する。
侍の能力
サイボーグの肉体は、切ってもたちどころに修復される。
他にも機械を再構築し鎧を纏ったり、色々できるみたい。
侍が死んで残る『侍魂』は武器化し、強力無比な刀になるようだ。
改めて読み返すと、決して悪くはないのだろうけど・・・
今後魅力的なキャラクターが多数出てこればあるいは・・・
まとめ
岸本斉史先生の新連載『サムライ8 八丸伝』
見た目からサムライトルーパーとか、ビートXを連想してしまったのだが、
うーん・・・1話の印象的には普通・・・かなぁ。
少なくともNARUTO第1話のような衝撃は感じなかった気がします。
まぁでも長期連載は約束されてるようなもんでしょうから、
これからいかようにも面白くなるんじゃないですかね?
他の新人さんたちの作品だって、同じくらい長い目で見てあげれば、
面白くなりそうな作品なんて山ほどあるだろうに。
本当にもったいないと思いますわ。
せっかくジャンプ+って媒体があるんだから、人気低迷作は、
そこで打ち切るのではなく、ジャンプ+で連載続ければいいのに。
広告収入とかで作者の収益をまかなうとか、できないもんなのかねぇ・・・