【ネタバレ】弱虫ペダル RIDE.467 総北の旗【漫画感想】




■弱虫ペダル
RIDE.467 総北の旗

「手嶋さんって確かに周りを熱くさせてくれるよな・・・

 

■前回のレビュー

■弱虫ペダル

目の前に箱根学園のケツを捉えた総北!

泉田が決死の思いで作り出した700mというアドバンテージ・・・

それを総北は化物ペダルの力で、あっという間にナシにしてしまった。

 

しかし、現状・・・ハコガクの尻尾を掴んだに過ぎない。

 

4対4ではあるが、ここまで来るのに消耗が激しいのは明らかに総北だ。

手嶋は決断する。

 

自分の力で、必ず追いついてみせる・・・と!

見える距離をつめる・・・一見すると簡単そうに見えるが、ハコガクだって追いつかれまいと加速するだろう。

 

ともなれば、横につけるというだけで、どれほど大変な事か・・・!!

手嶋はここでリタイアも辞さないようだ。

 

後を託された3人・・・果たして、そのまま手嶋のオーダーに乗るのか!?

 

・・・・・

・・・

 

その頃・・・

あのレジェンドたちが、総北が来るのを見守っていた。

総北の卒業生、巻島・金城・田所の三人だ。

 

標高1700m・・・

インターハイ3日目最後の山・・・草津白根山群の中腹・・・!

そこで彼らは待つ・・・総北が駆け上がってくるのを・・・!!

 

巻島は金城が主将を託した手嶋が、度重なる難所を経て、ここまでたどり着けるのか・・・それを金城に問う。

 

「来るさ!!手嶋と青八木はオレがきたえたんだ!

 あいつら根性だけは誰にも負けねェ!!」

 

師匠である田所は胸を張って語るのだが・・・

 

「・・・てのが、オレの・・・希望だ」

 

と、付け加えた。

しかし、現実は厳しいということだろう。

恐らく手嶋がここまでたどり着くことは無い・・・それが巻島と田所の正直な見解だろう。

 

「あいつぁ根性はあるが、脚が平凡だ」

 

それは本人も認めるところだろう。

手嶋純太はスペシャルではない。

 

「残念ながら田所の言う通りだろう。

 ここはゴールまでのこり数kmの場所。

 ここに・・・インターハイで生き残るには、”特別な何か”が必要だ。

 手嶋にはそれがない。おそらく途中で・・・」

 

「力つきて脱落・・・か。

 クハッ・・・リアルっショ・・・」

 

手嶋純太に特別な何かはない。

それを知りながら、何故金城は手嶋をキャプテンに選んだのか?

選択肢は他にもあったはずだ。

 

ケガはしていたが古賀をキャプテンにする選択肢・・・

古賀は1年時にインターハイの経験もある。

もし彼がキャプテンであれば、ここにたどり着く事が出来たかもしれない。

 

金城は手嶋が弱く、平凡なのは承知の上でキャプテンに推した。

そこには深い理由があったようだ。

 

金城が語る手嶋純太という男・・・

常々手嶋は言っていたそうだ。

 

”オレは底の方にいます”

”底辺のプレーヤーだ”

 

と・・・。

手嶋は坂道や今泉、鳴子をはるか遠くに感じていはしたが、それでも手嶋が努力を怠る事はなかった。

口では届かないと言いながらも、そこに近づく事を諦めず必死にもがき続けた。

一分一秒・・・無駄にすることなく足掻き続けた。

 

昨年、総北は頂点をとった。

しかし、金城いわく、競技において最高の成果を出した者は代償を支払わねばならないようだ。

 

それは・・・

 

『進化の停滞』

 

決して、避けては通れない・・・頂点を獲った者にしか解らない代償・・・

 

「最高の瞬間を手にした者は、全てが叶ったことで進むべき目標を失う。

 満足感から緊張の糸が切れ、脱力し、進む道を迷う。

 ある者はふり返り、道を戻り、ある者は別の道を探す。

 

 優勝した総北・・・新しい世代の総北に最も必要なもの、それは・・・

 ”更に進もうとする力”だ!!

 

いかなる条件下でも一歩一歩、歩みを進めていくメンタル・・・

目標を失わない強い心・・・

 

それが手嶋純太の中には沸々とあったと、金城は語る。

底からしか見えない景色は必ずある・・・か。

 

「まだだ、まだだと思う力は行き詰まった状況を打破し、先入観を打ち破る!!

