映画感想

【ネタバレ】思い出のマーニーは何度見ても泣ける【映画感想】

投稿日:2017年7月14日 更新日:

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僕はブルーレイだったかDVDだったかを買うぐらいこの映画が好きです。

思い出のマーニー・・・めっちゃ泣けて堪えきれないんだよな・゜・(つД`)・゜・

 

両親を失い、引き取ってくれた両親・・・

本当の両親ではないけど愛を注いでくれていた人たち。

でも、その人たちはお金を貰っていた。

 

普通の家庭が貰うことはないお金を貰ってる負い目。

そして、その事実を話してくれなかった両親の裏切り。

 



思春期にこんな事もあれば杏奈の性格が歪んでしまうのも無理はない。

いや、この子は凄く真面目で、そんな嫌な自分と向き合い、苦しんでた。

人によっちゃ開き直って非行に走る子もいるだろう。

 

極め付けはおばさんに療養を理由に遠くへやられ・・・

その胸中を察すると居たたまれない。

もちろんおばさんは本当に心から杏奈を心配してのことだろうけどね・・・

 

さらには太っちょ豚のデリカシーのなさに、ついに感情が爆発してしまう。

ホントあの豚は!( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン 

 

そんな深い心の傷を負った杏奈の前に現れたのがマーニーだった。

湿っ地屋敷に住む少女マーニーと仲良くなっていく杏奈。

マーニーとの出会いが彼女の傷ついた心を癒していく。



 


マーニーの存在がうつろになっていったのは、杏奈の成長に関係があるそうです。 

杏奈がマーニーを必要とせず生きる力を得ていく・・・

ちょうどサイロのシーンでマーニーが消えたのは杏奈の成長がきっかけだったみたいです。

 

マーニーに置き去りにされたことで、両親に置き去りにされた時(事故で帰らぬ人になった時)のことがフラッシュバックし、再び大切な人に裏切られた絶望を味わう杏奈。

 

そんな中、夢の中でマーニーとの別れの時・・・

杏奈はマーニーを許した。

 

そしてその後マーニーは知ることとなる。

彼女の壮絶な人生と、自分とのつながりを。

 

マーニーは孤独な幼少期を過ごしつつも、支えてくれた和彦と結婚。

その後、一人娘である絵美里を生むも、和彦は病気で若くして他界。

マーニーは夫の死のショックで体調を崩し、娘とは離ればなれに。

 



親元を離れて育った結果、絵美里は別人のように変わってしまい、マーニーとの溝も埋まる事はなかった。

 

その後絵美里は男を作り、子供を妊娠・・・

その娘こそ、杏奈だった。

 

程なくして杏奈の両親は事故で他界。

一人ぼっちになった杏奈を引き取ったのが湿っ地屋敷のマーニーだったのだ。

 

杏奈が初めて見たはずの湿っ地屋敷に見覚えがあったのも、わずかな間過ごしていたからなのだ。

 

杏奈を迎えにきてくれたおばさんが古いアルバムから杏奈が握りしめていたという写真を持ってきて・・・その写真の裏側に「私の大好きな家 マーニー」と書かれており、全てが繋がった杏奈は涙する。

 

 

号泣・゜・(つД`)・゜・

 

あかんよもう。

何度見ても涙でてきてしまう。

大好きな映画です。



 

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