【ネタバレ】バキ外伝 疵面(スカーフェイス) 第56撃「無題」【漫画感想】

■バキ外伝 疵面(スカーフェイス)
第56撃「無題」

突如、謎のゴロツキ集団に襲撃された藤木組の幹部たち!

花山薫は、いち早く異変を察知し、襲撃犯を追うが・・・

 

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街中での銃撃事件・・・警察や救急班でごった返す現場・・・

実行犯は来るまで逃走・・・未だに発見には至っていないようだ。

犠牲者は8名・・・いずれも藤木組のようだ。

 

・・・・・

・・・

 

この事態に、藤木組総本部に集まった幹部連中。

その中には警視庁組織犯罪対策部暴力団対策課警部補・岡本タツミ(50)もいた。

 

幹部たちは、花山薫が捕まらずに困惑しているようだ。

 

「ウンそりゃ・・・木崎に任せるしかない・・・ッと・・・」

 

五代目藤木組No.8直参幹部三代目極紋一家総長・中村寅将(56)は語った。

五代目藤木組二代目清水組若頭二代目池鳶組々長・鷹雲浩一(47)も、それで納得した。

 

「幸い・・・大親分は持ち堪えてくれてるが・・・」

 

そう語るのは、五代目藤木組No.4直参幹部十代目安東会々長・内藤義久(48)。

助かったのかよ(((( ;゚д゚)))

 

「こういう状況だ・・・池鳶の親分。

 こうなったらもう・・・引退なんて言ってられませんよ・・・」

 

引退を表明していた車イスの池鳶の親分。

そうは言われても・・・と、いった面持ちか。

 

「おお・・・ッ!その通りだ!

 若頭もだが、組長代行もやってもらわにゃ」

 

と、No.8も便乗。

 

「お願いしますッ」

「頼ンます」

 

No.4とNo.8からの熱い御指名。

 

「ありがてェが・・・そいつはムリだな」

「ええッ!」

 

本家の若頭などという大役を務めるには、自分には荷が重い・・・ということなのか?

 

「この上なく名誉なことさ。

 だからこそ・・・汚したくねェのさ・・・

 みろ・・・ッ!儂ァこのザマだ。そんな重責は果たせねェよ」

 

「イヤ・・・池鳶さんしかいませんよ・・・」

「頼ンます」

「これはもう、仕方ないかと・・・オレからもお願いします」

 

No.4とNo.8に加え、直属の身内である、若頭二代目池鳶組々長・鷹雲浩一からも言われてしまい困惑する池鳶。

 

「・・・えらいことになったな・・・」

「ムリ言ってすんません・・・」

「頼ンます」

 

その様子を黙って見守る警部補・岡本タツミ。


 


藤木組総本部をあとにしてしばらくして・・・

岡本に着信が・・・

 

『よォ・・・岡本さん、無事かい?』

「ああ・・・八つぁんは、まだそちらに逗留ですか・・・」

 

岡本と電話で話をするのは、警視庁組織犯罪対策部 暴力団対策課々長・八代謙吉(55)。

 

『いや、ボチボチ引き揚げかな』

 

八代は乱射の現場にいた。

警視庁参事官警視正・園田盛雄(55)と共に現場の惨状を目の当たりにし言葉を失っている。

 

しかし今回の襲撃事件・・・

誰が一番喜んだのかを考えた時・・・

真っ先に浮かんでくるのが清水組の池鳶だ。

 

本人は上に立つ事を、あくまでも拒否する素振りはしていたものの、

結果としては藤木組のトップになったわけだしな。

 

しかし、八代の見解では、池鳶の仕業ではないと踏む。

だが、岡本は違うようだな。

 

「どうでしょうか。極道と呼ばれる連中は皆・・・ケダモノですから・・・」

 

確かに引退をみなの前で口にした状態で、今回の襲撃事件。

引退しようとしている人間が、大親分を襲う理由がない。

つまり誰も池鳶を疑う余地はない・・・と。

 

だが、それが池鳶の狙いだとすれば・・・そう、岡本は深読みしているのかもしれない。

 

・・・・

・・・

 

そんな岡本に忍び寄る黒い影・・・

 

ASSASSINと刻まれたゴルフバッグ・・・アサシンだと!?

