【ネタバレ】HUNTER×HUNTER No.372「消失」【漫画感想】

2018年4月25日(水)新着記事

2018年4月24日(火)新着記事




■HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)
No.372「消失」

混沌とする船内・・・

継承戦に加え、幻影旅団の介入・・・

クラピカにとっては、いろんな意味でヤバイ状況だが、果たして運命の糸は、両者をどう絡ませていくのか・・・

 

■前回はこちら

オーラの洞察に長けているヒュリコフ・・・

そんな彼でなくても、念を使える者から見て、明らかにおかしな二人がいた。

 

第9王子ハルケンブルグ警護の私設兵・シェジュールとユヒライだった。

念の修得のための修行中・・・明らかにオーラがダダ漏れている。

あのオーラ量を素人がいきなり練れるはずはない・・・

 

念を使える者なら、一目瞭然・・・

これでは、先ほどの『念を使える者は挙手』という質問に、彼らが嘘をついた意味がなくなる。

ヒュリコフは『阿呆なのか?』と呆れるほどだが、確かにその通りだろう。

 

「シェジュール、ユヒライ」

「は」

 

「君達は念を使えるな。私を試しているのか?」

 

当然クラピカも勘付いた。

 

シェジュールの反応を見る限り、自覚が無いのか?

しかし、一方で、ユヒライの方は何か知ってる様子だ。

クラピカと話をしたいとの事。

 

だが、警護上、今はここを動けないのと、二人をオイトやワブルに近づけることも出来ない。

とりあえず講義後に、どちらか一人と話をすることで纏まった。

 

ヒュリコフの見解では自覚のないシェジュールとユヒライは、操作系に操られているか・・・もしくは、王子の念獣と関係があると見た。

 

一方のサカタだが・・・

二人が講義後に部屋に残ることまでが彼らのシナリオなのではないか?と警戒。

出来れば同席し、警戒したいようだが、それが叶うかは、五分五分・・・

サカタは先程の念獣騒動で、躊躇い無くバリゲンに発砲している。

これをクラピカが、どう評価しているかで、結果は変わってくるだろうな。

 

ヒュリコフはすでに暗殺者を特定。

それも全てはオーラを見極めるのに優れた力を持つゆえ・・・

 

暗殺者は上手く素人を装い、念修得に講じているが、僅かな違和感をヒュリコフは見逃さなかったのだろう。

ヒュリコフが暗殺者の正体に気づいたことを、暗殺者自身はまだ気付いてはいない。

 

これは大きなアドバンテージだが、ヒュリコフは、とりあえず暗殺者を泳がせるようだ。

 

まぁ相当な手練なのは間違いないからな・・・

こと、念の戦闘に関しては慎重さが求められる。

出来る限り、情報を得ることや、大多数の前で手の内を明かす真似をしたくない・・・というのもあるのだろう。

 

・・・・・

・・・

 

その頃・・・1010号室では物々しい雰囲気に包まれていた・・・

捜査官と、第6王妃『セイコ』と思われる人物のにらみ合い・・・

バリゲン殺害の一件でサカタが通報した結果、このような事態に。

 

そう・・・バリゲン殺害共犯容疑で拘束されたロベリーは第10王子・カチョウの侍女。

第1層最高裁判官室・最高裁判官クレアパトロの判断で、捜査官を向かわせ、72時間の監視聴取を命じられていた。

 

捜査官が取り調べを始めようとすると、直後王妃は『黙秘』を口にした。

質問には一切答えない・・・それが彼女の出した答えか。

 

結局、何も話さないのは変わらないとのことで、72時間監視のもと、時間が経つのを待つ事に・・・

 

・・・・・・

・・・・

 

一方、1013号室・・・

亡くなった第12王子モモゼの弟・・・マラヤームの念獣に異変が生じていた。

 

最初は空中を優雅に泳ぐ龍のようだった念獣・・・

それが今や10数mにもなる巨大な龍に姿を変えている・・・

 

警護するハンゾーとビスケも、それを目の当たりにしていた。

どうやら、宿主であるマラヤームの不安や恐怖などのストレス・・・それらが原因で、念獣が変化しているようだ。

特に、姉モモゼの死をきっかけに加速度的に変容したようだ。

 

