■機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
第46話 「誰が為」
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第46話あらすじ前編
ジュリエッタの妨害で艦隊を仕留めそこなったシノは、敵の集中砲火に沈んだ・・・
そして、なおもバルバトスにまとわりつくジュリエッタ!
「おまえ・・・!!消えろよ・・・!!」
怒れるミカ((((;゜Д゜)))
オルガはすぐにシノの回収に誰かを向かわせるよう叫ぶが、ユージンはそんな暇はないと叫ぶ。
「すぐにホタルビの仕掛けが作動すんだ!モビルスーツ隊に戻るよう連絡急げ!」
「シノはどうすんだ!!」
「あいつが命張って作ったチャンスだろうが!!無駄に出来っかよ!!」
「!!・・・・」
「シノの野郎は鉄華団のために・・・おまえのために逝ったんだ!!」
・・・・・
・・・
バルバトスにしつこくまとわりつくジュリエッタ。
「あなたは確かに強い!!私はアナタを倒すことは出来ないかもしれない!!
だけどッ!!それでもッ!!私は勝ちます!!
ラスタル様の剣になれなくとも!
ラスタル様の盾になりッ!
ラスタル様を守る事ができれば!
たとえ命尽きようと!!私の勝利にナブッ!!?」
バルバトスの大剣がジュリエッタの機体の腹をぶち抜いた・・・
コックピットが・・・
「だからさぁ・・・ごちゃごちゃウルサイよ」
(違う・・・この人の強さは私の知っているどんな人間とも・・・いえ・・・
もはや・・・人間では・・・)
「だ・・・め・・・いかせ・・・ない」
「へぇ、まだ生きてるんだ」
重傷を負いながらも、まだバルバトスにしがみつくか・・・
ここでユージンからミカに通信が入る。
すぐに戻れ・・・と。
だがミカはシノの失敗をカバーしようと突っ込むつもりのようだ。
ホタルビの仕掛けが作動したら戻って来れなくなると聞き、ミカは仕方なく戻ることに。
程なくしてホタルビに仕掛けたチャフが一帯に放出された。
ミカもタイミングがあと少し遅れてたらまずかったな。
・・・・・
・・・
マクギリスとガエリオの一対一の死闘は激しさを増していた!
機体性能・パイロットの腕・・・それらを総合して互角のようだ。
マクギリスはアルミリアに刺された手が痛むようで、若干ハンデを背負ってるみたいだけどなぁ・・・
「フッ・・・」
「何がおかしい!」
「私の理想を否定するお前も、結局は禁忌の力に手を染めているではないか」
「これが・・・お前の心を救ってやれなかった俺自身のケジメだ!!」
「チィッ!!」
「お前の信じる力で、お前をころした時!!俺たちはようやく解りあえるだろう!!」
「イカれているな!ガエリオ!!」
「正気ゆえだ!!マクギリス!!」
ぶつかり合う二人!!
そしてマクギリスに決定的なチャンスが生まれた・・・かに思えた!!
が・・・!!
アルミリアに刺された手に痛みが走る!!
決定的なチャンスが逆にピンチに!!
「さらばだ!!」
ドリルニーだと!!?
「准将ォーーーーー!!」
マクギリスのピンチに駆けつけた石動!!
ドリルニーキックが石動の機体のコックピットを抉る!!
「石動・・・」
「准将は・・・残った部隊をまとめ・・・鉄華団と・・・
ここは・・・私が・・・!!」
「すまない・・・」
マクギリスあっさり撤退wwww
「なに!?待て!!マクギリス!!
まだ解らないのか!!奴の語る理想の犠牲になっていることが!!」
「例え・・・流血の先だったとしても・・・准将の元でなら・・・
夢を見る事が出来た・・・ギャラルホルンに所属していても・・・
私のような後ろ盾のないコロニー出身者は明日の夢も見られない・・・
ここはそういう世界だ・・・
生まれながらにボードウィンの名を持つあなたには・・・わからない・・・
私は准将に・・・」
パカーーーーーン!!