その中にはゴルフ道具が入っているわけではなさそうだが・・・

 

岡本が来るのを見計らい、男は路地からでてきた。

 

「本庁マル暴のエース・・・岡本さんですな・・・?」

 

両手をあげ、無抵抗を装う謎の男・・・

Tシャツ半袖・・・何も仕込んでいないアピールか・・・?

 

年齢は5、60・・・白髪の短髪・・・

体つきは、細身だが、かなりの筋肉質・・・

 

「誰だ・・・何の用だ」

 

カチャ・・・カチャ・・・

 

背後からの物音に、振り返ると、清掃員風の男が二人・・・

どちらも不気味さが異常だ・・・

 

岡本は、そっとスーツの前ボタンを外す。

 

「ああ・・・後ろの2人は大丈夫です。

 見てるだけですから・・・終わるまでね・・・」

 

岡本の表情に変化はない。

この挟まれた状況で、変に動揺する事もなく・・・

岡本が、かなりの死線を潜り抜けてきた事を現している・

 

「そういや・・・アンタいつか、花山薫を猛獣と例えたそうだが」

「花山・・・?それが何だ・・・」

 

「猛獣・・・・・・フフ・・・

 その程度ならとっくに殺ってまさァ・・・

 花山はそんな生易しいもんじゃあない」

 

!!・・・殺気・・・

 

ここではじめて岡本の表情が変わった。

額を伝う汗・・・!

 

「花山薫・・・ってのァ・・・」

「動くなッ!!」

 

岡本は叫ぶと共に、右手を懐に突っ込む。

拳銃に手をかけた!

 

しかし、男は歩みを止めない!

 

「もっともっと危険な」

 

岡本が拳銃の撃鉄を引くと同時に、男は背中に仕込んだ刀に手をかける!

すぐに拳銃を出せばいいものの、一瞬ためらいがあったのか、先に仕掛けたのは男だ。

 

背中に仕込んだ刀を抜刀すると同時に、懐に突っ込んだままの右腕に刀を突き刺す!!

さらに、腕に刺したまま、刀を回転させる!!

 

「あァ・・・ッ!!」

 

刀を抜くと、勢いよく血が噴出す!!

 

「クソ・・・!!」

 

ガッ!!

 

その流れから、男は刀を上に向けて振りぬいた。

これは・・・

 

瞬間的に岡本の瞳が血に染まる・・・

まさかそんな・・・

 

岡本の顔が徐々にズレていく・・・

男は岡本の首をはねるでも、正面から叩き割るでもなく・・・

顔面が綺麗に残るように・・・顎のあたりから上に斬りつけた。

 

結果、岡本の顔は・・・マスクのように地面に落ちた。

 

「うげ・・・」

 

思わず声をあげる見物していた清掃員風の男。

そうか。彼等は掃除屋か・・・

 

どの瞬間で絶命したのか、岡本の体は痙攣しながら、バランスを崩す。

アサシンの男は、何事もなかったように刀を振るい、血を飛ばす。

 

「イよっ・・・こらせッ」

 

刀の鞘を拾い上げ、刀を納める。

その顔には、不気味な笑みが浮かんでいた。

 

(笑っちゃあイケない・・・

 イケないんだけど・・・どうして・・・こんなに可笑しいんだろうね・・・)

 

「プ・・・クス・・・プックク」

 

(前後に斬り分けた人間の顔って・・・毎回、笑っちゃうんだよなァ・・・)

 

「じゃ、後はよろしく・・・」

「ハイ・・・」

「ヘイ・・・」

 

いくら人気のない路地裏とはいえ、大の大人一人・・・

どうやって運ぶつもりなのか・・・

掃除屋の車が近くにあるのかねぇ・・・

 

後始末は手馴れたはずの男達だが、やはり嫌なものは嫌だようだな。

ぶつくさと愚痴をこぼしている。

 

・・・・・・

・・・

 

一方の花山薫だが・・・

 

「大将~~~~~~~ッッッ!!!」

 

柴千春がバイクで現れた。

花山から話を聞いて、愕然とする・・・

 

「え・・・く・・・車を・・・?

 追ってたら道に迷った・・・って・・・」

 

見れば裸足である。

というか・・・富士山・・・?

 

「何でもっと早く連絡くれないんスか・・・ッ。

 昨日から捜したっスよもォ・・・

 携帯の電源途中で切れるし、目の前めっちゃ富士山だし」

 

花山薫の虚ろな瞳が物語るのは一体どんな思いなのか・・・

 

次回に続く!


 

 

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