【ネタバレ】HUNTER×HUNTER No.373「継承」【漫画感想】




■HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)
No.373「継承」

暴走する第2王子カミーラ・・・

第1王子を殺す・・・と、正面から乗り込んでいくようだが、

それほどの自信があるということなのか・・・?

 

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「第2王子様、第1王子様暗殺計画犯として拘束します。

 会話は記録しました。一歩でも近づけば撃ちます」

 

カミーラに銃口を向け、警告する第1王子私設兵ムッセ。

 

「そ。撃てば?」

 

カミーラは銃を見ても顔色一つ変えない。

そして警告を無視し、一歩を踏み出す。

 

「!!・・・王子!!止まって下さい!私も撃ちたくはありません!!」

 

ムッセは、一瞬にしてカミーラが念能力者・・・

そして、迎撃型(カウンタータイプ)である事を見抜いた。

 

”絶”でオーラを完全に閉じている事が、念能力者である確たる証拠。

防御力0というリスクを最大にすることで、カウンターの威力を最大限に引き出す事が目に見えている。

 

さらに”絶”でオーラを閉じる事で、宿主のオーラを糧にする念獣も、姿を消している。

守護霊獣を差し置いても、自身の念能力の方が強いと・・・それほどの自信・・・

 

下手に攻撃すれば返り討ちは必至ということか・・・

引くも勇気だが、このムッセ、やるというのか。

 

カミーラの命を奪えれば最善、そこまでに至らずとも、カミーラの能力を明らかにすることが出来れば次善!

 

「御免!!」

 

ムッセの覚悟の凶弾がカミーラを襲う!!

 

ドゥ!!ドゥ!!ドゥ!!

 

額に一発、胸に二発・・・確実に殺した。

 

銃声を聞き、部屋にいた兵たちがざわめき立つ。

 

・・・・・

・・・

 

ムッセは床に転がるカミーラの遺体を前に、警戒は解かない。

あまりに想定外・・・迎撃型ではなかったのか・・・?

 

(死・・・んだ!?いや・・・油断は出来ん!

 まずはオレの条件を満たす・・・!)

 

カミーラの遺体の首元に手を充てるムッセ・・・

その瞬間!!

 

ズズ・・・

 

ムッセの背後に漂う、明らかなプレッシャー・・・!

そこに現れたのは巨大な黒い猫の念獣!?

 

ムッセが気配に気づき、振り返った瞬間!!

 

ぶぢゅっ

 

「ネる」

 

ボギュッ!ボギッ!!

メ゛ヂュル

 

「ねル」

 

ビヂュル

 

「ネル」

 

ネ゛ヂュル

 

「ね」

 

巨大な猫の念獣は、振り返り様のムッセを、両手で覆い隠し・・・

そのまま力を込め・・・肉塊に変えてしまった・・・

 

そして、猫の尾から滴るエキスをカミーラの口に注ぐ・・・

するとどうだ!額の傷が消えていく・・・

胸の傷も消え・・・カミーラは蘇生し、起き上がった。

 

”百万回生きた猫(ネコノナマエ)”それがカミーラの迎撃型の念獣・・・

死後発動し、攻撃して来た者の命を以て蘇生する。

 

ある意味最強に近い能力のようにも思えるが、これ例えば頭を粉々に粉砕した場合、

それでも復活できるのか?

口からエキスを摂取するという条件下だと、かなり際どい気もするが・・・

 

まぁ、相手が無防備なら念能力を使ってまで始末する・・・という発想はないかもだが。

頭がグチャグチャになるような殺し方って、念の力くらいだろうからなぁ。

(罠にはめるとか何かで押しつぶすとかはその限りじゃないけど)

 

カミーラは常にこの能力発動してるんかねぇ。

基本絶状態でいれば、それがすでに発動条件を満たしてるのかも、

すげぇコスパいいな・・・

 

「(守護霊獣なんて必要ないわ。私にはこのコがいる・・・!)いいコね、お帰り・・・」

 

そういうと、念獣は姿を消した。

 

(死後の念!!故に強く!!蘇生の能力!!故に無敵!!)

 

初見ならば・・・って思うんだがな・・・。

 

バンッ!