もちろんモモゼの死はマラヤームには告げられていないが、母の様相から察したのだろうな・・・

 

・・・・・

・・・

 

ハンゾーとビスケは交代の時間になり、寝床へ・・・

そんな中、ハンゾーがケリをつけるべく動き出す。

モモゼをやられた事に相当な怒りをみせていたからな・・・

 

ハンゾーの推理では、犯人は分身使い・・・

そして、条件が整い、モモゼをやれた可能性があるのは警護6人中、休憩していた2人のどちらか・・・

 

ハンゾーは『分身の術(ハンゾースキル4)』を発動。

この能力は本体から分身を飛ばす能力らしく、本体が声をかけられたり、触れたりしない限り、実体を持つ分身体で行動が可能なようだ。

 

ビスケに本体の見張りを頼み、ハンゾーは容疑者二人に会いに行く。

 

・・・・・・

・・・

 

トントン・・・

 

「!?」

「助けに来た。第1王子があんたに会いたがってる」

 

容疑者一人の牢屋に忍び込んだハンゾー。

眠っていた容疑者を起こし、話を始める。

 

「第1・・・王子が!?」

「スカウト(ヘッドハント)だ」

 

上手いな。

 

「軍とは話がついている。

 となりのナゴマムが、遺書で全てを告白し、自殺ってシナリオだ。

 ただ、公判資料として、具体的な殺害方法・・・

 つまり、秘密の暴露が必要になる」

 

「・・・」

 

「念能力と念獣の存在が、今回の儀で公となり、

 裁判での証拠採用が正式に可能となった。

 詳しい能力の吐露が遺書にあれば完璧さ」

「・・・なるほど」

 

口が上手い・・・

それっぽく聞こえるものな。

 

「オレの能力は”幽体離脱(ザタッチ)”っていう分身術だ。

 半径20m限定だが、本体が目を閉じて横になっていれば

 分身の方は自在に動くことが出来る」

 

「OK。今、ナゴマムは薬で眠らせている。

 自殺に見せかけるから手伝ってくれ」

「わかった。

 ・・・!・・・?でも、何でオレがやったと」

 

グンッ!!

 

「!!」

「ただの2択さ。先にお前を試しただけの事・・・!」

 

ハンゾーは、男の首に縄をかけ、背負う形で窒息させた。

これで状況が少しは変わればいいが・・・


 


その頃1008号室では・・・

第8王子・サレサレは、相変わらず女を侍らせている。

何かをするつもりのようだが、恐らくこの馬鹿に何か出来るとは思えない。

 

だが、ヤツの念獣に関しては、かなり不気味さがある。

本人とは別で、警戒が必要かもしれない。

 

一方、1006号室では第6王子タイソンに手を焼くイズナビの姿が。

王子から”タイソン教典”なるヤバソウな本を薦められ、たじたじw

相棒の口八丁に助けられ、何とかやりすごしているようだが・・・

 

一方、彼?彼女の念獣だが、相変わらず念能力者に張り付いて離れないが、今の所は無害のようだ。

 

ただ、念能力者に憑く・・・というのは、まだ仮説にすぎないようだ。

他の法則があるかもしれない・・・か。

第1王子私設兵のオラーウもいるようだが、彼には憑いてないそうだ。

 

・・・・・

・・・

 

2日目 PM12:30 1014号室・・・

本日の念のレッスンは終了。

暗殺者に動きは見られなかった。

 

ヒュリコフは『1日1殺なのか?』と読むが、初日には1度に5人をやっている。

恐らく条件が揃わなかっただけ・・・というのがクラピカの推測。

 

「クラピカ。私も同席したい」

 

サカタが申し出てきた。

先程のユヒライとの話し合いに参加したい・・・か。

 

「悪いがこれは・・・」

「資格はあるはずだ。権利もな」

 

サカタはクラピカに耳打ちをする。

 

『第3王子に優先して有利な情報をもらえなければ、我々がここに残る意味はない。

 この先、君とビルだけで乗り切れるとでも思っているのか?

 衆人監視の中、暗殺者が動くのは想定外だったろう?』

 

(オレが失神する前にビルが言っていた問題の一つだな・・・)

 

『勿論その情報は保証するが、今回は遠慮してくれ』

『駄目だ。セキュリティー上の観点からも、私の言い分が正しいだろう?

