■ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない
第35話「アナザーワン バイツァ・ダスト その1」
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7月15日(木) 20時30分・・・
杉本鈴美が露伴の撮った写真の中で一枚に注目をした。
それは早人の写真だった。
露伴は、ビデオを持ってコソコソしていたから興味もっただけでなんてことはない・・・と言ったが、鈴美は一緒に映ってる男と姓が同じだと指摘。
露伴は、撮った男の個人情報まで調べていたのか・・・
むしろココまで調べておいてなぜ気づかない( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
この会話の一部始終を聞いていた写真の親父は、岸部露伴が吉良吉影の今に迫ろうとしているという最悪の事態を知らせるべく川尻邸に急いでいるようだ。
7月15日(木) 20時48分・・・
「早人!早人!!呼んでるのよ!!?」
廊下に脱ぎっぱなしの衣服を注意すべく、息子を探すしのぶ。
相変わらずチチでけぇなぁ( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
「返事ぐらいしなさい!・・・!?あなた・・・」
風呂場から顔を覗かせた吉良。
いちいちメスの顔しやがって( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
顔を赤らめながら、だらしない早人の叱責をするしのぶ。
吉良はすでにズボンだけは履いているようだ。
風呂場には早人の姿はない・・・一体何処へ消えてしまったのか?
そんな中、しのぶは吉良の指から出血していることに気づいた。
唐突の棚ドンッ!!
絆創膏を取ろうとする彼女を止める吉良。
「じ、自分でやるよ・・・絆創膏くらい、自分で貼れる・・・」
ちょっとドアに指を挟んだだけだと説明する吉良。
!!!!!!!!??
ひぇ・・・(((( ;゚д゚)))
早人・・・おまえやられちまったのか・・・
棚の中に押し込まれてたから、吉良はしのぶを止めたってわけか・・・
でも早人やっちまったのはまずかったんじゃないのか!?
事故で処理するにしても、騒ぎになることは間違いないぞ・・・
7月15日(木) 20時50分・・・
康一は仗助に川尻早人の事を伝えていた。
どうやら露伴と康一は明日の朝、待ち合わせて一緒に彼を訪ねてみることにしたようだ。
住所は既に露伴が調べているようだからね。
仗助は億泰を誘って来てくれることに。
承太郎のほうは康一から連絡をしておくそうだ。
明日の8時30分・・・ペプシの看板がある交差点で待ち合わせすることに。
8時30分っておそくね?
もう小学校に登校してるじかんじゃ・・・
早人に話を聞くみたいだが・・・もう手遅れなんだよなぁ・・・
早人をやっちまって吉良も相当焦ってるのか、めっちゃ汗かいてますやんw
心配するしのぶ。
まぁ顔色悪いからな・・・
なんでもないと誤魔化す吉良。
しのぶにお茶を入れてくれと、人払いした。
しのぶは吉良のこと、最近不死身だと思うとこぼすが・・・どういう意味なんだ。。
彼女が去ったあと、風呂場には写真の親父がw
そして爪を噛み噛みする吉良の姿が・・・
あの怪我は自分で噛みついたんかい( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
吉良は少し前の出来事を思い返していた。
全てを知った早人は自分とママには手を出すな・・・
もし何かすればすぐにバレるのだと吉良を脅していた。
「甘いぞ!!この私がそんな事を許すと思うか?」
ドォン!!
やっちまった・・・やっちまったよ・・・
「おまえともあろうものが、早人を始末するなんて・・・
バカなことしたなぁ・・・」
「どうするか今考えているッ!!」
普通に写真親父と会話してるww
親父はもう考えても無駄だという。
事故にみせかけるために最小限に脳を破壊してころしたようだが、時期がまずかった。
そう・・・岸部露伴が動きだしたからな・・・
この事実を知って焦る吉良。
まだ確証は持っていない・・・しかし、明日この家に露伴たちが来る事は避けられない。
ガジガジがとまらねぇぜ!!
「これ以上家にいるのはまずい!!」
「黙っていてくれ!!今考えている!!」
ひぇ・・・吉良指かじりすぎやろ・・・めっちゃ血が吹き出てるし(((( ;゚д゚)))
吉良オヤジは涙を流し始めたwどんだけ親バカww
どうやら思い通りにならない時や、どうしようもない時に爪を噛むクセは子供の頃から変わらないようだ。
完全にド変態じゃないか( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
もう切り抜ける方法はない・・・町から出るしかないと親父は言うが・・・
「この私が杜王町から逃れるだとッ!!?
この私が追ってくる者を気にして背後に怯える人生を送るのはまっぴらだということは、よく知っているだろ!!」
「この町は決して出ないぞ!!」
その時だった!!
掴んだ吉良親父の写真の中から、エンヤ婆の矢が飛び出して吉良の腕に入り込んだ!!
「なにぃぃぃいぃいいいい!!!?」
写真の親父は何もしていない!!
矢が勝手に飛び出てきたのだ!!