扉をこじ開け、護衛たちが駆けつけてきた。

 

「カミーラ様!!・・・ッ!血・・・!?」

「一体何が・・・!?」

「来るなといったはずよ。

 第1王子の私設兵が私を撃って逃走したわ。

 これから追跡、処刑する。私設兵(ヤツ)の私物は焼却処分して!」

 

護衛は、カミーラの暴挙を止めようとする。

暴走は第1王子の思う壺・・・と。

しかし、それで止まるような女ではない。

 

「じゃ、貴方達が代わりに行く?

 兄に盾ついて一族郎党皆殺しにされる覚悟はあるかしら?」

 

「・・・し、しかし王子自らなど到底見過ごせませぬ!!」

「あ、王妃!!どうか王子を説得して下さい!!」

「そのコの好きにさせてあげて。貴方達は残りなさい」

 

この言葉に兵はちは何も言えなくなってしまった。


 


カミーラは単独で、第1王子・ベンジャミンの部屋を目指す!

 

「!!」

 

ヒュリコフじゃないか!

さらにもう一人護衛が部屋の前にいる。

 

カミーラの右手には銃が握られている。

 

「王子!!動かないで!!」

「そこから近づけば撃つ!!」

 

歩みを止めるカミーラ。

そんな中、ベンジャミンからヒュリコフに通信が入る。

 

攻撃するな・・・カミーラを通せ・・・と。

 

「!?・・・しかし、王子は銃を携帯!危険です」

『構わん。くれぐれも攻撃するな』

 

「は・・・・・」

 

通信が切れた瞬間!!

 

「!!」

 

ドゥッ!!ドゥッ!! 

 

弾きやがった・・・!

 

ヒュリコフともう一人の護衛の脳天を・・・

この女、銃の心得もあるのか・・・

 

「・・・・」

 

ヒュリコフは無事だ・・・!もう一人は・・・死んだな。

 

「わォ!念能力者ね。

 ま、ベンジャミンの私設兵だもの。当然か」

 

でも、あの至近距離を咄嗟に念でガードするって、やはりヒュリコフもかなりの使い手ってことだろうな・・・

 

念の防御とは言え、無傷ではすまなかったか・・・

ヒュリコフの額からは血が流れている。

 

「いい反応だわ。眉間狙ったのに。何か言いたげね。撃てば?」

「くくく!(オレは・・・幸せ者だぜ。楽しみが又1つ増えた・・・!)」

 

・・・・・

・・・

 

ベンジャミンの待つ1001号室に足を踏み入れたカミーラ。

堂々と玉座に腰掛けるベンジャミン・・・まさに王の風格といったところか。

 

脇には私設兵長・・・ベンジャミンの両サイドには銃を構えた護衛が横並びになっている。

 

凄まじい重苦しい空気・・・

先に口を開いたのはベンジャミンだった。

 

「単身玉砕か・・・度胸だけはほめてやろう。

 まだ2日目の午後だというのに、気が短いにも程があるがな」

 

「は?私は私の暗殺未遂犯を追ってきただけよ?さっさと引き渡しなさい」

「貴様の猿芝居につきあう気はない。拘束しろ」

 

ドゥッ!!ドゥッ!!ドゥッ!!ドゥッ!!ドゥッ!!

 

銃弾の雨あられ!!

座したままのベンジャミンに向かってカミーラは全弾討ち果たすまで銃を打ち込んだ。

 

無傷・・・ッ・・・!!

 

ベンジャミンは、素の念の技術も相当高そうだな・・・

 

「どうしたの!?撃ち返せばいいじゃない!!意気地なし!!」

 

「カクホ!!」

「カクホォォーーーーー!!」

 

「いい、オレに任せろ」

 

護衛を止め、自ら拘束するというヒュリコフ。

カミーラの背後に回り、手錠をかける。

 

そして、ついでに・・・

 

ボギッ!!

 

先ほどまで汗一つかいていなかったカミーラだったが、

顔を歪ませ、大量の脂汗が額を覆う。

 

「おぉ~~~~~っと、第2王子、そんなに暴れないで下さいよ~~~~~?

 やむを得ず、こちらも力が入っちまいますからねェ~~~~~」

 

ヒュリコフwwわざとらしいのう・・・

こいつ顔のまんま卑劣漢だな・・・

 

「・・・お前と、お前の家族、親族もろとも、想像すら絶する責め苦の果てに殺してやる・・・!」

 

「家族か・・・いねェな~~~~~~そんなモン。

 オレの親は第1王子様だよ」

 

こうしてカミーラは第一級犯罪者として、牢にぶちこまれた。

 

見張りは私設兵長とヒュリコフか。

 

「飛んで火に入る夏の虫・・・か」

「しかし、守護霊獣の能力は未知数ですし、念能力者による監視は不可欠。

 他の王子に張りついている者を戻しますか?

