【ネタバレ】HUNTER×HUNTER No.370「観察」【漫画感想】




■HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)
No.370「観察」

クラピカの念のレッスンが始まろうとしていた。

集められた人間の中には、すでに念を習得している者も混じっている。

そんな中、何者かが秘密裏に動きを見せはじめる・・・

 

■前回はこちら

「それでは全員集まってくれ。これから念について説明する」

 

クラピカの指示に従い、ゾロゾロと集まってくる警護兵たち。

 

(王妃と王子の警護を考慮し、主寝室を背にする形で講義を行う様子・・・

 ここまで、こちらの想定通り・・・!!)

 

何者かが発動した”11人いる!(サイレントマジョリティー)”という念能力

少女の姿をしたこれは一体どんな能力を持つ・・・?

 

・・・・

・・・

 

クラピカは床に白いテープを直線上に貼り付けた。

 

「まず、最初に・・・その白線よりこちらに入る事は絶対にやめてくれ。

 警護上破った者は退場してもらうこともあり得るし、

 状況次第では警告無く武力を行使する場合もある」

 

(”11人いる!(サイレントマジョリティー)”の座敷人形(黒ぼっこ)を

 視ることが出来るのは、能力者本人と憑かれた者(ロベリー)の2人だけ・・・!

 集まった者の中には任務の重要性を考えると途中退場になる様な輩は

 いないと思うが・・・)

 

一人の男が片脚だけ白線を越えた。

睨みをきかせるクラピカ。

こいつ・・・鼻歌なんか歌って・・・正気か?

 

「名前と所属は?」

「・・・」

 

シカトww

 

「おい!」

 

隣にいた男が白線を越えた男の胸を叩き、注意を促す。

 

「ん?ああ、オレか?

 第4王子私設兵ミュハンだ。よろしく~」

 

こいつ死ぬな・・・

 

「ミュハン・・・これが最後の警告だ。白線の後方に下がれ」

 

クラピカが手に持っていたテープを放った。

 

「ん?お~っと!こりゃうっかりだ。すまないな。

 悪かったな。二度としない。約束するぜ。

 オレは約束したら絶対に守る男だぜ。

 

 ただ、約束ってのはお互い守ってこそ成立するもんだよなァ?

 少なくとも、オレはそう思ってるし、破られた頭に来るぜ?

 あんたは守ってくれるんだろうな・・・?

 ただの時間稼ぎじゃないよなァ~?」

 

場に緊張が走る。

みんなの注目がクラピカに注がれる。

 

「2週間で皆が念を使える状態にする・・・!

 最初に言った通りだ。ケンカ腰(スラム流)でしか話が出来ないのか?

 束ねる王子の程度が知れるな」

 

このクラピカの挑発にブチギれるミュハンw

慌てて隣の男が肩を掴みミュハンを止めた。

 

おそらくそのまま白線を越えていたら、構えた銃でクラピカはミュハンを撃っていただろうな・・・

 

「・・・という『誤解』をもたらしかねない言動は慎んだ方がいい・・・

 ここまでがワンセンテンスだ。宜しいか?」

「全面的に同意する・・・以後気をつけよう。許してくれ」

 

ミュハンを止めた男が代わって語った。

しかしながら、ミュハンは相変わらずクラピカを睨みつけている。

クラピカも同様だ。

 

(・・・想定を越える馬鹿がいたな・・・

 お陰で全員の注意があっちに向いた。

 残念ながらアイツはターゲット(射程)の10人には入っていないが・・・

 

 不測の事態で座敷人形(黒ぼっこ)が一人も殺さず強制解除されると、

 呪いが術者に返ってきてしまう・・・リスク覚悟で早めに一人殺っておくか・・・

 呪唇白蛇(ツチボッコ)攻撃準備・・・!!)

 

なにやら四体の眼がイスの下で光っている・・・!

