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弱虫ペダルネタバレ感想

【ネタバレ】弱虫ペダル RIDE.476 大声援【漫画感想】

更新日:

■弱虫ペダル
RIDE.476 大声援

「ここまで来たら勝ってくれ・・・手嶋!

 

■前回のレビュー

■弱虫ペダル

山岳ラインまで、残り700m!

コースの両サイドを埋める観客・・・そして大声援。

 

手嶋と葦木場は、その声援を一身に浴びながら、突き進んでいく!

鳴り止まない手嶋コールに、手嶋本人も身震いしていた。

それほどまでの圧・・・!痺れるほどに!

 

この時、初めて手嶋は鳴子の言っていた”ヤバさ”を実感していた。

最終日の声援の圧・・・それは1日目や2日目とは段違いだと。

特に、最後の山はヤバイ!

 

それを今まさに実感している手嶋。

3年生で初インターハイ・・・自分を凡人だ、地味だと自虐してきたが最後の最後で

今、先頭を走り、この大声援を浴びている。

 

感動しないわけがない!

 

既に体は限界を超えてボロボロ・・・

それでもなお、手嶋の体を突き動かす要因の一つが、この大声援にあるのは間違いない。

 

そして、気づけば山岳ラインまで、残り500m!!

すでに山岳賞のゲートが見えている!

 

先行するのは手嶋!

1m、2m後ろを葦木場がつけている!

 

ここまできたら、最後勝って欲しいな・・・手嶋には!

 



手嶋は声援を力に換え、登り坂を駆け上がる!

後ろを走る葦木場は、さらにペースを上げる手嶋に感動を覚えていた。

 

葦木場が遅いのではなく、手嶋がここに来て異様なペースアップをしているため、

全然差が埋まらないようだ。

 

こんな状況だというのに、手嶋の走りに何処か悦びを覚える葦木場。

その葦木場の見立てでは、手嶋は全力を出し切っていないというのだ。

もう1段階速くなる・・・だと!?

 

手嶋は今、不思議な感覚に囚われていた。

昔から葦木場は自分の事を、凄いとか速いとか褒めていた。

しかし、手嶋はその度に否定してきていた。

 

だけど今は・・・何故か・・・

その言葉を鵜呑みにしようと思っているようだ。

 

そして、葦木場の読み通り、もう一段ペースを上げる手嶋!

今、手嶋は眠っていた才能が開花しかかっているというのか!?



 


(観客の声が聞こえた。”ペースをあげてる”?オレが?

 そんなワケないだろ。

 心こそ高ぶってはいるけど、足もウデも体中、悲鳴あげてんだ!!)

 

「いや、全部鵜呑みにするんなら、あがってんのか!?ペース!!」

 

(もしオレに・・・

 平凡なはずのオレに、何かの才能があるなら・・・はじけてくれ!ここで!!

 

 てか・・・葦木場、おまえは・・・

 だとすれば、あの頃からずっと見抜いてたってのか。

 オレ自身・・・自分でもワカんなかった”才能”を!!)

 

・・・・・

・・・

 

その頃・・・

総北のレジェンドの三人・・・

金城・田所・巻島は、山岳賞のゲート付近を遠くから見守っていた。

 

一人、双眼鏡で現状を確かめる田所は目を疑った。

彼が見たのは黄色いジャージと青のジャージ・・・

総北と箱根学園だ・・・

 

ハコガクの選手のあの長身・・・

去年、峰ヶ山で見たことがあった田所にはすぐに葦木場だとわかった。

 

そして、総北は・・・

 

「手嶋純太だ!!」

「手嶋が・・・!!間違いないのか田所!」

 

「ああ!間違いねェ!!

 金城!!どれだけオレがあいつらを見てきたと思ってる!!

