【ネタバレ】HUNTER×HUNTER No.362「決意」【漫画感想】

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■HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)
No.362「決意」

■前回はこちら

ビルはクラピカに念獣について、持てる知識を説明する。

 

「寄生型の厄介な特徴として・・・『行動が読めない』点がある。

 寄生型には誰かの残留思念が宿主(別の誰か)に憑き、宿主の力(オーラ)を借りて、

 具現化するものが多い。

 

 そのせいで宿主の性格や感情の動きが寄生側に少なからず影響を与える。

 そもそも人間自体が一貫性からは程遠い生き物なのに、

 寄生型は誰かの思いと宿主の思いとが交錯して生まれ育ち、

 よりややこしい存在となるわけだ」

 

ビルの話を一緒に聞いていたオイトは黙って物思いにふけっている。

それを見て口を開くクラピカ。

 

「王子の性格によっては争いに参加しない事も考えられると・・・?」

「もちろん争いを好まない性格の王子も何人かいます。

 ただ、上から5番目までの王子は・・・自ら身を引く様な性格ではありません」

 

「本当の戦いは全ての王子がセレモニーから戻った後か・・・!」

 

んー・・・14人の王子それぞれに念獣が寄生し、念獣には宿主の性格が影響してる・・・か。

と、すればだよ?

継承戦を辞退した第9王子ハルケンブルグ・・・

穏健派に見えてすげぇイカツイ一つ目牛の念獣が憑いてたけど・・・

実は心内はかなり野心的なのか?

 

単純に確固たる強い意志が、あの念獣を象っただけなのかしらね?

 

・・・・・・・

・・・・

 

「共闘しない?貴方と私で」

 

第4王子ツェリードニヒに声をかけたのは、第5王子ツベッパだ。

 

「・・・単刀直入だね」

「単純明快だから。

 第6王子・第7王子・第8王子には志が無いし

 第9王子は不参加、第10王子以下は幼くて武力(チカラ)も政治力(コネ)もない。

 実質は上位5人のサバイバル・・・!

 

 そして、上の3人は醜悪過ぎる。

 驕り(第1王子)、貪り(第2王子)、奢侈を尽くす(第3王子)」

 

粛清すべきよ!

 

「それには、頗る同感だね」

「それじゃ次の日曜に」

 

「ああ(お前が生きてればな・・・)」

 

第1王子は武力でヤバそうだけど、第4王子は違う意味で一番ヤバそうなんだよな。

性格的に一番ヤバい・・・

 

第5王子・ツベッパの念獣は蛙の車・・・

第4王子・ツェリードニヒの念獣は女の顔をした巨大な馬か・・・。

 

そんな二人の念獣を見て、王・ホイコーロが解説する。

 

同じ壺から生まれた守護霊獣には本能(ルール)がある。

1.霊獣同士は殺し合わない

2.霊獣の憑いた人間を直接攻撃しない

 

(未来の王を護る念獣に必要な自制的本能・・・!

爪と牙しか持たない獣は遠からず滅びるホイな。

 

それは人間も同じ!!政治・軍事の計略には間接的行程が重要・・・!!

搦手の見えぬ将は凡将ホ!!

 

群雄割拠の時代!!

いつ隣国に吸収されても不思議でない小国の長だった先祖が壺を創出し、

自国を器に見立て子等に統一を争わせた結果、現在の大国となる礎を築いたホイ!!

 

後方支援に長けた霊獣が深謀遠慮の才溢れる王に憑く事で灼たかとなるホイコーロ一族の運命!!

20万の贄積む箱舟で存分に切り拓くが良いホ!!)

 

祝福の一人御子となるまで・・・!!!

 

やべぇなぁ・・・

でもさ、念獣が王を直接攻撃できない上に、念獣同士が戦うことも無い。

その上で王子が一人になるまで殺しあうってどういう事になるんだ?