 

「せっかくだ。各々自己紹介してもらおう。

 ミュハンの次から時計回りにいこうか」

「・・・」

 

クラピカを見つめるヒュリコフはクラピカの分析を始める。

 

(所作をみると右ききのはずだが、銃を左手で構えた・・・

 きき手を自由にしておきたい証拠。

 具現化系・操作系にままいるタイプだ。

 

 右手周りの”纏”が強い・・・全体的なオーラのなだらかさから考えて

 未熟さからくるものではなく、系統による特性・・・具現化系だな・・・!

 袖を長めにして手を隠しているし、能力発動に右手が

 重要な役割を持つのは確実!!)

 

この男・・・いい読みをする・・・

只者じゃないな・・・第1王子の私設兵・・・

 

(強化系・変化系は手錬れ程、得意な攻撃を発する部位の”纏”が弱く(静かに)なる。

 放出系・操作系は総じて”纏”で覆うオーラの体積が大きくなり、

 意図的に縮めようとしても、色が濃くなりがちだ。

 ・・・全てほんのわずかな差で、オレだから気付けるくらいの違いだからな・・・

 

 ほぼ間違いなくクラピカが『自白に持ち込める能力』の持ち主・・・!

 バビマイナの見立てはどうかな・・・?)

 

「・・・ボソ(どこにでも場をかき乱すバカがいるな・・・全く迷惑な話だぜ。なぁ?)」

「・・・・」

 

おまいうwwwこないだまではお前がまさにそれだったじゃないかw

名前忘れたけどwwサカタ無言w


 


「第4王子私設兵のダンジンだ」

 

自己紹介が進む中・・・寝室ではビルがオイトに念を教えているようだ。

 

『バビマイナは王妃が念能力者だと思い、真意はともかく気を遣って

 ”円”を解いた・・・この機に王妃の能力開発をすすめたい・・・!』

 

と、事前にクラピカに言われていたようだな。

 

「王妃・・・どうですか?」

「・・・ここ・・・かしら・・・?

 自信はないけど、ここで押し合ってる感覚があります・・・かな・・・?」

 

王妃は目を閉じ、左右の人差し指を近づけていって、念を感じ取る訓練をしている。

 

(約1cmか・・・まぁ・・・普通だな、いや・・・う~~~ん・・・多分、

 がっちり時間がかかるタイプだな、こりゃ・・・)

 

「OKです。続けて下さい」

 

・・・・・

・・・

 

「第5王子私設兵の・・・」

 

自己紹介が進む中、ヒュリコフはバビマイナと接触。

 

「ボソ・・・(よォ・・・何で”円”解いてんだ?)」

「ボソ・・・(お前には関係ない)」

 

「(・・・じゃ、オレにも関係ある話をするか・・・

 敵の想定戦力の一次報告を頼む)」

「(・・・戦略・戦術共に、中心はクラピカで間違いない。

 具現化系か操作系で、『自白強要』の他にも能力を隠し持っている可能性が高い)」

 

「(対応計画は?)」

「(まだだ。王子の念獣が確認できていない。

 ・・・ビルの能力も未知数で立案の段階ではない)」

 

「(OK。立案までの予想日時は?)」

「(次の晩餐会終了後だな)」

 

ヒュリコフはバビマイナの肩を叩いて去っていった。

 

「フン」

 

パンパンと肩を払うバビマイナ。

前も触られて怪訝な顔してたよなw潔癖症なのかなw

 

(もう一度・・・誰かが全員の注意を引いたら攻撃開始・・・!!)

 

「第一王子私設兵のヒュリコフだ」

「第5王妃所属警護兵隊長ムシャホだ」

 

「・・・さて、これからこの16名で念を覚えてもらう訳だが・・・

 途中の修得速度に個人差が出ても2週間後には全員が念を使えるので安心してくれ。

 レッスンを円滑に進める為、1つ確認しておきたい。

 

 正直に答えてくれると有難い。

 この16人の中で、既に念が使える者・・・!挙手してくれ」

 

ハンター協会員、ヒュリコフ・・・挙手したのは2名だけか。

 

「・・・2名か。他には?」

 

「ボソ・・・(あの人達・・・使えるのに何で来たのかしら)」

「ボソ・・・(さぁ?)」

 

非戦闘員の二人か・・・

確かロベリーとユウリ・・・名前は可愛いが、トンでもないブサイクキャラだ。

 

そんな中、ロベリーが何かに気づく。

 

「!?・・・?」

 

(気付いたか、よしよし・・・!!

