■機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
第34話 「ヴィダール立つ」
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アッシュは完全にミカの舎弟って感じだなー。
ミカはうんざりって感じだがw
どうやらサクラ農場を去る時が来たのか。
ミカだけはアトラが迎えに来るの待つみたいだけど。
やっぱ片手しか使えないと整備とかもきついんだろうか。
一方、アリアンロッドではガエリオ仮面のモビルスーツのシステム周りがようやくうまくいったようで、コロニーの制圧任務に参加するようだ。
ドルトの一件以降、コロニーの独立運動が激化の一途を辿っているようだ。
それらの鎮圧に駆り出されるのか。
ガエリオ仮面はギャラルホルンの秩序を乱す武装勢力は全て排除する姿勢で、その背後関係に興味はないようだ。
・・・・・
・・
火星では鉄華団がモビルスーツの整備に勤しんでいた。
地球から引き揚げた3機のランドマン・ロディ。
うち1機はチャドが使うようだ。
アストンと一緒にブルワーズに所属していたデルマは自分にも使わせてほしいと雪之丞に進言する。
そこに現れたダンテ。
デルマがそう言うと思って昭弘がすでに話を付けに行ってるらしい。
ちなみに3機のうち1機はダンテも乗るようだ。
ヒューマンデブリの三人でランドマン・ロディ部隊が出来るな!
・・・・
・・
整備地獄に嫌気がさすザックと違い、デインは整備が好きそうだな。
「変態野郎・・・俺はもう勘弁・・・」
そこにやってきたユージン。
どうやらまたテイワズからモビルスーツが届くようだ。
戦力を集めまくってんだなぁ・・・
ユージンは火星で発掘されたモビルスーツを見上げていた。
シノはこの機体を『王様の椅子』って呼んでたけどどういう意味なんだろ?
オルガはサイセイに行ってるのか。
マクギリスとの取引の話を報告に言ったのかな?
一方、チャドとアッシュは火星につくなりモビルスーツの実戦訓練をしていた。
それなりに動けるようになってきたようだな・・・
教育係のアジー姉さんとラフタもこれでお役御免か・・・
ちょっぴりさびしそうなラフタw
昭弘大好きなんだなww
一方、メリビットさんと雪之丞のおやっさん。
戦力を増やし続ける鉄華団に不安を覚えるメリビットさん。
何より悪魔の名を持つガンダムフレームを持つ機体がこれで三機目・・・
メリビットさんは悪い予感がしているようだな。
「考えすぎだ」
なでなで
ファッ!!?
「もう////」
え・・・メスの顏だと・・・!?どういうこと?((((;゜Д゜)))
・・・・・
・・・
一方、サイセイに到着したヤマギたち。
テイワズの整備のおっちゃんにガンダムフレームを診てもらってるようだ。
火星でもあれこれ試したようだけど起動しなかったようだな。
おっちゃんいわく、フレームの寿命は300年程度じゃないらしく、リアクターに至ってはそれ以上らしい。
どうやらリアクターがフリーズ状態なんだってさ。
今それを起動させてるんだと。
一緒に発掘されたモビルワーカーもどきも運び込まれたようだが、こちらはテイワズのデータベースにも該当するものがなかったようだ。
そうこうしているうちにガンダムフレームは起動し、エイハブウェーブの固有周波数を拾うことに成功した。
名前はガンダムフラウロスというらしい。
・・・・
・・
その頃、名瀬の兄貴はオヤジであるマクマード・バリストンにオルガの話を報告していた。
いつもとは違い、テイワズの幹部クラスが全員そろっているようだ。
オルガがマクギリスと交わした密約・・・
ギャラルホルン火星支部の権限の委譲。
これとないデカい話・・・
これはギャラルホルンの総意なのか?それともマクギリス個人が言ってるだけなのか?