 もしくは、第14王子をバビマイナに任せて私がここに・・・」

 

「心配無用・・・ムッセは任務を果たした。

 既に第2王子には『トリ』が憑いているそうだ」

 

ムッセの念能力”裏窓の鳥(シークレットウィンドウ)”

3種の念獣(トリ)を諜報用に操る。

対象者に触れる事で発動するミミズクは術者にしか視えず、対象者の言動全てを術者にテレパシーで送信する。

 

現在は第1王子の能力として受け継がれているようだ。

 

・・・・・

・・・

 

(ビンセント・・・ムッセ・・・しかと預かったぞ・・・!!

 お前達の意志はオレが継ぎ・・・!!

 必ずやこの手でカキンの世界統一を成し遂げる!!)

 

第1王子の能力・・・”星を継ぐもの(ベンジャミンバトン)”

ベンジャミンに忠誠を誓った念能力者が死ぬと、その能力を継承出来る。

ただし、譲渡資格を有するのは、カキン国王軍学校を卒業し、ベンジャミンの私設兵団に属している者に限る。

 

仲間が死ぬ事で能力を得る・・・か。

本人はその怪力とオーラで戦うパワーファイターっぽいからなぁ。

しかし、この能力って特質系?

 

強化系とは距離がもっとも離れてるって、完全に駄目なパターンっぽいけど、大丈夫なのか?

 

素の腕力と、莫大なオーラ量でそれをカバーしとるんかなぁ?

んでもって、王子についた守護精霊の能力は不明。

かなり不気味な霊獣だな・・・

 

・・・・・・

・・・

 

1012号室前・・・

 

「ここは立ち入り禁止だ」

「わかってるが、電話を使いたいだけなんだ!」

 

ハンゾーだ。

まだ王子やビスケ、自身の本体を見つけれていない様子だな。

 

「それは無理だな。

 脱落した王子の居住区は閉鎖され、回線も遮断されている。 

 儀の最中故、防衛上『誰も立ち入っていない』という状況を堅保する必要がある。 

 国王でさえも、この中にはお入りになれない!」

 

こう言われてしまえば、入ることは不可能だろう。

こうなってしまえば、残る手段は一つ・・・

 

・・・・・

・・・

 

「第13王子達が消えた・・・!?」

 

ハンゾーは1014号室に足を運び、クラピカに相談していた。

 

「ああ。王妃・警備兵もろともな。

 1013号室の電話はウンともスンとも言わねーし、

 中に残ってるのは第13王子の念獣だけだ」

 

王子の念獣が健在であることが、そのまま王子の無事であることの証明ではあるが、

敵の攻撃による失踪ではないと思うが、それも所詮は希望的観測にすぎない。

 

1013号室の電話が壊れているとすれば、すぐに国王軍が修理にくるはず・・・

それがないということは、ただの故障ではなく、念能力がらみの可能性がある・・・か。

 

「第7王妃委嘱の外注警護兵であるオレがアクセス可能なのは1014号室だけだが・・・

 下位王子の居住区から上位王子の居住区へ電話が出来るのは、

 上位王子・上位王妃、もしくはその所属兵のみ。

 

 そもそも、分身(オレ)は通話の際に必要な身分証が本体の方にあるから、

 通話不可能だって事に、ついさっき気付いた。

 緊急通信(エマージェンシー)で大事にするんじゃなく隠密に何とか出来ないか?」

 

「最も信頼できそうなのは第9王子の警護兵だが、それだと明日になるな」

「明日だと、もうオレは多分本体に戻ってるな」

 

そんな中、シマヌからクラピカに、第13王子の警護兵長からの連絡が入ったと知らせがきた。

 

「!!」

 

急いで1013号室に向かうハンゾー。

 

(・・・・やはり、誰もいない!!

 くそ・・・!王子達は・・・オレの本体は一体どこにいる!?)

 

・・・・・

・・・

 

「第7王妃所属兵隊長のウェルゲーだ。聞きたい事がある」

 

クラピカに聞きたい事とは一体・・・!?

そして、彼が一緒にいるのは第13王子マラヤーム!?

これは一体・・・?

 

ビスケの姿は無いようだが・・・

 

次回に続く!!


 

 

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