バキ道ネタバレ 第12話「VS サンドバッグ」
第12話!あらすじ&感想ですッッ!!
■前回第11話「相撲の領域」はこちら
対”人”ならざる技
「おっしょい!!!」
二代目野見宿禰は、263kgものバーベルを、軽々と振り回して見せた。
これを目撃した徳川のジッチャンも、親衛隊長の加納も言葉を失くしてしまう。
「憤ッッ!!」
投げっぱなし・・・それなら或いは他の者でも可能かもしれない。
しかし野見に関しては、263kgものバーベルを勢いよく振り回したにも関わらず、
自身の肉体は、まったくもって揺らぐことなく姿勢を維持。
というか・・・こんなもの振り回したら腕はもちろんだが、バーベルを掴んでる両手にかかる負荷はハンパないだろう・・・
握力も相当と見て間違いなさそうだ。
野見宿禰は振り回したバーベルを縦にし、一瞬完全に宙に浮かせた状態から、マットに先端を沈めた。
「『首捻り』・・・現在は『合掌捻り』か。
まぁ・・・あまり人間(ヒト)には使用(つか)えない『技』ですけどね」
息切れ一つ、汗一つかいていない・・・
「スクネさん・・・」
加納が口を開いた。
「人間(ヒト)には使用(つか)えぬ技・・・そう云いました」
「ん・・・」
「ならば『何』に・・・或いは『誰』に使用うのでしょう」
御老公、この質問にえらく興味を示す。
野見宿禰・・・思案。
か、かわいいだと・・・!?
唇の下に人差し指をおいての思案ポーズ・・・
野見宿禰は強さだけでなく、可愛さまで併せ持つというのか!?
「神を・・・」
ファッ!?か、神・・・ゴッド・・・?
もはや何度目か。
驚愕のあまり言葉を失う二人。
「或いは、わたしを脅かした者・・・に、でしょうか」
「・・・」
「割とフツーに使用うのな」
いやいやいや・・・野見宿禰を脅かす者なんて、そうはいないだろ。
まぁ、歴代の戦士たちを見てきたからこそ、彼らなら脅かす存在に成りうる・・・という見解からの言葉なのかもしれないが・・・
桁外れのパワー
ジッチャンの余興は続く。
道場に今度は巨大なサンドバッグを用意した。
「240キロ・・・超特大のサンドバッグじゃ」
でっか・・・!!
大きさだけでいえば縦も横も野見宿禰よりも上か・・・?
か、加藤は入ってない・・・よな!?
「ごらんのように『廻し』は付けてない。
さて・・・この巨大漢を・・・
第二代野見宿禰ならどーするね」
加納興奮ッッ!!
すでにワクワクが止められない・・・ッッ!!
野見宿禰と吊るされたサンドバッグ・・・
こうしてみると、高さでは野見宿禰がやや上か。
吊るされてる状態で五分・・・宙に浮いてる数cmだけ野見がデカい。
「『廻し』がなくとも角力(すもう)は取れる。
ただ・・・」
言葉半ばに、野見宿禰はサンドバッグに抱きついた!!
「ちょっとアブなくなる」
く・・・ッ!可愛いだと!?
野見宿禰、顔が可愛いな( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
それにしても、アブない・・・とはどういうことなのか!?
廻しの無い相撲は、そんなに危険なものなのか?
ガッ!!
サンドバッグを掴んでいた両手に力が込められる!!
一瞬にしてサンドバッグにシワが・・・
ミシ・・・ミシ・・・
何という握力か・・・!!
「なッ!」
思わず声をあげる御老公。
サンドバッグを掴み、握り締めるという行為の果てに、
完成したのは廻しだった。
廻しが無ければ、創作ればいい・・・ッッ!!
「スゥ~~・・・・憤ぬッッ!!」
ちょwww
野見宿禰はサンドバッグを抱き込むかのように自身の懐に引きこむ!!
勢いでサンドバッグを吊るしていた鎖がブチギレ、サンドバッグにいたっては、見たことのないようなクビレが出来ている!!
「『鯖折り』か・・・ッッ!!!」
規格外すぎる鯖折りww
クビレが出来ただけ、中身は上下に逃げる。
するとどうなるか?
サンドバッグの皮を圧迫・・・!!
メリ・・・プチッ・・・!!
爆ぜ・・・
加納が予見した通りの事が程なくして起こった。
バシュッ!!!
圧迫に耐え切れず、サンドバッグは破裂・・・
中身が噴出した。
バキの中でもサンドバッグは度々登場したが、鯖折りで破壊した奴はいないだろう。
しかも、こんな巨大サンドバッグをだ・・・
「オイオイスクネクン」
!?この声は・・・
「器物破損ダ・・・立派ナ犯罪ダゼ」
現れたのはミスター・アンチェインことビスケット・オリバ!!
廻し姿・・・やる気満々ってとこか・・・
なんか・・・しばらくみないうちに・・・痩せた・・・?
と、思って画像検索したらそうでもなかった。
うーん、その時々でデカさがちゃうのでなんともw
しかし、野見宿禰を前にしたら、きっとチビなんだろうなぁ。。
オリバって180cmちょいだっけか?
勝負にならない気がするが・・・頑張ってくれたまえ!
次回第13話に続く!!
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