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弱虫ペダルネタバレ感想

【ネタバレ】弱虫ペダル RIDE.472 ふたりの山岳賞【漫画感想】

更新日:

■弱虫ペダル
RIDE.472 ふたりの山岳賞

「すれ違う二人・・・

 

■前回のレビュー

■弱虫ペダル

ロードレースにおいて、長距離かつ、いくつかの山をこえる場合、『山岳賞』が設定される。

きつい山の登坂を一番に登りきった者に与えられる名誉ある賞だ。

受賞者には、名誉を讃え『特別なジャージ』が与えられる。

 

さすがに中学レベルの地方大会にはジャージはないようだが、

それでも表彰台にはあがれるし、副賞も与えられるそうだ。

 

手嶋は中学卒業で離れ離れになるかもしれない葦木場に、山岳賞の表彰台に上らせてやりたいと考えているようだな。

ずっと自転車をやってきた『結果』を残してやりたい・・・と。

 

葦木場の限りある時間の中で、

『自転車をやってよかった』

『自転車選んでよかった』

 

そう思って欲しかった。

表彰台に上がれば、葦木場はもっと自転車が好きになる。

そう信じてやまなかった。

 

しかし手嶋の思いと、葦木場の思いは違っていたようだ・・・

 

・・・・・

・・・

 



千葉シリーズロードレース第5戦・・・中学の部がスタートした!

手嶋は、このレースで葦木場に山岳賞を取らせる気でいるようだ。

 

「純ちゃん、いつになく気合だねー。

 なんか・・・何ていうか闘志を感じるよ」

 

「言っただろ!!今日おまえは”山岳賞”を獲るんだよ!!

 まかせとけ!オレが獲らせる!!」

 

「言ったでしょー。それムリだよー。

 いつもみたいに楽しく走ろうよー」

 

温度差が違いすぎるw

何が何でも結果を出したい手嶋・・・

一方、葦木場は手嶋といつも通り楽しく走れればそれでいいと感じているようだ。

 

それでも尚、手嶋は山岳賞の説明を惜しまない。

山を登るヒルクライムレースはゴールが山頂故に、皆がそれを必然的に狙いに行く。

 

しかし、ロードレースの山岳賞は、ゴールに向かう途中にある。

山岳賞欲しさに、全力を出せば、当然ゴールは獲れなくなる。

必然的にゴールを狙う人間は動かない。

 

ともなれば競争率はグッと下がる。

そもそも狙う人間が少ないからだ。

葦木場にも十二分にチャンスはあるのだ。

 

しかし、この話を聞かせてもなお、葦木場の心には響いていなさそうだ。

 

・・・・

・・・

 

レース中盤!

登りに入った!!

 

標高がきつくなってくる!

山岳賞の競争率は低いとはいえ、ゴールを捨てて、それを狙う人間は当然0ではない!

勝負所で複数名がとびだした!!

 

「4人とびだした!!いくぞ葦木場!

 ここからだ!!ペース上げろ!!あの前の4人についていく!!」

 

加速する手嶋!

しかし、葦木場はついてこないぞ!?

 

「どうしたシキバ!

 踏め!!今あの4人についていかなきゃ、おまえの山岳賞は・・・!」

 

「見てホラ!純ちゃん!ここから景色すごくよく見えるよ」

 

唖然・・・!!

 

「け・・・しき?」

 

後方にも抜かれていく手嶋・・・



 


試合後・・・

 

「何でレース中に景色見てんだよ!!」

 

手嶋は激怒した。

葦木場の胸ぐらを掴み、本気で怒りをあらわにしている。

これに驚きを隠せない葦木場。

 

「一体何だったんだよ今日のレース!!

 結局ダラダラゴールまで走って!!いつものように埋もれて24位25位!

 何やってんだよ!意味ないだろ!!