 そして、平凡な男の努力は・・・もがきは、

 他のプレーヤーに震動(バイブレーション)となり伝わる!!

 前に進む力になる!!」

 

「クハ・・・・金城ォ、”それ”ってさ、さっきおまえが言ってた、

 ここまで生き残るために必要な

 ”特別な何か”じゃないのォ?」


 


「おおおおおおおおおお!!!」

 

手嶋の牽引で箱根学園を追う!!

腕はプルプル、脚はピクピク!

体が悲鳴をあげている・・・!それでも手嶋純太は限界を超えて回す!!

 

「おいおい、オレの体、こんなところで悲鳴あげてんじゃねーよ!!

 もがけ純太!!これが最後のインターハイだ!!

 

ハコガクとの距離がグングン縮まっていく!!

坂道が圧倒されるほどの加速・・・

 

「ちょっ!”あとは頼む”てどゆうことすか!

 ここは交代で引いてった方がハコガクに早く追い・・・」

 

「ここは休んどけ。休んどかないとなんないんだ。

 これはオーダーだ!!」

 

手嶋には考えがあっての事のようだ。

箱根学園には泉田が引いた700mというアドバンテージがある。

これは紛れも無い事実。

 

つまり、700m分で消費するはずだった体力を、ハコガクは泉田を犠牲にして保っている状態・・・

 

「全員が全開でボロボロで追いついても、即攻やられて、成す術なしになっちまう!

 誰か1人がチーム引かなきゃなんないんだ!!」

 

なるほどな・・・よく考えてるわ。

そして、その役目を担うのは、自分しか無いと手嶋は言うのだ。

 

「追いつけ、追いつくんだ!前のハコガクに!

 ・・・だから・・・それまでしっかり動けよ!オレの!!

 おおおおおおお!!!心臓!!

 

更なる加速を見せる手嶋!!

驚愕する三人!

 

なぜならば・・・もう、すぐ目の前にはハコガクの最後尾が!!

驚きを隠せないのは総北の三人だけではない。

ハコガクの面々も、この脅威の追い上げに唖然とする!!

 

オレには何もねェ!

何ンもねェ!!

 

だから、もがいて!!

あがいて、無理して!!

 

一歩ずつ前、進むんだよ!!

 

「何だ・・・」

 

ハコガクの最後尾を走る新開悠人は、手嶋純太から伝わる気迫に全身の毛がざわめき立つような感覚に襲われていた。

 

明らかに2日目の時とは違う・・・

『速さ』とか『強さ』じゃない・・・まして『才能』とも違う・・・!!

 

『地道さ』

 

地道さだけで登ってきている・・・!!

迫っている・・・確実に・・・!!

 

何故・・・?

何で追いつけるんだ・・・?

 

悠人は困惑していた。

ハコガクのレギュラー・・・しかも最高のクライマー4人に、

特別な脚もなく、才能もない男が、何故追いつけるのか?

 

才能を圧倒する地道・・・!!

地道クライム!!

 

「おおおおお!!!」

 

「すげぇ・・・!!

 この人はこんな気迫で1日目、いろは坂の真波との山を登ったのか」

「アカン、何やこれ、この人の走りみとったら、手がふるえてきたわ」

「・・・・・・届くよ鳴子くん、手嶋さんの・・・

 どんなことがあっても前に進もうとするあつい震動(バイブレーション)が!!」

 

今泉・鳴子・小野田の三名も、手嶋の気迫の走りを前に、確かな熱量を感じざるを得なかった。

 

これが金城の言っていた他の者に確かに伝えるバイブレーション・・・!!

しかし、これは時として仲間だけではなくライバルにも伝わってしまうことに・・・!!

 

「黒田さん!!何かワカんないですけど!並ばれそうです!!

 何なんだこいつら!!」

 

すぐに黒田が悠人と共に前に出て引こうとする!!

だが、これを止める葦木場!

 

「雪成ちゃん、1コだけワガママ言っていい?オレに引かせて。

 冷静でいようと思ったけど・・・

 純ちゃんのあの走り見てたら、おさえらんない。

 

 届くんだ震動(バイブレーション)が。

 頭の中のクラシック鳴り始めた

 

あの走りを見せられちゃ、熱くならないわけがない!!

 

「勝負しよう。純ちゃん!!」

(葦木場!!)

 

限界を超えたバトル・・・開幕!!

 

次回に続く!!


 

 

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