ハンターハンターネタバレ No.385「警告」あらすじ&感想

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■HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)
No.385「警告」

HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)385話ネタバレ!あらすじ&感想です!

 

ツェリードニヒはついに”絶”の修行に取り掛かった。

念を教えるテータにとって、千載一遇のチャンス・・・!

絶の状態であれば・・・というより、絶状態の時しか手が出せない・・・!

 

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今のツェリードニヒは自分の意志に関わらず守護霊獣が常に動向を見張っている。

その存在は当然ながら宿主であるツェリードニヒを守るために行動するだろう。

 

守護霊獣の能力は解らない・・・

だが、確実にヤバイことだけは雰囲気から伝わってくる。

 

守護霊獣の前で、おかしな真似は出来ない・・・

ならば、術者に絶を使わせ、オーラを完全に閉じた状態に導き、

一時的にも守護霊獣の存在を消すほかないわけだ。

 

テータはツェリードニヒに絶を教えるという名目で、彼を始末するつもりだ。

だが、果たしてそんなに上手くいくものなのか・・・?

 

・・・・・

・・・

 

8日目(日曜日) PM7:35

晩餐会の真っ只中、1004号室では絶の修行が始まっていた。

 

テータの絶修行は、基礎をすっ飛ばした本格的なもののようだ。

目を閉じ集中する・・・視覚を奪った分、聴覚が研ぎ澄まされる。

 

そんな状態で会話を交えながら絶を続けるのは、かなり難易度は高いみたいだな。

 

「どんな物音や問い掛け、ハプニングにも動じないで”絶”を続ける。

 その状態での60分は、とても長く感じるはずです」

 

ツェリードニヒは、目を閉じ集中し始める。

 

「左肩・・・!何かついてますよ」

 

テータの言葉に反応してツェリードニヒの左肩からオーラが漏れる。

勿論何もついてなどいなかった。

言葉により反射的に反応してしまったのだろう。

 

「ちょっとそれ、ズルくねーかテータちゃんよ」

「敵はもっとシビアに攻めますよ?」

 

「・・・」

「?・・・何か?」

 

「いや、何でもない。集中ね」

 

ツェリードニヒの背後に守護霊獣が浮かび上がる。

彼の内包しているオーラは凄まじい。

それ故に絶が解ければ、すぐさま守護霊獣が姿を現してしまう。

 

ツェリードニヒを仕留めるならば、より速やかに確実でなければならない。

つまり、多少の物音や気配の変化で王子の絶が解けるようでは、とてもじゃないが仕掛けられないのだ。

 

しかも、テータは王子の完全な絶により、オーラを0にするだけでは不十分とし、

守護霊獣が余力を残して消えたことも考慮して、最低でも絶状態40分以上の維持を条件にしているようだ。

 

テータはコップをわざと落とし、ガシャーン!と物音を立てた。

その音に部屋の外を見張っていた警護が慌てて部屋の中を覗く。

 

「王子!?」

「何でもない」

「王子の修行中よ。邪魔しないでちょうだい!」

 

とはいうが、彼らも当然の反応をしただけだがな・・・

 

「まあ彼等の介入も修行の一部としましょうか。

 この調子だと、彼等関係なく”絶”は長続きしませんしね。

 さあ・・・もう一度やり直しです」

 

「・・・ああ。今から何してもらってもいいぜ。本気出すわ。

 もうお前が、そこで泡吹いて、のたうち回っても、毛穴一つ開かねェから安心しろ」

 

ツェリードニヒのスイッチが入った。

こうなった時の彼の集中力は凄まじい。


 


ツェリードニヒが集中を始め、程なくして守護霊獣は姿を消した。

静かだ・・・見る限り完璧な絶・・・!!

 

テータはビー玉ほどの大きさのオーラを飛ばし、ツェリードニヒの額の前で弾かせる。

瞬間的にツェリードニヒの前髪が揺らめく。

 

絶状態は維持されている・・・

一瞬目を開き、不敵な笑みを浮かべ再び目を閉じた。

 

・・・・

・・・

 

それからどれほどの時が経ったのか。

テータが動き出す。

 

拳銃を取り出し、ツェリードニヒとの距離を詰める。

 

その時だった!!

 

『皆様、突然の放送、大変失礼いたします』

 

館内放送だ。

瞬間的に歩を止めるテータ。

ツェリードニヒは目を閉じたまま・・・絶に変化なし。

 

凄まじい集中力だ。

 

放送の内容は、晩餐会にてセンリツたちのサプライズ演奏を知らせるものだった。

 

(素晴らしいです王子・・・非の打ちどころのない”絶”・・・

 この才能を他人の為に使える人格者であれば・・・)

 

『まずはセンリツ氏のフルート演奏からです。それではお聞き下さい』

 

(せめて一撃で楽にして差し上げます)

 

テータがツェリードニヒに向け銃を構える。

はずしようのない至近距離・・・真正面から額を目掛けて・・・

 

ドンッ!!