 オレはとびだす合図をしたし、今日の目標も伝えた!!」

 

手嶋の言い分はもっともだ。

怒るのも無理はない・・・

 

「オレは断ったよ!!」

 

確かに・・・葦木場はムリだとは言っていたが・・・

 

「景色よかったんだよ!晴れてたし、空気もかわいてて、

 高いとこまで登ってきてキレイな景色見えて!

 それを誰かに見せたいと思うのはそんなに悪いこと!?」

 

そもそも葦木場はロードレースを勝ち負けでやってはいないんだろうなぁ・・・

手嶋と走ると楽しい・・・ただそれだけ・・・

 

「・・・!!時と場合があるつってんだよ!!

 ・・・・・・くそ!オレのがんばりは何だったんだよ・・・く!

 もういいよ。帰りの支度しようぜ」

 

「・・・・・・オレの方も”もういいよ”」

 

・・・・・

・・・

 

時は少し流れ・・・

ある雨の日・・・

 

下校時間になり、雨を見てため息をつく葦木場。

靴が濡れる心配をしているようだ。

 

そんな中、葦木場に声をかけたのは、同じ自転車部の東戸だった。

 

どうやらあのレースを堺に葦木場は部活をサボっているようだ。

あの時のケンカが二人の絆を割いてしまったか・・・

 

「聞いたよ。手嶋と仲わるくなったんだろ」

「・・・」

 

「このままやめようと思ってんだろ部活」

「え!あ、いやっ・・・・・・・どうして、わかるの?」

 

「じゃねーかって、手嶋が言ってた」

「・・・」

 

「先週も部活の皆でエントリーしたライドイベント来なかったろ。

 手嶋はずっと待ってたぞ。スタートの合図鳴っても、

 寝坊してるだけじゃねーかってスタートラインで一人で待ってた」

 



手嶋マジか・・・

そこまで出来るなら、声をかけることも出来そうだけどな・・・

 

「・・・だってさ、胸つかまれて、どなられたら、誰だってもう乗りたくないでしょ」

「・・・・・・・。

 おまえ、何で手嶋が胸つかんだか考えたか?」

 

東戸は、随分前に帰り道で手嶋に聞いたそうだ。

葦木場に山岳賞をとらせたかったこと・・・

 

そして、そのためには自分がもっと頑張らなければならないことを・・・。

手嶋は葦木場を山の上に連れて行くためには犠牲が必要だと考えていた。

ロードレースはキレイ事で目標を達成できるほど簡単じゃない。

 

敵が複数でこれば、どうしたって一人で太刀打ちなんて出来ない。

そんな時に、仲間を先に進ませるために・・・犠牲をいとわない存在が必要になる。

手嶋はその存在になるべく、もっと努力をしなければならないと考えているようだ。

 

自分が犠牲になってでも、葦木場に山岳賞を獲らせたい・・・

手嶋は元来、人のために頑張れるタイプなのかもしれないと東戸は語った。

 

中々出来る事じゃない。

誰しも自分が一番になりたいからだ。

 

「おまえ、今日・・・手嶋がどこいるか知ってるか?

 お膳立てのためには自分も登れなきゃなんない。

 登りの練習しなきゃなんない。

 

 けど、フツウの日は部活の練習メニューで一杯だ。

 だから・・・あいつは言ってたよ。

 部活が休みの雨の日に練習するんだって。一人で」

 

冬の雨の中、手嶋は一人登りを走っている。

部活を辞めかけてる葦木場のために・・・

 

あのレースの時も、かなり走りこみ、事前の準備をしていたようだ。

 

「ヘンなプレッシャーになるから葦木場には言うなって言われたけど・・・な」

「純ちゃん・・・」

 

「あと葦木場・・・おまえにはたぶん、自分より才能あるって言ってた」

 

「純ちゃ・・・純ちゃん!!」

「おい!どこに!」

 

手嶋の気持ちを知り、教室を飛び出した葦木場!!

 

次回に続く!!



 

 

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