 

念獣の念能力は他の人には問答無用で攻撃してくるのは前回の話でわかったよな。

クマみたいな念獣・・・モモゼに憑いた念獣による『ヒマか?』というワードに反応することで操られるっていう能力(仮)

 

ようするに憑いた霊獣の念能力が周りの人間に作用して、王子をころす結果に至るのかもしれないね。


 


ツェリードニヒの護衛についた黒服の男女は揉めていた。

 

「王子(ツェリードニヒ)に何て説明する?」

「普通の人間には視えない幻獣が徘徊してるから部屋から出るな

 ・・・でいんじゃね?」

 

「NGワードだらけよバカ!『普通』とか王子に一番言っちゃいけない言葉。

 『視えない』っていうのも王子には出来ないってニュアンス含むからダメ。

 『幻獣』は王子の好奇心をMAXに刺激するし、

 『部屋から出るな』は『出ろ』って言うのと同じ!」

 

「・・・・無理だ。もうお前に任せるわ」

「説明すれば必ず念能力について聞かれるわね。

 問題は能力について正直に話してしまうと、王子は必ず修得したがるって事・・・」

 

そもそも、外に出てはいけない理由を危険人物が徘徊しており、現在誠意捜査中とかウソの理由ではだめなのかねぇ・・・

まぁ念獣が問題になっている以上ずっと収拾はつかないし、危険人物が徘徊っつって、いつまでも解決に至らないってのもおかしな話になるのか・・・

 

なるほど、難しいな。

 

「念を使えるのは私設兵の中でオレ達2人だけだし、

 生まれつきの能力だって言っときゃいいんじゃねーの?」

「・・・・」

 

「何だよ?」

「ハー・・・うらやましい・・・」

 

「オイ!いくらオレでも馬鹿にされてるってわかるぞ!」

「緊急チャンネルで全王子の護衛全員が

 『寄生型の念獣』という言葉を聞いちゃってるのよ?

 王子にその話をしない訳にはいかないでしょ!?」

 

「あ?だから、その時に念能力は持って生まれた特殊なモンだと」

「全王子!!全部の王子の護衛があんたみたいに適当な説明すると思ってんの!?

 ツェリード様にしてみたら全く未知の能力なんだから

 全力で情報収集に当たるハズよ!他の王子にもね。

 下手なウソなんか、すぐにばれて、とり返しのつかない事になるって気付いてね!」

 

「つまり、結局王子が念能力を欲しがるトコまでは避けられねーって話か」

「そうよッ!!」

 

「何怒ってんだよ」

「早くそこから先の話をしたいからよっっ!

 それをアンタがバカな茶々入れるから!!」

 

「それじゃお前が念を教えてやれよ。したらお前が色々サジ加減出来るし」

「!」

 

「お前が心配してんのは何つーの?王子の悪のポテンシャルだろ。

 アイツ・・・あ、失礼。内緒な・・・に念能力なんか持たせたら一体どーなっちゃうの?ってゆーね。

 王子の念取得が不可避ならさ、それじゃもう、例えば真逆の系統修行するとか、

 無駄な能力覚えさすとかして、王子の念容量地味に削るしか方法ねんじゃね?

 

 この後、王子は護衛に『念能力使える奴いるか?』ってゼッタイ聞くよな。

 その時、お前が手を上げりゃ自然にその流れになるじゃん」

 

そんな中、護衛に第4エリア口前に集合するよう、他の護衛から連絡が入る。

すでに王子は他の護衛から念獣については知らされてるみたいだな・・・

興味津々って感じやぞ。

 

「オレの例えは極端だけど、お前なら上手くやれるだろ。

 修行効率を何割か下げれば時間稼ぎにもなるしな」

「・・・・」

 

「それがベストだとお前が思ってねーのはわかってる。

 だが、現状ではベターだって事もわかってんだろ。

 王子が別の誰かに師事するくらいなら、お前が教えるべきだ。

 お前が王子を誘導し、教育し、少しでも言い方向へ変えるんだ。

 オレが保証するよ。この船でそれが出来るのはテータ、お前だけだ」

 

「・・・・・・・・ズルイわね」

「だってお前さ、オレにそれ出来ると思うか?」

 

「はーーーーーーー。ホンっっとにうらやましい!」

「お!今のは本音が出ただろ」

 

「うるさい!」

 

でも、サルコフの言う通りだ。

・・・私がやるしかない。

邪念はより邪悪な念を生む・・・!

他の王子が先に念を覚えて、その能力でツェリード様を攻撃した結果、能力に目覚める・・・

 

そんな経緯でツェリード様が念能力を身に付けたら・・・

考えただけで肌が泡立つ。

 

止められるのは私だけ・・・!!

