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ハリガネサービスネタバレ感想

【ネタバレ】ハリガネサービス 第157話「シンデレラ」【漫画感想】

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第157話「シンデレラ」

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「え?うん・・・」

 

下平は実家に電話をして羽座川のクツがあるか確認をとっているようだ。

 

「どしたの?」

「おーぎの靴がないんだって」

 

「あの・・・おーぎ君、ウチに靴があったみたいなんだけど」

「おお!」

 

「ヨシノって名前が書いてあるんだけど、これであってるのかって・・・」

「じゃー俺のじゃないんじゃねーの?」

 

(え?)

 

「どこいったかなー」

 

・・・・・

・・・

 

「監督、今日シューズ忘れたみたいなんで帰ります」

「あぁ!?道具の管理はしっかりしろといつも・・・

 ・・・まぁいいや、上がれ」

 

「お先ー」

 

(おーぎ君は最後まで、僕の方を見なかった。

おーぎ君のいない練習はいつもより静かだった)

 

・・・・

・・

 

その夜・・・下平家・・・

 

「このサイズ・・・やっぱりおーぎ君のなんじゃ・・・

 でも違う名前が書いてあるし・・・」

 

「もしかしたら羽座川君は、そのヨシノって人から靴を譲ってもらったのかもね」

「だったらどうして、自分のだって言わなかったんだろう・・・」

 

「はーっ・・・もしかしたら羽座川君は、

 新品のシューズを買ってもらえなかったのかもしれない。

 ゲームも買ってもらえないのかもしれない。

 ケータイも持たせてもらえないのかもしれない。

 

 鉋が当たり前だと思ってるものは、あの子にとっては

 当たり前じゃないのかもしれない。

 それをクラブの皆には知られたくなかったんじゃない?」

 

「僕・・・皆の前で・・・

 謝らなくちゃ・・・おーぎ君に・・・!

 そうだ!ケータイ!こないだおーぎ君が家に連絡するのに貸したんだった」

 

下平は履歴から電話をかけてみる。

 

ガチャ!

 

「もしもし、あのおーぎ君の友達の下平という者ですが、

 おーぎ君はご在宅ですか!?」

「あい?」

 

「あのっ、おーぎ君がウチに靴を忘れてまして」

「あ゛あ?」

 

「お届けにあがりたいので住所を教えていただけませんか?」

 

ガチャン!!

 

「切られちゃった・・・」

「監督なら住所知ってるんじゃない?」

 

「あ、そっか!」

 



早速監督に電話。

 

「もしもし」

「下平です!夜分にすみません!

 先程、羽座川君の家に電話して住所をお聞きしようとしたのですが・・・」

 

「あぁ。上手く伝わらなかったんだろ。

 バァさん耳が遠いから」

「それで・・・監督から教えていただけないでしょうか・・・?」

 

「・・・アイツの家に何か用か?」

「おーぎ君がウチにシューズを忘れてて、届けに行きたいんです」

 

「次の練習で渡せばいいだろ」

「あの・・・僕、今日いらないことを言っておーぎ君を怒らせてしまって・・・

 シューズを届けに行って直接謝りたいんです!」

 

「羽座川なら許してくれるさ。

 アイツには、お前が靴を預かっていると伝えておく」

 

「謝りに行っては・・・ダメでしょうか・・・

 僕はおーぎ君のことをちっともわかってなかったのかもしれません。

 

 おーぎ君は明るくてあけすけで、おーぎ君の口から出る言葉が、

 おーぎ君の全部なんだと思い込んでいた。

 僕らの前で、家の話も学校の話もしてないのに、

 もしかしたら本当に心の中で思っていたことも・・・

 

 だからわかりたいんです!

 本当はいつもどんなことを思っていたのか聞かせて欲しい!