 ここで生じる念に関する情報は全て開示してもらう』

 

二人のヒソヒソ話を気遣ってか、ユヒライの方から歩み寄りを見せてきた。

 

「我々に関する事でもめているならば、こちらの方で譲歩しよう。

 第9王子は、出来るなら今回の儀そのものを中止させたいと願っている。

 今回の相談も、事を穏便に治める為、念獣についての情報が欲しいんだ」

 

彼の申し出で、クラピカはサカタの同席を認めた。

そして、ユヒライは拳を見せた。

左拳の甲に浮かんだ、羽の紋章・・・

 

ユヒライいわく、王子を含め、私設兵全員の左手甲に、このマークがあったという。

こすっても、洗っても消えない・・・

 

第9王子の話では、まず私設兵全員が倒れているのを目撃し、

直後、自身も倒れた。

そして、目覚めた時には、すでに全員がこのマークが刻まれていた・・・と。

 

ユヒライいわく、奇妙な点は2点。

1つ・・・警護兵に気を失っていたという記憶がない点

2つ・・・王子が就寝時間外に寝ていた事を、全く不自然だと思わなかった点

 

クラピカが言うには、操作系能力者の攻撃によくある記憶補正だという。

攻撃された記憶が消される事で、突然現れたマークに対してパニックを起こしにくくなる。

 

まぁ・・・攻撃された記憶があるよりかはパニックは少ないだろうけど、

マークがあるのを発見した時点で、ちょっとパニックにはなるわな・・・

 

クラピカの話の続きだが、この記憶補正を使うのは、

圧倒的に要請型の操作系能力者だそうだ。

 

要請型は、対象者に選択の余地を与えつつ、能力者のために動いてもらう事を目的とするタイプだそうだ。

 

これとは逆に、強制型は対象者の心身共に自由を奪い操る。

半強制型は、身体の自由を奪い操る。又は対象者が自ら命令通りに行動せざるを得ない状況に追い込むのが特徴とのこと。

モモゼの念獣は、この判強制型の操作系能力を持っていた。

 

これらは要請型に比べ、かなりのエネルギーを要するみたいだな。

 

「記(マーク)には現実世界で使われてるのと、同じ効果がある。

 ユヒライ、記録・教書・分類・署名・威嚇・・・等々あるが、

 第9王子の性格から考えて、この記をどう見る?」

 

ユヒライは少し考えた後・・・

 

「決意表明と団結・・・が最も近いと思う。

 王子個人は覚悟のを内に秘める御方だが・・・

 集団の決め事は自らの言葉や態度で明確に全員へ浸透させる。

 つまり、この記は王子自身を含め、同じ志を持つ者の証・・・!」

 

と、答えた。

これにはクラピカも同意。

それならば、一番目に触れやすい場所にマーキングされたのも納得がいく。

 

しかし、問題は、その志だという。

明らかに矛盾しているとユヒライも語る。

 

第9王子の悲願は王政の撤廃・・・

その実現の為に今回の儀は正に千載一遇の好機。

しかし、王子個人は殺し合いなど決して望んではいない。

 

それを証明するように、王に儀の中断を願い、自身の辞退も伝えた程だ。

王政の撤廃という願いは叶えたいけど、それを叶える手段が殺し合いなら断固として反対・・・なるほどな。

 

相反する大儀と信念・・・

 

「今回王子は信念を貫き、遠く険しい道を選ぶ覚悟だが、念獣はそれを望んでいないかも知れない・・・」

 

「ちなみに・・・指先の数字がいくつか視えるか?」

 

クラピカはオーラで4の数字を象って見せたが、ユヒライは視ることは出来なかった。

所謂、半覚醒状態・・・

 

部分的・限定的に念が使える状態・・・

しかし、自身では操作できない。

発動条件は王子の言動と強く結び付いている可能性があるとのこと。

 

「王子自身にも、同じ刻印があるという事は、かなり危険な兆候だとも言えるな」

「!?それはどういう・・・?」

 

クラピカの話によると、刻印に差異がないという事は、

それすなわち『志』に対して、王子も支持者も平等だという意志の表れ。

 

その考え自体は素晴らしいものだが、こと念の観点からすると、

念獣の能力に対するリスクも同等に負うという事を示しているという事のようだ。

 

