弱虫ペダルネタバレ RIDE.525 「ハナウタ」
第525話のあらすじ&感想です!
「ダメだ・・・」
真波の圧倒的加速の前に、うなだれる坂道。
しかし、その”ダメだ”は、決して諦めの言葉ではなかった。
むしろ逆!
抜かれたこんな時なのに、
坂道の頭には『恋のヒメヒメぺったんこ』が鳴りはじめる!
同時に笑みがこぼれてしまう!
■前回第524話「真波、飛ぶ」はこちら
ヒメはヒメなのヒメなのだ!ヒメ!
ゴールまで残り1200m!
先頭を走る真波は、坂道の心を折るつもりで、仕掛けた。
これまでの経験上・・・ヒルクライムのレースにおいてゴール間近のこのタイミングで全力の加速を見せ付けた場合・・・
大抵の選手がうなだれ失速するようだ。
そりゃそうだろう・・・真波の加速は、それほど圧倒的なもの。
終盤でここまでの力の差を見せ付けられれば、大抵の者は心が折れる・・・
果たして坂道は・・・!?
真波は確認のために振り返った。
その姿はうなだれていた。
真波はその姿を見てどうおもったのか?
だけど、当の坂道は、決して心が折れてうなだれていた訳ではない。
その表情は笑みを浮かべ、鼻歌を口ずさんでいる・・・!!
「大きくなぁれ・・・
魔法かけても・・・
ヒメはヒメなの・・・
ヒメなのだ・・・!!」
ラブ☆ヒメ1期のオープニングテーマ曲・・・恋のヒメヒメぺったんこ!
2期がはじまり、2期オープニングテーマ曲『ヒメのくるくる片思い』より、やはり1期推しか!
「真っ白な♪フフフフン♪」
坂道の鼻歌のリズムに合わせ、ケイデンスが上がっていく・・・!!
化物・・・!!
「ヒメは・・・ヒメなの・・・ヒメなのだ!!」
驚愕する観客と真波!
これまで例外なく心を追ってきた終盤の加速・・・!
なのに、この男ときたら・・・心が折れるどころか、笑顔で加速だと!?
何もかもが規格外・・・!!
終盤戦・・・!!
真波のすぐ後ろまで追い上げを見せた坂道!
「すごい・・・久しぶりだよ、この感覚は・・・
ワクワクさせるじゃないか!!
やっぱりキミは特別だよ!!」
追いついたと同時に引き離すほどの加速・・・!!
またまた差がついてしまう・・・!
だけど、坂道は、凄さを見せ付けられるほどに、謎のテンションで鼻歌を歌う・・・!
ケイデンスがあがる・・・あがる!!
「ヒメなのだ!!」
一瞬にして差をつめ、横に並ぶ坂道・・・!
「真波くんすごいよ!!やっぱりすごいよ真波くん!!」
どの口がいうとんのやww
真波は坂道に驚くというより、もはや恐怖を感じている顔だw
坂道の眼が怖過ぎるんだがww
若干サイコパスってるぞw
「はー・・・そりゃあそっちもでしょ」
ゴールまで残り1100mを切った・・・
「ここまでほぼ1km・・・全力で走って勝負はドローだ。
のこりは半分・・・つけよう決着」
「・・・!!」
「あとのこり1km行った先にあるのは・・・”ゴール”だ!!」
真波は坂道の顔から、1日目の夜に帽子をくれた女性の顔を連想した。
この場面でかw
何を隠そう、その女性は坂道の母親・・・!
似ていて当然・・・!
そして、その坂道の母親と、真波の幼馴染の委員長が、ゴール手前で偶然遭遇していた!
応援もドロー・・・!
ますますもって、勝負は判らなくなってきたぞ・・・!!
次回526話に続く!!
■前回
■次回
■弱虫ペダル