 

「アイツは来てほしがらんと思う。

 むしろ自分の領域に侵入したお前を拒絶するかもしれん」

「・・・拒絶でもいいです。それが本当の気持ちなら僕にぶつけてほしい。

 ただ、僕は拒絶されたって友達をやめません!

 

気持ちは解るが、ひとりよがりな気もするなぁ・・・

 

「住所は教えてやる。今日はもう遅いから明日にしなさい」

「ありがとうございます!」

 

「何かあったらすぐに電話しろ」



 


・・・・・翌日

放課後、僕は電車で教えられた住所に向かった。

 

(こんなに遠いのか!

こんなに遠くまで、いつも自転車で?)

 

駅に着き、暗がりの道を地図を見ながら進む下平。

 

たどり着いたのは一軒のボロアパートだった・・・

全く明かりがない・・・

 

「・・・ここ?」

 

監督に教えてもらった部屋番号に向かうと、表札に『羽座川はな』の文字が・・・。

ばあちゃんと暮らしてるのか・・・

 

「チャイムがない・・・」

 

コンコン!とドアをノックする下平。

 

「すいません!どなたかいらっしゃいますか?」

 

ガチャッ!

 

扉を開けてくれたのは、羽座川のばあちゃんだった・・・。

怖すぎるwww

 

失礼な話だが、何歳だよ(((( ;゚д゚)))

 

「あの・・・おーぎ君のおばあさんですか?

 昨日電話した友達の下平なんですが・・・

 おーぎ君は今、いらっしゃいますか?」

 

「お前が盗ったんだなぁ・・・返せっ!!」

「わっ!」

 

下平が持っていたシューズバックを見るなり、おばあさんがそれを奪い取った。

こえぇえ・・・

 

「泥棒!!」

「違うんです!僕はっ」

 

バタン!!

 

ドアを激しく閉められてしまったぞ・・・

 



(どうしよう・・・おーぎ君・・・中にいたのかな・・・?

ここで待ってたら出てきてくれないかな・・・)

 

下平は、しばし待って見たものの・・・

すでに17時30分を過ぎていた。

 

「もう帰らなくちゃ・・・」

 

(とりあえずシューズは渡せたし、おーぎ君には明日の練習で謝ろう)

 

「なくね?」

「ウケんだけど」

 

前方から小学生らしき子供達が7人で下平の方へ向かってくる。

 

(地元の子たちかな・・・)

 

「まじ強いわぁ」

「だべ?」

 

下平はなるべく目を合わせないように彼らとすれ違った。

無事何事もなく通り過ぎ、ほっとする下平だったのだが・・・

 

ドシャッ!!

 

「!?」

 

音に気付き、前方に目をやると、少年がたくさんのランドセルを抱えたまま転んでいる。

 

「あー!!やった!」

「俺らのランドセル落としやがって!」

 

さっきのクソガキ共かよ!

 

「使えねーなぁ!!そんな仕事ぶりじゃお給料は払えないぜ!!」

「謝れよ!!ランドセル落としてすみませんって!!」

「・・・ランドセルを落としてすみませんでした」

 

下平は戦慄した。

いじめられていたのは紛れもなく羽座川扇だった・・・

 

(おーぎ君!?)

 

完全にレ〇プ目なんだが・・・

 

「よくやるぜ!100円ぽっちのためによぉ!!」

 

(今まで見たこともないおーぎ君の感情の無い顔)

 

以前下平を助けた時に言った彼の台詞・・・

『数をかさにきて、言うこときかせる連中が大嫌いなんだよ』

 

(どうして、おーぎ君がそれを許せなかったのか、ようやくわかった) 

 

「あっ!傷ついてる!これって弁償じゃね!?」

「えっ!?」

 

「払えるわけねぇだろ、こいつん家によぉー!!」

 

最低なクソガキ共だな・・・

 

「おーぎ君・・・」

「・・・しもへー」

 

見られたくなかった現実・・・

果たして・・・

 

次回に続く・・・!!



 

 

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