強い能力ほどに厳しくなる制約・・・

守れなかった時の反動も、その分大きい。

 

第9王子が評判どおりの人間であれば、そのリスクに”命の危険”が伴っても不思議ではないと語るクラピカ。

王子の信念が毒とならない様、同じ刻印を持つユヒライたちが、一刻も早く能力の全容を掴むことが重要なようだ。

 

つまり、刻印を持つ者のいずれかの制約違反で、王子もろとも、刻印を持つ者は全滅って可能性もあるわけか・・・

そこまでリスクを背負う程の能力だと、かなり強力な念能力なのかもだが・・・

 

「今後、王子の能力について、分かった事を教えて貰えれば、

 私の方からも、対応策として、具体的な指示が出来ると思うが」

「・・・それは・・・有難い申し出だが・・・」

 

渋るユヒライ。

クラピカは、先程の騒動で、本心をあらわにしたオイト王妃を持ち出し、

殺し合いを回避したい気持ちを強調した。

 

「我々は決して、情報を悪用したりはしない」

「いや、そこは信頼している。

 だが『我々』ってのは、情報を共有する全王子って訳じゃない。

 だろ?」

 

サカタを見て確認する。

まぁオイトは信用できたとして、他の王子も同様に信用できるかっつーと、

信用できないって思うのが普通だわな。

 

「そんな事はない。第3王子も平和裏の解決を優先的に模索しておいでだ。

 (第9王子は大儀と信念を天秤に掛けるような深刻な状態に追い込めばいいって訳だ)」

「・・・(口ではどうとでも言えるさ)」

「強硬派は既に動き出している。

 下位王子は兵力で劣る分、団結しないと狙われた者から消えていくだけだ」

 

「(サカタの存在は厄介だが、それ以上にクラピカの情報は貴重だ)

 同意だな・・・まずは王子同士で協定を結び、それを公示しよう。

 (第14王子を守る事が、ひいては第9王子様を守る事につながる・・・!)」

 

「そうだな・・・そして、当面の問題は暗殺者の特定と捕獲・・・そこに絞るべきだ。

 (クラピカの講習と、第9王子の念獣の情報、刺客の正体。

 そして最も重要な継承戦を左右する念の根幹情報とやら・・・)」

 

「協会員を通じて、他の王子にも呼び掛けてみよう。

 (第3・第9王子を引き込めれば大きい。

 時間を稼いでいる間に継承戦離脱の糸口が見つかれば・・・)」

 

それぞれの思惑が絡み合う一方で・・・

 

1013号室・・・

暗殺を終え、自室に戻ってきたハンゾー。

ベッドにあるはずのハンゾーの本体が消えている・・・

 

それに、見張りを頼んでおいたビスケもいない。

ハンゾーの分身の条件として、誰かが触ったら分身は本体に戻るはず・・・

触れずに連れ出したということなのか?

 

ハンゾーは部屋の外に出るが、誰もいない・・・

 

「!」

 

人は誰もいないが、目の前に巨大な竜の念獣が立ち塞がる。

完全に目があっている・・・

先ほどは10数mはあろうかという巨体だったが、今はせいぜい2、3mくらいか?

 

小さくはなっているが、禍々しさは増している・・・!

念獣がいるということは、近くに王子もいる・・・?

 

ハンゾーはおもむろに念獣に向かって、一歩を踏み出すが・・・

 

「ゴァァッ!!」

 

完全に警戒モード・・・

体中から触手の様なものを出してきたぞ。

接近は危険・・・!

 

敵味方無く攻撃するのか・・・

はたまた、敵味方の判別がついていないのか・・・

 

そんな中、1002号室でも動きが・・・!!

 

「第2王子様!?御用であればこちらから・・・」

「これから第1王子を殺しに行くわ。私に協力するか、ここで死ぬか、

 好きな方を選んで頂戴。私って優しいでしょう?」

 

「第2王子様・・・冗談では済まされませんぞ・・・」

 

一触即発!!

 

第1王子私設兵・ムッセ・・・

”裏窓の鳥(シークレットウィンドウ)”という、盗聴の念能力を持っている。

明らかに戦闘系の要員じゃないけど・・・第2王子・カミーラのあの強きな態度・・・

もしかして強キャラなのか・・・?

 

次回に続く!!


 

 

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