■ゲゲゲの鬼太郎
第20話 「妖花の記憶」
今回もまなちゃんのぐへへ回かよー!
毎回妖怪に襲われすぎやろ!
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20話あらすじ前編
まなちゃんのママんのおばさんが入院したらしく、お見舞いにやってきたまなちゃん。
90歳のばあちゃんにしては美人だな!
まなちゃんの家系は美人揃いの予感(((( ;゚д゚)))
何処となく漂う幻海師範感w
そんな元気そうな婆ちゃんからの頼まれごと。
花を見てきてほしいとのこと。
花・・・ねぇ・・・
・・・・・
・・・
一方その頃・・・
鬼太郎たちは、例の”ナナシ”について調べていた。
しかし、その名が示す通り、名が無いのであれば調べようがない・・・
そんな折、ねこ姉さんが差し入れを持ってやってきた。
相変わらずのツンデレっぷりw
目玉のオヤジ殿は、ねこ娘にまなちゃんと連絡はとってるのか?と訪ねる。
彼女はこれまで、度々ナナシの事件に巻き込まれているゆえ・・・
気にかけておくべきだという。
すると、噂をすれば何とやら。
まなちゃんから、ねこ娘にLINEが・・・
どうやら婆ちゃんの家の”花”の写メを送ってきたようだ。
家のいたるところに生えている赤い花・・・
ネットでいくら調べても何の花か解らないという・・・
ママンも図鑑で調べたことがあるようだが、解らなかったそうだ。
お盆の時期になると、咲くんだってさ(((( ;゚д゚)))
そんな話をしていると・・・
部屋の隅に古い写真を見つけた。
やはり若い時の婆ちゃんは、かなりの美人だな。
隣に映っているのは婆ちゃんの恋人だった人みたいだ。
結婚の約束もしていたのに、ある日姿を消してしまったそうだ。
婆ちゃんは、”すぐ戻る”と言って行方知れずになったその男性を、
ずっと待ち続けたようだが、ついに戻って来る事はなかったそうだ。
以来ずっとひとりぼっちで今に至るそうだ。
若干可哀想だな・・・
勝手にいなくなった男も悪いとは思うが、戦時中だし、何かあったのかもしれないね・・・
ママンから話を聞いていると、ねこ姉さんから連絡が・・・
・・・・・
・・・
まなちゃんが外に出ると、ねこ娘と鬼太郎の姿があった。
どうやら、彼女が送った花の写真を見て、鬼太郎が気になったそうだ。
花の正体は妖花・・・妖気や霊力を受けて咲く花・・・
鬼太郎いわく、邪悪な気配は感じないそうだが・・・
南の方から来てるそうだ。しかもかなり遠方の・・・
鬼太郎たちは真相を突き止めるために南に旅することに。
その旅にまなちゃんも同行を決めた。
・・・・・
・・・
翌朝・・・
どうやら、このハマグリの船で向かうようだぞ(((( ;゚д゚)))
鬼太郎たちは日本を飛び出し、ひたすら南下!
赤道を越えた辺りの島に上陸した。
その島の崖の上に、日本語で慰霊碑と刻まれた石碑が・・・
20話あらすじ後編
太平洋戦争の戦没者の慰霊碑・・・
この島で戦い・・・亡くなった人々の名が刻まれているのか。
70年以上前の戦争の歴史を目の当たりにするまなちゃん。
鬼太郎たちはその時代も見て来ているようだな・・・
森を突き進むと、開けた場所に出た。
どうやら日本の企業が森の木々を伐採しているようだ。
鬼太郎は現場監督らしき男に、花の情報を聞こうと、写真を見せた。
すると男は血相を変えて、怯え始めた。
僕のせいじゃない。僕のせいじゃない・・・と繰り返し、ガタガタ震えている。
こりゃ何か知ってそうだな・・・
ここぞとばかり商売をはじめるねずみ男。
心霊相談ってw
まぁ・・・手っ取り早く話を聞き出せたのはよかったが・・・
男の話によれば、あの花を見つけて以来、毎晩ずっと”とても恐ろしい音”がするそうだ。
・・・・・
・・・
夜・・・
まなちゃんは一人トイレのために森の中へ・・・
すると、さっそく変な音が聞こえてきた・・・
草木をわける音・・・
地面には足跡がくっきり・・・
だが、人の気配はない・・・
ざわめきはじめる木々に、プロペラ音・・・
こりゃ・・・戦争の記憶が残ってるのかな・・・
同じ頃、異変は鬼太郎たちにも起こっていた。
人々の悲鳴・・・銃声・・・戦争の音だけが辺り一面から聞こえてくる。
現場作業員の話によると、ご神木に手を出した結果、こうなったそうだ。
・・・・・・
・・・
一方、パニック状態のまなちゃんは、森の奥深くまで橋って逃げているようだ。
どうも見えない何かに追いかけられているようだ。
足跡だけがくっきりついてくる・・・
最初は怯えていたまなちゃんだったが、足跡は別に何もしないと解ると、
その得体の知れない何かとコミュニケーションを試み始めた。
さすが妖怪で免疫ついてるだけあるわぁ・・・
まなちゃんは足跡にいざなわれるように森を進むと・・・
巨大な一本の木へと辿り着いた。
これがご神木なんだろうな・・・
木の周りには例の赤い花も無数に咲いている。
鬼太郎たちも合流・・・
御神木の根本には、日本兵の亡骸がごっそり・・・
現場監督は、この事を本社に報告したそうだが、本社は神木を切るようにと命令。
亡骸も捨ててしまえと命じたそうだ。
なんてヤツだ。
この島の精霊たちは、亡骸を哀れみ、音を出してこの木を守っていたようだ。
まなちゃんは精霊にお礼を言うと、精霊たちは姿を消した。
鬼太郎は、根元に眠る亡骸の中に、妖花を生み出したものを発見した。
それは手紙・・・
まなちゃんの婆ちゃん宛てのものだった。
なるほどな・・・
つまり、婆ちゃんの恋人は、ここで亡くなったんだな。
さっきまなちゃんをここにいざなったのも、婆ちゃんの恋人・・・
まなちゃんに恋人の面影を見たのかもしれないね。
伝えられなかった想いが妖花を咲かせ、遠い日本まで届いていたのか。
ここにきて、初めて戦争を実感したまなちゃん。
・・・・・・
・・・
その後、手紙を持ち帰り、婆ちゃんへ届けた。
手紙には彼が消えた理由が書かれていた。
どうやら彼の両親に結婚を反対されていたようだ・・・
反発した結果、親に無理矢理入隊させられ、戦地へ送られてしまったという。
切ないなぁ・・・
でも、この事実を知る事が出来て、婆ちゃんはよかったかもな・・・
ちなみに、まなちゃんの夏休みの自由研究の題材は、
戦争と平和についてになったのは言うまでもない。
次回に続く!
次回予告
次回は、ねずみ男回ですか・・・反省しねぇなあぁ
楽しみだぜぇ!!
楽しみだねw
次回 第21話 「炎上!たくろう火の孤独」お楽しみに!
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