■刃牙道
第142話「抜剣」
「まぁ・・・そうなるよな・・・」
■前回のレビュー
「お縄になりな」
平兵衛からの最後通告。
最新武装の100人の機動隊・・・
最新武装・・・ねぇ・・・
そりゃあ一般人に対して、まぁ仮に拳銃を持った一般人相手だったら十二分すぎるんだろうけど、相手はあの宮本武蔵ぞ。
その斬撃を拳銃なんかと比較しちゃあかんやろ。
機動隊の防具も易々と切り裂かれそうだし、もしそれが適わないにしても露出した肌の部分を刺せば終わりだろうに・・・
「史上最強の剣客・・・宮本武蔵。
アンタを嘗めちゃいない。十分に実力を認識した上での警告だ」
いや、わかっちゃいねぇぜ平兵衛さんよ・・・
武蔵を本気でやるつもりなら、一流スナイパーで射撃すべきなんだ。
それだってヤレる保証はなさそうだが・・・
平兵衛は、なお降伏を迫る。従うべきだ・・・と。
「ん・・・こん位ぇか・・・・・」
武蔵と少し距離を取り拳銃を向ける平兵衛。
バカッッ!!それ武蔵の間合いだろ・・・
「刑事を長くやってるくせして、拳銃(こっち)の方はさっぱりでな。
でもこれなら命中(あた)るわ。カカカ」
阿呆・・・
当たるわけがない・・・
刀を地面に置けと平兵衛。
名を尋ねる武蔵・・・
100人の最新武装をした機動隊に命令を出す隊長。
つまるところ101人ってわけか。
武蔵との距離は約30m・・・
かなり近く故に小声で命令を語りだす隊長。
大塚平兵衛の合図があり次第、動き出す・・・そう話している矢先だった。
一発の銃声が轟いたのは。
この銃声が合図・・・というわけではなかったみたいだな。
隊長の顔色が悪い・・・想定外の事態というわけか。
緊張感が走る中、隊長は前に進むように命じる。
すると、その直後・・・
「!」
前方に人影が・・・宮本武蔵、その人だ。
普通に機動隊に向かって歩いてくる。
そして距離を縮めたところで、武蔵は何かを投げつけた。
それをキャッチする機動隊・隊長。
「・・・・・!これ・・・」
「大塚の短筒だ」
「貴様・・・」
武蔵は右手を突き出して制止を促す。
「『勝負』は尋常だった。
抜いたのは大塚が先だが、そこは大目にみよう。
いい『勝負』だった」
大塚・・・一刀両断・・・
指も飛び散ってるってことはまず指を切って、ひるんだところを唐竹割りか・・・
中身モロ見えや^q^
「き・・・ッッ!!貴様ァッ!!」
「挑まれたから斬った。それ以上でも以下でもない。
さて・・・降伏する気も、従う気もない。
そんな武蔵を・・・さァどうする・・・?」
これ、今までになかったダイギャクサツになるんじゃね(((( ;゚д゚)))
次回に続く!!
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