 あのフォーム、頭のフリ!間違いねェ!手嶋だァ!!」

 

大興奮の田所。

自分の弟子みたいなものだものな・・・興奮するのもわかる。

 

「・・・・・手嶋が・・・”ここまで”・・・」

「クハ・・・!!金城、さっきの話かァ?

 途中でリタイアしてると思ったか?”ここまで来るとは思わなかった”

 そんな顔してるショ。”申し訳なかった”・・・って」

 

「巻島・・・」

「気に病むことはないショ。

 オレもヤツのことは、才能もセンスもねェって言い切ってた。クハ・・・!!」

 

巻島はそう言いつつも、手嶋の人望の厚さや努力家であることは認めていた。

そして、不思議と任せれば成し遂げるんじゃないかという空気感を持っていた。

 

「才能っては本当ややこしいヤツでさ。

 ワカってるヤツは最初から見えてて、派手にトバすが、

 ワカんねェヤツは散々迷う。

 

 けど、最初からあんだヨ。

 頭の上や背中んトコにひっついてて、自分じゃ見つけられないだけなんだ。

 だから『才能』てのは他人から見つけてもらうのさ」

 

うまい、すごい、他より速い、独特の感覚だ・・・といった具合にか・・・。

 

「ただ、近くにいすぎると、こいつはワカりにくくなるショ。

 同じ方向、向いちまうからな。

 時々会うヤツ・・・ひょっこり現れたヤツなんかがそれを、一番見抜くんショ!!」

 

・・・・・

・・・

 



「あああああああ!!」

 

葦木場は負けじと加速!!

一気に手嶋の横に並ぶ!!

 

「!」

 

山岳ラインまで残り300mという所で追いつかれたか!!

 

「すごいよ純ちゃん!」

 

追いついて第一声がそれかよ!

敵味方を超越して賞賛を送りたくなるほどの走り。

やはり手嶋純太の一生懸命な震動は敵味方関係ナシに選手を・・・ひいては観客までも魅了する・・・

 

「今、並んだ、おめェの方がスゴいよ。オレはすごくは・・・」

 

『鵜呑み』

 

今まで不相応と思っていた賛辞・・・

今は・・・鵜呑みにすると決めたんだ・・・!

 

「どの・・・あたり・・・が・・・だよ?」

「だって見てよ!まわりの観客!!

 皆、純ちゃんのこと応援してるよ!」

 

「!?」

 

思いもよらぬ答えに困惑する手嶋。

葦木場は先輩に手嶋の事を聞かれた時に、自転車ではなく、カラオケが上手いヤツだと答えたという。

昔から手嶋は周りの皆を楽しませる・・・それは自分には出来ないし、凄いことなんだと熱弁をふるう葦木場。

 

「歌の話かよ・・・か・・・関係ねェだろ!

 こんなところで天然・・・発揮・・・」

 

「ううん、同じだよ。歌が自転車にかわっただけだよ。

 純ちゃんは今、皆を楽しませてる。

 だから、見てほら。

 皆、期待してる!純ちゃんの頑張ってる走りを!

 

期待・・・・?オレを”期待”って・・・

 

かつて手嶋は同学年の古賀に嫉妬していた。

自分だって、期待さえしてもらえれば、もっと頑張れたのに・・・

そう思っていた時期もあった。

 

でも、それは間違いだったんだ。

考えてみれば当たり前の事・・・

頑張らないと期待なんかされない!!

 

そして今・・・

手嶋は確かに期待をされている。

 

それに初めて気づいた手嶋は身震いした。

 

「きっと・・・純ちゃんは1人で自分のために走るより、

 真ん中で中心になって皆をゆり動かしながら走る方が・・・強いよ

 

・・・・・

・・・

 

”努力”てのは、もがいて、あがいて、積み上げて・・・

 最後、”才能”になるんショ!!」

 

今こそ覚醒の時・・・

この3年間で積み上げてきた努力が実を結ぶ・・・

手嶋よ、ラストスパート・・・駆け上がれ!!

 

次回に続く!!



 

 

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