そこが問題だよな。
ギャラルホルンの身内のゴタゴタに巻き込まれるのは旨味がないと幹部連中は見ている。
そんな中ジャスレイが声をあげた。
話の肝はそんなことではないと。
ようは面子の問題なのだと。
こいつが言いたいのはようするにオヤジに何の相談もなくオルガが勝手に話をつけたのが気に入らないってことか。
物事には順序がある・・・か。
オヤジもジャスレイの言う事は否定しなかった。
自身の知らない所で勝手に面倒をしょいこまされるのは確かにいい気分ではないからな。
「だが、旨味もある」
テイワズにとってはデカい凌ぎになることは間違いないだろう。
名瀬はこの先オヤジに迷惑をかける事があれば切ってくれて構わないと宣言した。
「そんなガキはどうでもいい!!テメェはどうすんだ?」
「そん時は・・・俺が腹を切ります」
「チッ!オヤジ・・・俺は俺でテイワズのために動きますよ?」
「ああ・・・どう転んでもいいよう、打てる手は打っておいてくれ。今まで通りな」
・・・・・
・・・
会合を終えたジャスレイはニヤついて歩いていた。
そんなジャスレイに声をかけたアミダ。
何かいい事でもあったのかい?と・・・
やっぱかなり名瀬を敵視してるみたいだなこいつ。
名瀬を女子供を使うナンパ野郎といい、そんな奴のどこがいいのか尋ねる。
アミダいわく、使ってるのではなく、居場所を作ってくれてるのだという。
タービンズにいる子はみんな、ジャスレイみたいな男に危険な運びの仕事をクソみたいな低賃金でやらされていた子ばかりだという。
名瀬はそういう子等を自らの器量で抱き込んでタービンズを作り上げたようだ。
ジャスレイの器量じゃそんなことは出来ないという。
言われっぱなしのジャスレイは自分なら自分の女をモビルスーツなんかに乗せないと言い放つ。
『わかってない』とアミダは言うが・・・
そこに名瀬がようやくやってきた。
抱き合う二人に飽きれて先にいったジャスレイ。
・・・・
・・
その後、名瀬が部屋に入ってくるなり頭を下げるオルガ。
いつも迷惑をかけてすみません・・・と。
名瀬はオルガにデコピンを食らわせ、今まで散々迷惑かけてきたんだから今さら愁傷になるなと言われてしまう。
「ここからは背中にも気を付けないとね」
「ああ。テイワズの幹部連中の考えは一つじゃねぇ。
何か仕掛けてくると思っていた方がいい」
名瀬の兄貴は厳しい顏になりこう言う。
「オルガ、笑って許してやれるのはこれが最後だ。俺に親父は裏切れねぇぞ」
「はい!」
・・・・・
・・・
一方、アリアンロッドの艦隊はいよいよコロニーに向けて制圧任務に向かう。
ジュリエッタはようやくガエリオ仮面の実力がこの目で見れると少し楽しそうだ。
ガン無視だけどww
ガエリオ仮面のお知り合いは誇りのために戦ったと言っていましたね?とジュリエッタ。
「ではあなたは何のために戦うのですか?」
「復讐・・・」
イオクは相変わらず偉そうだけど、とりあえず出発するようだ。
火星ではチャドがおやっさんに話しかけていた。
雪之丞のおやっさんは地球に行ってる間に随分腕を上げたなとチャドを褒めた。
チャドはおやっさんの整備のおかげというと、ナマ言いやがってと腕を叩かれたw
すげぇ嬉しそうだったなぁおやっさん。
そんな中チャドがクンクンしだした。
何か匂うのか?
・・・
・・
鉄華団の会計係のデクスターがアドモス商会のククビータさんに農場の一任していた。
農場を離れ、本格的に戦いの日々が始まるって事なんだろうなぁ・・・
一方、クーデリアとアトラはティータイムのようだ。
アッシュとミカも一緒かw
一々舎弟感出しすぎなんだよなぁアッシュw
人が変わりすぎてこえぇよ((((;゜Д゜)))
ミカもこういうのには慣れてないのか、うんざりといった感じかw
アッシュはお茶を取りにどっかいっちゃったw
クーデリアはミカに農場は三日月の夢なんですよね?と質問した。
そうだと答えるミカ。
「なら・・・・・・いえ」
何となく言いたい事はわかるな・・・
戦いから退いて農場をずっとやっていてほしい・・・
でもミカが鉄華団にとって要であることを知っているからこそ、言葉を詰まらせたんだろうな。
クーデリアはミカの夢を責任を持って預かると宣言した。
「じゃあ三日月はちゃんと返してもらいに行かなきゃね」
「アトラさん・・・!」
「?・・・二人共なんのこと?」
生きて帰ってこいってことやろ( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
深読みするならお嫁に迎えにこいってこと!?
そんな中、チャドが駈けこんできた!
「なぁなぁ!おやっさんどうかしたのか?」
「どうかって?」
「臭くねぇんだよ・・・」
言いすぎだろwww常に臭いみたいなこというなよww
一期の時からみんなおやっさんのこと臭い臭い言い過ぎだぞ!!
「ああぁw昔は確かにww」
クーデリアww
「目にきたもんねww」
アトラww
「メリビットさんとお付き合いしてからかわりましたね」
「ね!」
「え?」
『え?』
「メリビットさんとオヤジさんって・・・え・・・
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!?」
チャドの叫びクソワロタww
それにしても・・・((((;゜Д゜)))
なん・・・だと・・・?
おやっさんと・・・メリビットさんが・・・付き合ってる・・・だと・・・?
はあああああああああああああああああああああああああん○(#゚Д゚)=( #)≡○)Д‘)・∴'.
