■機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
第43話 「たどりついた真意」
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第43話あらすじ前編
鉄華団によるJPTトラスト襲撃より3日後・・・
ガエリオ仮面はラスタル・エリオンの元を訪れていた。
丁度セブンスターズが会議をしている頃のようだ。
議題は恐らくイオクの件・・・
ダインスレイブを使ったのはやはりまずかったようだ。
まぁテイワズとはその件については手打ちになってるから問題ないと、余裕のラスタル。
ラスタルは呼ばれてもない会議に顏を出して暇人と思われるのも癪だということで、地球にはいかないようだな。
そんな中、ガエリオ仮面は時間をくれないか?とラスタルに申し出た。
マクギリスの真意を知る事を目的としてきたヴィダールは、おぼろげながら辿り着いた答えがあるという。
マクギリスが動き出すと察知したのか・・・
ラスタルはケジメをつけてこいと、快くヴィダールを送り出した。
・・・・・
・・・
そして程なくしてマクギリスの同志による、あの演説・・・
ヴィダールの読みは正しかったというわけか。
ラスタルは、アリアンロッドの全艦隊に招集命令をかける!!
ついに最終決戦ということかな・・・
・・・・・
・・・
ギャラルホルン本部はすでにマクギリスの同志により制圧されていた。
会議場のセブンスターズも拘束。
マクギリスの計画通りに全ては運んでいるようだな・・・
そしていよいよマクギリス本人も動くか。
ちなみに現在の状況を整理すると、鉄華団と演説を行ったライザ・エンザは宇宙で、防衛網を張っているようだ。
アリアンロッド艦隊を警戒したものだろう。
バルバトスは地球に残してきてるみたいだな。
本部制圧に一役買ったのと、マクギリスの護衛かな?
・・・・
・・
セブンスターズの元を訪れたマクギリス。
大それた真似をしたマクギリスに掴みかかったのはガエリオの父親であり、マクギリスの義父でもあるボードウィン家の当主。
マクギリスが語るには、今でこそギャラルホルンにとっての逆賊であるが”あれ”を手に入れれば立場は一転するというのだ。
アレとは一体・・・
ついにこの時が来たというマクギリス。
今語られる彼の過去・・・
・・・・・・
・・・
元々貧しい出のマクギリスは、食うためには人をも手にかけていた。
生きていくためには力が必要だ・・・
彼は子供ながらに悟った。
友もなく、愛情も受けず・・・
力無き者は地べたをはいずるしかない・・・
力ある者こそが全てを手に入れる世界・・・
それがマクギリスに見えていた世界だった。
・・・・
・・・・・・
ショタギリスはイズナリオ・ファリドに拾われてからも、その世界観は変わらなかった。
マクギリスは力には様々な種類があることを学ぶ。
そして彼は力を示し、ファリド家の本邸へ呼ばれるまでになった。
つまり跡取りになったわけだ。
だが・・・
アーーーーーッ!!
ひでぇww
モホナリオかよ・・・
しかもプレイが荒いwww
ボコボコに殴りながらやってるしw
ひでぇ趣味だな・・・
そんな彼が出会ったのがアグニカ・カイエルの書籍だったわけか。
全ての力を束ねる存在・・・
真理・・・
・・・・・
・・・
その頃ミカは暇して指示待ち状態w
一方、ラスタルは艦隊の召集を急がせていた。
クーデターの鎮圧なら急ぐのも一つだが、用心には、こしたことがないということか。
そんな中、イオクの部下たちがイオクを戦線に加えて欲しいと嘆願しにきたw
すでに40人目らしいw
あれだけの失敗をしながらも、部下からの信頼が厚いってんだから驚きだよな。
これでバカじゃなければ最高なんだけど。
でも、イオクが最前線に出てくれなかったら、ぶっころせないじゃん!
てかイオク様字が上手いんだな((((;゜Д゜)))
・・・
・・・・
一方、鉄華団の船にやってきたライザ・エンザは大興奮!
ちょっとドン引きのオルガは偵察状況を確認。
ここでアリアンロッド艦隊が集結していることを知るオルガたち。
その数40艦隊
倍以上の戦力にビビるユージンだが・・・
そのすべてを相手にすることはないというのだ。
マクギリスが事を成すまで時間を稼げばそれでいい・・・と。
そのマクギリスは、何やら怪しい場所にやってきていた。
そこにはガンダムタイプのモビルスーツが!
「やっと会えたな、バエル・・・いや、新しい時代の夜明けだ。
目を覚ませ・・・アグニカ・カイエル」
その瞬間だった!!
突如天井が崩れ、モビルスーツが姿を現した!!
ガンダムヴィダール・・・!!