 しっかり皆の注意を引けよ・・・!)

 

「その2名は、いわば監査・・・!

 私の指導っぷりを厳しく審査してくれるわけだな。

 私は大歓迎だ。忌憚のない意見やアドバイスをくれると大変助かる」

 

(残る4人はしらばっくれる気か。

 まぁオレ以外の奴にはバレないだろうしな)

 

「?」

「・・・・」

 

ヒュリコフがロベリーの視線に違和感を覚えた。

 

(何だ・・・?あの女、何が視えている・・・?)

 

「ボソ・・・(ちょっと・・・あの女、何?)」

「ボソ・・・(え、誰?・・・?女なんていないわよ)」

 

「(え?そんなハズないでしょ。そこよ!変なマスクつけて!!)」

「(いないってば、どこよ!?)」

 

「そこよッッ!!見てよ!!!そこに変な女がいるってば!!!!」

 

ロベリーの叫び声に、皆が注目する!

 

(よォ~~~~~~~~~~~~~~~~~し!!!

攻撃(行け)ッッ!!!)

 

黒ぼっこが攻撃を指示!!

 

「どこだ・・・?」

「ここ?」

「え!?ヤダヤダ!あたしだけ!?え、ヤダ!!」

 

ドサッ!!

 

背後の物音に、一斉に振り返る!

すると、一人の男が膝をついて苦しそうにしている!!

 

「バリゲン!!!?」

「ッッ・・・・・・ッ」

 

「どうした!?」

「何か白いのが首に巻きついてる!!」

「はずせ!」

「バリゲン!!手を離せ!!」

 

「!!!」

 

すると、見る見るうちに、バリゲンの顔がしわくちゃに・・・!!

生気を吸われた・・・?

 

(呪唇白蛇(ツチボッコ)は全部で4匹。

 一匹ならば44秒で、4匹同時に一人を襲えば、

 11秒で全身の血を吸い尽くす・・・!!)

 

吸血系か・・・!!

バリゲンの衣服の中から他に三体の蛇が姿を現した!!

どれも節目に唇を持つ・・・不気味な蛇だ!!

 

ドウッ!!ドウッ!!ドウッ!!ドウッ!!

 

サカタが銃をぶっぱなした!!

こいつ顔色一つ変えずにとんでもねぇ事しやがる・・・

 

「離れてろ。まだ体の中にいるかも知れない」

 

シュウゥ・・・

 

「とけ・・・消え・・・た!?こいつらは一体・・・!?」

「これが・・・『念獣』か!!」

 

「おい!」

「あ~~~~~らら。まだ息があったかも知れないのに、殺したのはア・ナ・タよ」

 

「どう見ても死んでたよ。国王軍へ連絡してくれ」

 

(第3王子の私設兵も9mmパラか。

 ”凝”でガードしても無傷ではすまない威力・・・

 状況次第で45口径やH&Kが登場してくると思っていた方がいいな・・・

 だが、それより当面の問題は・・・)

 

クラピカは冷静に状況分析・・・

 

(微動だにせず一所懸命か・・・いいタマだ。

 お前なら気付いてるだろ・・・これは王子の念獣じゃない・・・!)

 

バビマイナも気づいたか。

 

「ロベリー!あんたの言ってた変な女は!?」

「え?あ・・・!いない・・・!!どっか行ったわ!!ええ!?」

 

「(・・・これが我々の念修得を妨害する意図だとしたら・・・)」

「(ここに人員を派遣していない王子の念獣の仕業か・・・!?)」

 

クラピカが見出した当面の問題・・・

それは・・・

 

この中に潜む、暗殺者を探す事・・・!!

 

そしていいところで休載!!。・゚・(ノД`)・゚・。

 

次回に続く!!


 

 

■前回

 

■次回

 

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