【ネタバレ】鬼滅の刃 第118話 「無一郎の無」【2018年/33号】

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第118話 「無一郎の無」

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第118話 「無一郎の無」ネタバレあらすじ

時透の過去

時透が炭治郎の姿に重ねていたのは、父親の姿だったようだ。

彼の父もまた、炭治郎と同じように赤い瞳を持っていたようだ。

同じ血族と考えるべきなんだろうな・・・

 

時透の父親は杣人(そまびと)・・・所謂きこりだったそうだ。

息子である時透も、必然的にその手伝いをしていたそうだ。

 

戦えるのか!?

玉壺の水の檻は脱した・・・

溺死は免れたとはいえ、消耗は激しそうだ。

加えて、金魚の攻撃で全身に刺さった針・・・

 

抜きは出来たが、痺れが酷い・・・

必然的に思考も後ろ向きになる・・・

 

(杓子定規に物を考えてはいけないよ無一郎。

 確固たる自分を取り戻した時、君はもっと強くなれる)

 

時透の頭をよぎる、お館様の顔と言葉・・・

 

「こ・・・小鉄くん」

 

瀕死の時透の傍らに倒れる血まみれの小鉄・・・

彼に寄り添い、膝枕をする時透・・・

 

そんな二人を背後から狙う影!!

 

斬ッ!! 

 

背後から迫ってきたのは、小鉄を刺した金魚だった。

時透の斬撃が、コレを一撃の元に屠り去る!!

 

「ゲホッ!ゲホッ!!」

 

小鉄の思い

時透は、肺の痛みに苦しんでいた。

玉壺の水が、肺に入ったせいのようだ。

 

この痛みからか、肺炎で亡くなった母を思い出す時透。

風邪をこじらせた結果のようだ・・・

 

そして、父親もまた、母を助けようと薬草を取りに行って、崖から落ちて亡くなったようだ・・・

普段なら恐らく問題はなかったのだろう。

だが、その日は、嵐だったという・・・

 

「時透さん・・・お、俺のことはいいから・・・鋼鐵塚さんを・・・助けて・・・

 刀を・・・守って・・・」

 

時透の両親が死んだのは、彼が10歳の時だった。

10歳で一人になった・・・いや、一人になったのは11歳の時だった。

 

時透には、双子の兄がいたのだ。

 

兄の有一郎は冷たい男だった。

 

「情けは人のためならず。誰かのために何かしても、ろくなことにならない」

「ちがうよ。人のためにすることは、巡り巡って自分のためになるって意味だよ。

 父さんが言ってた」

 

「人のために何かしようとして死んだ人間の言うことなんてあてにならない」

「何でそんなこと言うの?父さんは母さんのために・・・」

 

「あんな状態になって、薬草なんかで治るはずないだろ。馬鹿の極みだね」

「兄さんひどいよ・・・」

 

「嵐の中を外に出なけりゃ、死んだのは母さん一人で済んだのに」

「そんな言い方するなよ!!あんまりだよ!!」

 

「俺は事実しか言ってない。うるさいから大声出すな。猪が来るぞ」

 

姿形は瓜二つの二人だったが、有一郎と無一郎は性格が真逆のようだ・・・


 


無一郎の無

「無一郎の無は”無能”の”無”。

 こんな会話意味が無い。結局過去は変わらない。

 無一郎の無は”無意味”の”無”」

 

兄は言葉のきつい人だった。

記憶のない時の僕は、何だか兄に似ていた気がする。

 

兄との二人暮らし

両親を失った二人は、必然的に一緒に暮していたが、

その生活の日々は、無一郎にとって、息が詰まる日々だった。

無一郎は、兄に嫌われていると思っていたし、兄を冷たい人だと思っていた。

 

春になり、二人を女性が訪ねてきた。

お館様の御内儀・・・つまり産屋敷耀哉の奥方にあたる女性だ。

 

無一郎は、彼女を一目見たとき、そのあまりの美しさに、白樺の木の精だと思ったほどだという。

 

だが、ここでもまた口の悪い兄・有一郎がでしゃばり、

暴言を吐き散らかし、あまね様を追い返したそうだ。

 

感情の爆発

あまね様は、二人をスカウトに来たのか、彼らの子孫の話をしたようだ。

二人の子孫は剣士であり、はじまりの呼吸である『日の呼吸』の使い手だったようだ。

 

子孫の話を聞いて、気持ちが高揚する無一郎とは逆に、有一郎は冷め切っていた。

 

「知ったことじゃない。さっさと米を研げよ」

「ねぇ剣士になろうよ!鬼に苦しめられてる人たちを助けてあげようよ。

 僕たちなたきっと」

 

ドンッ!!