「やはり・・・ここにきたか」
そう言って仮面を外すヴィダール・・・
「ガエリオ・・・・ボードウィン・・・!!」
第43話あらすじ後編
ラスタルに飼われているとマクギリスに言われ、ガエリオはあくまでも対等な立場だと答える。
すぐに人を信じるのは悪い癖と・・・騙した張本人からの忠告。
ガエリオにとってマクギリスは親友・・・というか憧れる存在だったようだな。
幼き頃は、それこそ距離があったが、ガエリオはなんとか隣に立ちたいと努力し続けたのだろう。
大人になりマクギリスは仮面をつけ、他者に本心を見せなくなった。
だが、自分にだけは本心を見せてくれていた・・・そう信じていたようだな。
ガエリオは・・・。
しかし、結果は・・・
裏切られた・・・
ガエリオは確かめたかったという。
自分や、カルタを裏切ってまでも手に入れたかったものを・・・!
「フ・・・辿り着いたようだな」
「ああ。この場所にお前がいるということ・・・それこそが答え」
「満足したか?」
「おかげで決心がついたよ」
愛情や信頼・・・
この世の全ての尊い感情はマクギリスの瞳には何一つ映らない・・・
「お前が理解できるのは権力・・・偉力・・・暴力!!
すべて力に変換できるもののみ!!
ここにいるということは乗れるのだろう?バエルに乗れ!!」
てっきり止めるものだと思っていたとマクギリスは言う。
バエルに乗るという意味・・・そんなに凄いことなのか。
ガエリオは今、失うモノは何もないどころか、たくさんの背負うべきものがあるようだ。
それのどれもが、マクギリスの目には映らないという。
そして、今この場で仮面を外したマクギリスを全否定してみせると言う!!
「その必要はないようだ。ガエリオ」
ガエリオ同様、天井から姿を現したバルバトスルプスレクス!!
「やっていいの?」
「ああ。頼む」
はたしてヴィダールの力がバルバトスについていけるのか!?
尻尾の一撃に弾かれるヴィダール!
「お前では勝てんよ。ガエリオ」
「そうだな。俺では無理かもしれない・・・しかし、俺たちならば!」
「・・・!?なんだ・・・」
「アイン!!」
アインだって!!?
やべぇ!!ヴィダールにこんな奥の手が・・・
てか阿頼耶識なのか・・・ガエリオ・・・
「さぁ好きなように使え。俺の体を!お前に明け渡す!!」
ドクンッ!!
「なんだ・・・?」
ミカも何かを察したか!
尻尾の攻撃で様子を見る!!
が!!
超スピードでこれをかわした!!?
さらにバルバトスの背後にまわって蹴りを入れた!!
「なに!?」
これにはマクギリスも驚きを隠せない!!
「今の動き・・・知ってる奴だ」
どうやらヴィダールにはアインの脳をベースにした・・・
いわば疑似阿頼耶識が搭載されてるようだ・・・
しかも厄介なことに、超人的な反応速度を与えてくれる阿頼耶識。
脳への負担は計り知れない。
だが、その負担をアインの脳が肩代わりすることで、パイロットへの負荷なく力だけを得るという・・・なんというチートマシン((((;゜Д゜)))
バルバトスと互角以上に渡りあってる・・・!!
「こいつ・・・やばいな!」
・・・・
・・・
そしてこの男もまた・・・動き出そうとしていた!!
乗り込んだようだな・・・ガンダムバエルに・・・!!
しかも、こいつも阿頼耶識か・・・!!
「ガッ・・・!!くっ・・・300年だ・・・休暇はもう十分に楽しんだろう?
アグニカ・カイエル・・・さぁ目覚めの時だ・・・!!」
変態め!!
外に飛び出すヴィダールとバルバトス。
そして飛び出してきたバエル・・・!!
二対一を不利と見たガエリオは撤退。
追おうとするミカを止めたマクギリス。
「作戦は成功した」
そうなのか・・・
そしてマクギリスは通信で全世界にバエルの姿をお披露目した。
なんかセブンスターのおえらがたとかめっちゃ驚愕してるんだが、そんなに起動したらマズイガンダムなのか。
単なる権威の象徴ってだけではないの?
「どこまでも愚かな・・・おまえは大人になり切れぬ子供だよ。
マクギリス・ファリド・・・」
と、ラスタルも呆れ顔・・・
そして、ガエリオは正式にラスタル陣営に加わった。
マクギリスが言うにはバエルに乗る者こそが絶対的な存在らしく、
その意志に従わなければならないんだってさ。
つっても、その意志に従うわけがないだろうな・・・ラスタル陣営は。
そして鉄華団はマクギリスのためにラスタル陣営と戦うわけか・・・
どっちが敵なのかわからんなぁ。
ガエリオもマクギリスの通信に割り込み、生存を発表。
バチバチやりあうしか道はないなー。
第43話感想
それにしても、これ・・・ただやりあうだけで終わるのか?
モビルアーマーが最後に出て来たりするのかねぇ・・・
アグニカ・カイエルの機体が厄災をもたらすとか・・・?
うーん気になる!
次回に続く!!
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