 

「テータ、見るな・・・!(ボソ」

 

二人の目前に現れた何か!!

 

「テータ!!」

 

・・・・

・・

 

一方、その頃・・・

第7王子・ルズールスも護衛から事情を聞いていた。

 

「成る程、オレの背後にも守護霊獣がいて、オレの味方ではあるが・・・

 直接命令する事は出来ない・・・と。

 その念能力ってのも修得に時間がかかるんだな?」

 

「はい。目安として、『視える』様になるのに大体一年・・・」

「それじゃあ意味ねェな。当初の予定通り、まずは第5王子についとく。

 妙な能力が入り込んだ事で膠着するかもな。

 上の連中とその兵隊にネンについての知識がなけりゃ俄然優位に立てる。

 お前ら協会員は交代性でずっとオレの側にいろ。

 他の念獣が姿を現したら動向を全て報告だ」

 

「は!!」

 

・・・・・

・・・

 

第6王子・タイソン・・・

こいつは男なのか女なのか・・・

オネェなのか・・・

 

男5人をはべらせて悦に浸っている(((( ;゚д゚)))

 

「誓いの儀式が原因なら、全ての王子に念獣が憑いてるって事ね?

 アタシの念獣は天使に似ていると思うけれど、どうかしら?」

 

「あ~・・・・どちらかというと・・・妖精・・・寄りですね」

 

どう応えていいか迷うイズナビ。

こいつの念獣は天使や妖精というか・・・一つ目のトカゲみたいなのがいっぱいなんだが。。。

 

「ヤダー!妖精って手があったーーー!!死角ゥーーー!

 確かに妖精の方がアタシ的ーーーー?」

 

「・・・・・(そいつを産んでる・・・後ろのアレは・・・一体何だ・・・?)」

 

(きっとアタシの妖精達がこの船を愛で満たすワ・・・)

 

・・・・・

・・・

 

ドスケベ第8王子サレサレは沢山の女をはべらせてパーリーナイト状態w

 

「ひゃははははは!いーね!いーね!今日皆ノリいいね!!ハイ?ハイ?

 ハイハイハイ!継承戦とかくそくらえーーーーーーーェェ!!!

 イェ~~~~~~~~~~~~~!!!!」

 

コイツはある意味幸せか。

 

・・・・・

・・・

 

第9王子ハルケンブルグには既に異変が起きていた。

 

「な・・・な・・・何だ!!!何なんだ!!これは!?」

 

護衛全滅・・・!?

ハルケンブルグに憑いた一つ目の念獣による仕業なのか?

それとも他の王子の念獣の攻撃なのか!?

 

・・・

・・・・・

 

!!!!!!

 

テータは見つめられていた。

ツェリードニヒに憑いた馬の体に女の顔の念獣に、至近距離で見つめられていた。

首が・・・凄く伸びてきてテータを見つめている。

 

テータは視線をそらす・・・

念獣の顔は目を見開き、ヨダレを垂らしている・・・

そして、『グルルル・・・』と獣のような唸りを上げている。

 

 

ヤバイ・・・

明らかにヤバイ!! 

 

「よーーーーォ!切り札の登場だ。

 さっき緊急チャンネル聞いただろ?

 この中の誰もネンジュウってワード知らないんだ。

 お前等知ってるか?」

 

ツェリードニヒの問いかけと同時に、念獣の口が開く・・・

女の口は異様なほど裂け、その口の中には、さらに悲痛な表情の女の顔が・・・

その中の女の口からは二股で、先端には眼球がついた・・・気持ち悪い舌が伸び・・・

その2つの眼球がテータの目を覗き込んでいる。

 

この時テータは思った。

 

私は・・・甘かった。

彼は決して・・・決して念など会得してはいけない人間・・・・!!!

 

と・・・

 

「はい・・・。

 ある特殊な能力に関係する言葉です」

「おっ!流石テータちゃんだね。もしかして、そのチカラ使えたりする?」

 

私が、やるしかない・・・!!

 

「はい。使えます」

 

やべぇ・・・下手すると念獣にやられそうだな・・・

王子以外は余裕で手が出せますからね・・・

 

次回に続く!!


 

 

■前回

 

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