 

(そして私もすぐ後を・・・)

 

テータの銃撃は見事にツェリードニヒの額を打ち抜いた。

血が吹き飛び、脳漿が飛び散る・・・

そしてそのまま後ろに倒れこんだ・・・

 

瞬間テータの目の前には花畑が見えた。

とても美しい光景に目を奪われる・・・

センリツの念能力によるものだ。

 

「!・・・」

 

気がついたテータは困惑した。

たった今、目の前で撃った王子の死体が、目の前から消えているのだ。

それどころか、血のあとさえもない。

 

「王子!!今の銃声は!?」

「テータ!!動くな!!」

 

流石に銃声だと外の警護も慌てて入って来るか。

 

テータは両手を掲げ、無抵抗を示す。

 

(なぜ・・・!?王子の能力!?

 いいえ!!王子は”絶”で・・・)

 

「修行の一環だ。問題ない」

 

テータの背後にツェリードニヒが立っている・・・

無事も無事・・・傷痕の一つもない。

 

(バカ・・・な)

 

「どうだい?テータちゃん、オレの”絶”。

 銃声にも全く動じなかったろ?」

 

確かに殺したはずだった。

脳天をぶち抜いたのも、そこに倒れたのも目撃している。

 

念能力・・・というのも絶状態から発動したとは考え難い・・・

となれば、ツェリードニヒが”絶”状態にあったと思い込む幻想をテータが見せられていた可能性がある・・・か?

 

テータが撃ったのは幻の王子という可能性は十分ありえるかもだな。

絶状態にあった・・・というのも含め幻。

 

動揺しまくりのテータ・・・

思わず膝から崩れ落ちた彼女に顔を寄せる守護霊獣・・・!!

 

物凄い形相でテータを睨みつけている・・・!!

噴出す汗・・・緊張感が走る!!

 

『次ニ王子ノ質問ニ偽リデ答エレバ、オ前ハ人間デナクナル』

 

そう警告した念獣・・・テータは意識を失い、倒れてしまった。

 

一方で、警護たちはツェリードニヒに、ある懸念を報告していた。

 

「時間が飛んでる・・・?」

 

銃声が室内で聞こえ、踏み込もうとした瞬間、美しい風景が目の前に広がり動けなくなったこと・・・

恐らく原因は放送で流れていた演奏ではないか・・・と。

 

センリツの正体までバレちまったな・・・

まぁ覚悟の上でのことだったんだろうけど・・・

 

「そいつ、ここに呼んでくれ『招待』って名目でな」

「『招待』・・・ですと、招致命令とは違い、あちらに拒否される可能性がありますな」

 

「まずは様子見だ。イエスかノーかで推察出来る事情もある」

 

仲間の警護に運ばれていくテータを見送るツェリードニヒ・・・

こりゃもう彼女の思惑に気付いてる感じなのかねぇ。

 

それでも早々に殺さないのはテータには利用価値があるってとこか。

自分の能力把握や修行のためにもな・・・。

 

・・・・・

・・・

 

「信じていいんだなァァァア!?テータちゃぁぁぁあああん!!!!」 

 

蛆虫にツェリードニヒの顔が張り付いた化物の悪夢に目を覚ますテータ。

 

「お、早いな」

 

ベッドの傍らには相棒のハンターが付き添っていた。

 

「今何時!?」

「大丈夫だ。15分も寝てねェよ。

 ・・・テータ、もういい。後はオレがやる」

 

相棒のその言葉が意味する事を、彼女はまだ理解は出来なかったが、

彼がそう申し出たのは自然な事かもしれない。

”それ”を目の当たりにすれば至極当然・・・

 

「お前はもう休め」

「・・・何言ってんの?今さら後に引けないわよ・・・!」

 

男から渡された手鏡で自分の顔を見て、その言葉の意味を思い知るテータ。

 

彼女の美しい顔・・・左半分に醜く、ただれたような傷が出来ている。

 

「・・・王子の守護霊獣ね・・・」

「ああ。最初の嘘で傷のマーキングをして、次に言葉と記で警告する。

 警告に反すれば、死より残酷な罰が待ってるはずだ・・・!」

 

間違いないな・・・。

 

「でもっ!このままじゃ・・・!!」

「わかってる・・・だからこそ冷静に考えろ。

 なぜ王子の守護霊獣は、反逆者をこんな回りくどい方法で生かしておく?

 決まってる。理由は一つだ。

 

 王子の手駒に加えるため・・・!

 『人間じゃない何か』に変えてな・・・!!」

 

「・・・」

「お前が今動けば、王子が有利になるだけだ。

 オレに任せて、お前は休め・・・!

 必ず何とかするさ」

 

「・・・どうやって?」

「・・・それを休んでる間に考えてくれ」

 

「だと思ったわよバカ・・・!」

 

早く何とかすべきなのは解るが、ここまで成長してしまった今、

二人には荷が重過ぎるだろうな・・・触らぬ神に祟りなし・・・そんな気がする。

 

しっかし、クモ縛りのクラピカじゃあツェリードニヒ相手にゃ厳しそうだな・・・

そもそも対決があるのかも解らんが・・・

 

次回に続く!!


 

 

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