 

無一郎の言葉を遮るように、有一郎は力任せに大根にナタを振り下ろす。

 

ドンッ!ドン!!ドン!!!

苛立ちを大根にぶつける有一郎・・・言葉を失う無一郎。

 

「お前に何ができるって言うんだよ!!」

 

感情を爆発させた有一郎。

 

「米も一人で炊けないような奴が剣士になる?人を助ける?

 馬鹿も休み休み言えよ!!本当にお前は父さんと母さんそっくりだな!!

 

 楽観的すぎるんだよ!!どういう頭してるんだ!!

 具合が悪いのを言わないで働いて、体を壊した母さんも、

 嵐の中、薬草なんか採りに行った父さんも!!

 

 あんなに止めたのに・・・!!

 母さんにも休んでって何度も言ったのに!!

 

 人を助けるなんてことはな!!選ばれた人間にしかできないんだ!!

 先祖が剣士だったからって、子供の俺たちに何ができる?

 

 教えてやろうか?できること!!

 俺たちにできること!!

 犬死にと、無駄死にだよ!!父さんと母さんの子供だからな!!

 

 結局はあの女に利用されるだけだ!!

 何か企んでるに決まってる!!

 この話はこれで終わりだ!!いいな!!

 さっさと晩飯の支度をしろ!!」

 

有一郎の気持ちも・・・解らないではないか・・・

自己犠牲をいとわない父と母・・・その結果、命を落としては、

考え方がそうなってもおかしくは無いか・・・

 

無一郎たちは口を利かなくなった。

ずっと家へ通ってくれるあまね様に兄が水を浴びせかけた時、一度だけ喧嘩をした。

それっきり・・・。

 

いつしか季節は流れ、夏が来た。

 

兄の本心

その年の夏は、とてつもなく暑く、二人はずっとイライラしていた。

夜も暑く、戸を開け放して寝ていたら、鬼が入ってきた。

 

最初に襲われたのは兄だった。

腕を切断され苦しむ兄・・・

 

「うるせぇ!うるせぇ!!騒ぐな。

 どうせお前らみたいな貧乏な木こりは、何の役にも立たねぇだろ。

 いてもいなくても変わらないような、つまらねぇ命なんだからよ」

 

目の前が真っ赤になった。

生まれてから一度も感じたことのない、腹の底から噴き零れ出るような、

激しい怒りだった。

 

その時の事は記憶にないそうだ。

途轍もない咆哮が、まさか自分の喉から、口から発せられていると思わなかった。

 

気づけば、鬼は死にかけていた。

 

鉈・釜・斧・鋏・熊手・杭・・・・

 

ありとあらゆる農具を駆使し、鬼を切り刻み、岩で頭を押し潰し、感情の限りをぶつけていた。

頭を潰しても鬼は死なず、苦しんでいたようだが、朝日を浴びて塵になった。

 

すぐにでも兄の下に駆けつけたかったが、戦いを終え緊張の糸が切れたのか、

積み重なったダメージが無一郎を襲い、兄のいる小屋まで、中々進めなかったようだ。

 

無一郎が家に辿り着いた時、兄はまだ生きていた。

 

「・・・神、様・・・仏・・・様・・・どうか・・・

 どうか・・・弟だけは・・・助けてください・・・

 弟は・・・俺と・・・違う・・・心の優しい・・・子です・・・

 人の・・・役に・・・立ちたいと・・・いうのを・・・俺が邪魔した・・・

 悪いのは・・・俺だけ・・・です・・・

 

 バチを当てるなら・・・俺だけに・・・してください・・・

 わかって・・・いたんだ・・・本当は・・・

 無一郎の・・・無は・・・・・

 

 ”無限”の”無”なんだ

 

死の間際・・・兄の本心を聞いた無一郎は涙を流し、それを受け止めた。

そして、ボロボロの体で這って兄の下へ・・・

 

わずかでも・・・死の前にその手を握れたと思いたい・・・

 

(お前は、自分ではない誰かのために、無限の力を出せる選ばれた人間なんだ)

 

時透無一郎・・・小鉄の死を目の当たりにし、感情を爆発させる・・・!!

その額には、炭治郎のように痣が浮き出る・・・!!

今こそ、日の呼吸で玉壺を打ち破れ!!

 

次回に続く・・・!!

 

第118話 「無一郎の無」感想

時透君の過去も壮絶だったなぁ・・・

覚醒した今なら、きっと勝ってくれると信じてるぞ!!

 

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