【ネタバレ】HUNTER×HUNTER No.382「覚醒」【漫画感想】

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No.382「覚醒」

それぞれの思惑が交錯する船内・・・

新たな波乱の予感・・・

 

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第9王子・ハルケンブルグが部下と共に訪れたのは王の間へと続く関所。

毎朝、王に手紙を届けるのがどうやら日課のようだ。

 

だが、今日は手紙を届けに来ただけではないようだ。

 

「動くな」

 

銃を国王軍らに突きつけるハルケンブルグと部下達。

どうやら国王軍が王子に気を許し、銃を下ろすのを待っていたようで、

4日目にしてようやくそれが適ったようだな。

 

王子の中でも、割とまともなハルケンブルグだからこそ、4日という短期間で警戒を解くことが出来たのであろう。

 

第9王子は、銃を握ったまま、一人王の間へと進む。

なんとしても、この馬鹿げた儀式を止めたい・・・その一心か。

 

豪華な部屋の一番奥に、背を向けた状態で座る王・・・

その王に銃を突きつけるハルケンブルグ・・・撃つ覚悟があるということか。

交渉次第では・・・!

 

「手遅れだホイ」

「いや、間に合う」

 

「儀式に同意したホ?」

「殺し合いだとは聞かされていない!!」

 

ハルケンブルグの言い分も尤もだが、王いわく、後から知る事実に対応する力もまた、

王の資質だという。

それは継承戦の最も重要なプロセスの一つだと。

 

ハルケンブルグは問答無用で王に選択を迫る。

今すぐ継承戦の中止を宣言するか・・・撃たれるか。

二つに一つ。

 

「継承戦は既にワシの手を離れて動き出したホ。

 ワシに出来る事は、もうないのだホイ」

 

「『やめる』と言ってくれればそれでいい」

「断る!お前の・・・お前達の継承戦だホイ。

 人に頼むな!!お前が行動するのだハルケンブルグよ・・・!!

 口先だけの偽善程、醜悪なこのは無いホイな・・・?」

 

「・・・」

 

覚悟は決めたつもりではいても、父親を殺すとなれば、やはり躊躇いも生まれるか。

だが、僅かな時間で本当の覚悟は決まった。

 

「革命により、僕が王となり、継承戦を・・・止める!!」

 

さよなら、父さん・・・!!

 

ハルケンブルグは引き金を引いた。

 

「・・・・!!」

 

目の前だ・・・1mにも満たない至近距離から、頭を狙って撃ったはずなのに・・・

銃弾は王に命中せず、宙に留まっている・・・!

 

王はおもむろに、その銃弾を掴む。

 

「見事な腕ホ・・・だが、殺す気ならば必ず3発撃てホイな」

「・・・」

 

驚愕して言葉が出てこないハルケンブルグ。

 

王はすでに儀式の一部・・・

役割があり、それが終わるまでは死ぬ事も許されない・・・!

 

「ヌグイ!」

「は」

 

王が執事のような男を呼びつける。

その男から、今のハルケンブルグの行動等は、最初から極秘演習として組み込まれており、何ら罰則等は無い事が告げられた。

 

「・・・全て想定内・・・ということか。

 (ならばこれは・・・?)」

 

ハルケンブルグは自らのこめかみに銃口を押し当てる!

 

ドンッ!!

 

自殺・・・!!

 

「・・・!!」

 

ハルケンブルグは無事・・・!!

奇しくもハルケンブルグに憑いた念獣が、自殺を阻止したのだ。

 

「お前の念獣もワシと同じ考えらしいホ。

 目は醒めたホイか?」


 


王はハルケンブルグに『トロッコ問題』を投げかけた。

 

線路上に、国民と兄弟王子・・・その2択とでも言いたいのか?と問い返すハルケンブルグ。

 

「2択?ホホホホホ。お前らしくもない。

 正常に頭が働いていない証拠ホイな。

 残すべきは国!!国民の命に決まってるホ!!

 

 問題は『誰が』!!

 レバーを引くかホイ!!」

 

国を残すためならば、自らの子でも殺し合わせ、王に相応しい者を選ぶ・・・か。

 

「業を負わねば王にはなれぬ。

 王にならねば、国は変えられぬホイ・・・!!

 王などいらぬと、王になってから言えホ・・・!」

 

・・・・・

・・・

 

その頃・・・

 

『シカク!!シカク!!応答せよ!!』

 

第1王子私設兵シカクは、第1王子からの通信で目を覚ました。

このシカク、第9王子ハルケンブルグの護衛についているはずだが、

どうやら王子の念獣の攻撃を受け、気絶していたようだ。

 

ハルケンブルグが王を殺しに向かい、失敗した事・・・

現状の説明を受けるシカク・・・

 

計画は失敗した。

しかし、それでハルケンブルグは腹を括った。

これが何を意味するのか。

 

ハルケンブルグの守護霊獣の念能力は強化系・相互協力型の能力。

羽の刻印を持つ者が王子に多く集まるほど、個々のポテンシャルを高めあうというもの。

そして、それらの集団が互いに意志を統一した時、あらゆる念能力の中でも最大級になるのだ。

 

『ハルケンブルグは覚醒し、全力で継承戦に臨むだろう。

 排除の最優先だ・・・!!奴の能力を入手せよ!!』

 

迫るハルケンブルグと部下達を前に、シカクは念能力『遊戯王(カルドセプト)』を発動!

第1王子の口ぶりから、能力を奪う能力なのだろう。

 

だが、ハルケンブルグもすでに攻撃態勢に入っている。

束ねた臣下のオーラを身に纏い、それは強力無比な鎧になり、そして矢となる。

 

ハルケンブルグ自らのオーラを弩に変え、矢に意志を込める!!

 

シカクは目の前にカードの様なオーラを発現!

成程・・・念能力を直にそれで受け、自分のモノにするわけか。

 

ハルケンブルグの放った矢は、敵のあらゆる防御を貫き、その肉体から『意志』を奪う。

その代償は臣下一人の肉体・・・!

突然倒れる臣下一名・・・!

 

だが、撃ち抜かれたシカクは、忠実なる僕へ!!

一度放たれた矢は、迎撃防御不可能の対個人戦闘において必勝の能力・・・!!

やばすぎる・・・!!

 

・・・・・・

・・・・

 

クラピカはハルケンブルグの強大なオーラのうねりを感じていた。

これを感じたのは二度目・・・

 

正確な日時と、おおまかな方向を把握しておく必要性を感じている。

それほどまでに強力無比・・・太刀打ちなど出来ないほどに・・・

 

念のレッスン中に暴れる静かなる暗殺者とは逆に、こちらは声高に威圧している。

何も知らない者にとっては脅威でしかないだろうな・・・

 

クラピカにも心の動揺が伺える・・・

しかし、無力感は己の念に悪影響しか与えない・・・!

持久戦の敵は、まさに己自身・・・!!

 

そんな最中、第8王子サレサレが自らの兵によって殺された。

恐らくウショウヒの念能力によるものなのだろうが・・・

 

そして・・・

出航8日目・・・PM8:00

晩餐会が開始された。

 

次回に続く!!


 

 

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