矢は腕を貫通すると、そのまま今度は吉良の首筋に刺さった(((( ;゚д゚)))
まさかこれ・・・吉良のパワーアップイベントじゃなかろうな・・・(((( ;゚д゚)))
7月16日(金) 7時30分・・・
早人を起こしに、しのぶが部屋に怒鳴り込んできた!
するとどうだ・・・早人が生き返っているではないか(((( ;゚д゚)))
一体これはどういうことなんだ!?
しのぶは朝ごはんが出来た事を告げ、出て行った。
早人はポケットからビデオテープを取り出したぞ・・・
早人は昨日は良く眠れなかったって言ってるんだが、吉良がなんらかの方法で早人を復活させたってことなのか?
そして、奴が自分に手をかけた記憶はないようだ・・・
うーむ・・・謎だ!
なんというゴキゲンな朝食や( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
いいなぁ・・・おなか空いてきた( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
早人は、吉良に自分と母親に手を出すなと釘は刺しておいた。
だが、この後どう動くかはまだ考えてないようだ。
鼻歌まじりに吉良登場!!
何がどうして、そうなったww
「わ・・・わからん・・・吉影・・・何があったんじゃ・・・
夕べからなにかおかしい・・・」
・・・・
・・・
昨夜・・・
吉良オヤジが岸辺露伴たちがやって来ると忠告をするも、吉良は
「心配することはない」
と、笑みを浮かべた。
「キラークイーンは第三の能力を身につけた」
吉良は棚から串を取り出し、頭をとかすと、なぜかこうなったww
てか、棚開けたら既に早人がいなくなってたんだが・・・
第三の能力と何か関係があるのか?
・・・・
・・
「わ、わからん・・・一体なにが起こってそんなに呑気にしとるんじゃ・・・」
7時55分・・・
朝の情報番組のアナウンサーが本番始まってるのに気づかず大きく咳き込む。
そして、電話が鳴った・・・
しのぶは料理中・・・
早人に電話に出るように言うが、早人は吉良から視線を外せずにいた。
明らかな変容ぶりに驚きを隠せない。
動かない早人に痺れをきらしたしのぶは、ティーカップを持ったまま、走って電話にでようとする!
だが、ここでしのぶはカーペットに足を取られ、転倒。
大切なポットセットがオシャカになってしまった。
いつも自分の事を無視する早人にキツクあたるしのぶ。
「まぁまぁ。朝から喧嘩はやめようなぁ。割れたんなら、また買ってあげるよ」
もう全身からあふれ出る、この余裕はなんなんだ!?
電話に出た吉良。
どうやら間違え電話だったようだが・・・
吉良は早人を無口な年頃だとフォローした挙句・・・
仕事に行って来るからと
「おでかけのキスをしてもいいかな?」
と、いつもなら絶対に言わないし、やらないことをやろうとする(((( ;゚д゚)))
「行って来るよ」
CHU!
ママにキスしやがって!!許さんぞ!!
クギィイイイイイイ!!
とでもいったところか・・・
朝からメスになりさがるしのぶ。。。
時刻は8時5分になっていた。
早人は吉良を警戒しつつ、家を出た。
「い、行ったか・・・」
「いや?いるよ」
もう怖いwww吉良怖いよぉおおおお!!
「途中まで一緒にいこうか」
「・・・」
怯え切ってる早人(((( ;゚д゚)))
「清々しい気分になったり、絶望に落ち込んだり・・・
このところ、いろんな事が起こるんで気分の波の差が激しいよ」
「・・・」
「でも、これからは安心した気分で生活できることになったよ。
夕べ、君に追い詰められたことで成長できたんでねぇ」
「・・・」
「いやぁ夕べの君には、実に強い意志を感じたよ。
この吉良吉影を逆に脅迫するとはね」
(!?・・・吉良・・・吉影!?)
「はっはっはっは!本名を言っちゃったかな?」
「や、やっぱり僕をころす気か!?」
「ころす?私の秘密を知ったからかい?
そんな事は必要ないよ。成長したんだからねぇ・・・」
「君がどこで誰に何をしようと、私は無敵になったんだ」
「え・・・」
「君にはもう興味はないよ」
「もし、ころす気なら、とっくに夕べ始末していたよ」
「これからは皆仲良く生活するんだよ?安心してねぇ・・・親子のように」
それじゃあパパは駅だから・・・と言って早人と別れた・・・。
・・・・・
・・・
早人は吉良の”無敵になった”という言葉から、吉良と似たような能力を持つ人間がほかにもいることを推察していた。
あの余裕の謎・・・そして無敵になった・・・ということは新たな力を手に入れたということなのか・・・と、小学生とは思えない推測をする。
(どうする・・・?
僕は一体・・・どうすればいいんだ・・・!!)
「君・・・川尻早人君・・・だよね?」
事案発生!!変態だあああああ!!(((( ;゚д゚)))
後編に続く!!
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