てっきりオルガとくっつくもんだと思ってたのに・・・
これは衝撃過ぎる・・・
・・・・・・
・・・
ライドは筋トレに励んでいるようだ。
小さい頃からガチムチ訓練してたら身長伸びないって聞いたぞ!
丁度、昭弘がその場を通りがかってライドの腹に乗せられた重りをどかした。
飯も食わずに無理はするなとガチムチ先輩からのアドバイスだ。
どうやらライドは豆のシチューが嫌いなようだ。
いけないなぁ好き嫌いは( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
ライドはタカキに代わって年少組を引っ張っていくんだと意気込んでいるようだな。
そのやる気を嬉しく思う昭弘。
好き嫌いしてたら強くなれないぞ!と気合いを入れたw
そこにまたしてもチャドがやってきたww
「聞いたかよ!?オヤジさんとメリビットさんが付き合ってるって!」
「知らなかったんすか?」
「あぁ・・・おまえが地球に行ってる間だったか・・・」
「なんだ!?みんな知ってんのか!?なんでおしえてくんねぇんだよ!?」
「なんで教える必要があるんだ?」
「う・・・!・・・俺・・・仲間なんだよな?」
チャド涙目ww
・・・・・
・・・
一方オルガはマクギリスの部下の石動と共にいた。
なんか宇宙の中継地点みたいだな。
今後は自由に使っていいってことらしい。
この港を埋めるほどの艦隊は持ってないとオルガはいうが、今後を見越してのことらしい。
マクギリスの期待の表れなんだってさ。
オルガはこれから経済圏のお偉いさんたちと面会していくのか。
1週間スケジュールはびっちりのようだ。
石動いわく変革はもう始まってるそうだ。
後戻りはできない・・・と!
オルガは元よりそのつもりはないようだ。
・・・・
・・
その頃、クーデリアはアドモス商会への追加融資をノブリス・ゴルドンにお願いしていた。
快く融資を引き受けてくれた。
クーデリアの活躍が独立運動を活発化させ、戦争屋のノブリスも潤う・・・といったところか。
いやしい戦争屋に融資を頼む自分もそれ以上にいやしいと自己嫌悪するクーデリア・・・
・・・
・・・・・
一方オセアニア連邦の産業コロニー群では戦闘が始まっていた。
アリアンロッドのイオクは相変わらず酷い腕前のようだな・・・
一般兵とあまりかわらないかもだな。
ジュリエッタと、そして・・・自身と同じ名のモビルスーツを駆るヴィダールがやはりただ者じゃなさそうだ。
あ、ヴィダールがガエリオ仮面ね。
脱ぐと思ったよりマッチョメンなんだな・・・
ガチムチかぁ。
かなり強いなヴィダール・・・!
レイピアに超速移動・・・
二刀流もこなし、戦場を舞う姿をジュリエッタは綺麗だと呟いた・・・
二刀流だと思ったけどレイピアと銃だったわ。
さらに二丁拳銃で中距離戦闘もこなす!
かなり強い機体だな・・・
ジュリエッタも認める強さ・・・
ガエリオ仮面は一時復讐を忘れて戦いを楽しんでいたようだな。
しっかし、今のスピード・・・グシオンじゃやり辛いだろうからやっぱミカが相手するのかもな・・・
カッコいい・・・
・・・・・
・・・
そして久々のマクギリスとアルミリア。
マクギリスは昔から愛読しているアグニカ・カイエルの事が書かれた本。
ギャラルホルン創設の英雄の思想にマクギリスは助けられたらしい。
マクギリスはファリド家の血筋ではなく幼少時にイズナリオに拾われた子。
当時からマクギリスに対する風当たりは強く、この世を呪い、自ら命を絶とうと考えたときもあったそうだ。
そんな中でこの本に思いとどまらせてもらったんだとさ。
アグニカ・カイエルの思想って実にすばらしいと思う。
生まれや育ちに関係なく等しく競い合い望むべきものを手に入れられる世界・・・
マクギリスは、よくわからないというアルミリアを自身の股間の上にまたがらせた。
おまわりさんこっちです!!
これ絶対・・・
これは逮捕もんやでしかし!!
メリビットさんの事がふっとぶほどの事案や!!
「それは、誰に反対されることもなく愛する者を愛せる世界のことでもある・・・」
「マッキー・・・」
末期ーやな。
ロリコンに優しい世界とでもいうのだろうか!?
いやぁすばらしいじゃないか( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
幼女とは言わんが10代とおっさんの恋愛も自由になる世界!!
幅が・・・広がるではないか( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
!!?
おい!!w
「その世界は私の事をまだ子供だと笑わない?」
「ああ」
「子供の婚約者がいるってマッキーをばかにする人もいない?」
「もちろん」
「あたしイきたい!そんな世界に!」
「あぁ私が連れて行ってあげるよ・・・アルミリア」
その世界への扉を開くときがきたんだ・・・!
次回に続く!!
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