機体が真っ二つになったぞ((((;゜Д゜)))
「そうだな・・・以前の俺は確かに理解しきれていなかった。
だが・・・俺にそれを教えてくれた存在がある。
だからこそ言える。奴が君に見せた夢はまやかしだと・・・」
アインのことか・・・
散っていく鉄華団のモビルスーツ・・・
(俺も・・・一度は奴の理想に夢を見た。
もう覚めてしまった過去の夢だ・・・)
第46話あらすじ後編
ジュリエッタは一命を取り留めたようだ。
ガエリオが帰還の際に拾ってきたみたいだな・・・
そのガエリオはマクギリスを討ち漏らした事を悔やんでいる様子だが・・・
鉄華団もろともマクギリスの艦隊も見失ったようだな。
すでにラスタルには次の一手が講じれているのか、余裕の笑みを浮かべる。
・・・・・
・・・
鉄華団はタービンズの航路に逃げ込んだみたいだな。
オルガは・・・やっぱショックなのかねぇ・・・かなり沈んでいるが。
そんな中、マクギリスからオルガに今後について話がしたいと通信が・・・
一方ヤマギはシノの死にショックを隠し切れない様子だ・・・
雪之承のオヤッサンがいくら慰めても無理っぽいなぁ・・・
・・・・
・・
ザックは1人鉄華団の現実が見えてる男かもしれないなぁ・・・
もう負けは決まっている・・・ここらが潮時だと・・・
でも、鉄華団の大多数が帰る場所の無い奴ら・・・
学校も出てないから職にもつけない・・・
そんな奴らにとっちゃ、ここしかないんだろうな。
そこにユージンとオルガが通りかかり、まだ終わっちゃいないと喝を入れる。
・・・・・
・・・
デルマもかなり落ち込んでる様子だな。
中途半端に腕だけ負傷して戻ってきて、これ以上役に立てないのが歯がゆいようだ。
あのまましんでればよかった・・・そんな事を呟くデルマに
「ありがとう・・・こうしてお前と話が出来る事が嬉しい。
生き残ってくれて、ありがとな」
そう言ってデルマの頭を撫でる昭弘・゜・(つД`)・゜・
ボロボロと涙を流すデルマ・゜・(つД`)・゜・
・・・
・・・・
マクギリスと話をつけるオルガとユージン。
火星の戦力を使うみたいだけど、先ほどその倍の戦力で負けたとユージン。
これマジで鉄華団に勝ち目はあるのか・・・
決戦の血は火星か・・・
火星圏での戦いならば少しは分があるのかなぁ・・・
「遠回りをすることになったが火星の空で君たちが力を示す事に意味はあるはずだ」
「仲間の命より大事な意味なんて、どこにあんだよ」
「オルガ・・・」
「我々は立ち止まるわけにはいかないのだ。
散っていった同胞たちの想いを背負い、前へと進む・・・
彼らの死を無駄にしないためにも」
「・・・ッッ!!」
火星までには時間があるからと、話はまたの機会に・・・
ミカはミカで落ち込んでる様子だし、
アトラはアトラで女になっちまったような雰囲気だすしよぉ・゜・(つД`)・゜・
初体験したってことなのか・・・
・・・・・
・・・
ラスタル陣営ではジュリエッタが目覚めたようだ。
これすっぱだかなのかしら((((;゜Д゜)))
ジュリエッタは自分らしく強くなると心に決めたようだ。
・・・
・・・・・
オルガは仲間の亡骸の前で弱気な態度を見せる・・・
「泣きごとですか?」
ヤマギ登場!
「皆、アンタの言葉を信じてしんでったんだ。
なのに!!あんたがそんなに腑抜けててどうするんですか!!」
ハッとするオルガ。
オルガを睨みつけ去っていくヤマギを追うユージン。
「ごめん・・・なんか俺おかしい」
「いや・・・ありがとな」
「え」
「俺じゃ言い出せなかった。
オルガの気持ちもわかるからよ・・・」
「俺は解らないよ・・・団長の気持ちも・・・シノの気持ちも・・・
俺にはよく解らない・・・」
「シノが言ってたな・・・」
「え?」
・・・・・・
・・・
回想・・・
『なぁ・・・やっぱヤマギってよぉ・・・
俺の事・・・好きなのかなぁ?』
『はぁ!?何言ってんだよお前・・・今さらかっ!』
えww周知の事実なのかww
『あ、やっぱ!?やぁ・・そうかなぁとは思ってたけど、
俺ら家族だろ?身内でどうとかピンとこなくてよ・・・』
『え!?そういう・・・』
男とか女とかはどうでもいいってことかww
流石シノ!
『色んな奴がいる此処が俺は好きだ。
守りてぇよ!鉄華団を!』
・・・・・
・・・
シノがいない世界で生きていくなら、一緒に死にたかったというヤマギ。
「そんな事言ったら、シノはきっと怒るね」
「ヤマギ」
「俺にも守れるかな・・・鉄華団」
「おお。頼りにしてるぜ」
・・・
・・・・・
ラスタルはマクギリスを袋のネズミだと嘲る。
やっぱ火星支部が敵に回るってことなのかねぇ・・・
・・・・・
・・・
そしてミカ・オルガの二人反省タイム。
オルガはしんでいった仲間たちにデカい嘘をついてしまったと嘆き、
ミカは自分のせいでオルガの言葉を嘘に変えてしまったと自身に怒りを覚えている様子。
「そうか。お前はそうだったんだ最初っから・・・」
「オルガ?」
「ずっと・・・そうなんだよな
(仲間を間違った場所に連れてきちまったんじゃないか・・・
そんな迷いは思い上がりだ。
お前が連れてきてくれた・・・みんなが連れてきてくれた・・・
俺の言葉を実現する為に・・・支えるために・・・
お前らが・・・だったら・・・俺にできることは・・・)
迷わねぇことだ。お前の全部を俺にくれ」
「とっくに渡してるよ」
「ああ。そうだな」
・・・・
・・・
アーレスの入港許可が下りない・・・か。
マクギリスはすでにギャラルホルンの絶対的な立場を失ったみたいだ。
すでに元准将扱い・・・
火星に行っても待ってるのは敵・・・つまり挟み撃ちってことか・・・
第46話感想
あと何話で終わりなのかしら。
絶望の未来しか見えないのだけど・・・
次回に続く!!
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