【ネタバレ】ハリガネサービス 第109話「友のため」【漫画感想】

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第109話「友のため」

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雲類鷲邸から戻ってきた上屋は父親から暴行を受けていた。

 

「育ててやった恩を仇で返しやがって・・・

 テメェが垂れ込んだせいで俺達の海外生活はメチャクチャだよ。

 次に俺たちに追っ手をかけてみろ。

 戻ってきたときは今以上の地獄を見せてやるからな」

 

叫ばないよう、上屋の口に何かを突っ込ませ、馬乗りになり、顔面を殴りつける父親。

 

お袋・・・助け・・・

 

上屋は側にいた母親に救いの視線を送るも、その視線はゴミでも見るような・・・

そんな眼差しだった。

 

なん・・・で・・・

 

絶望する上屋。

 

邪魔なら・・・捨てるなら、なんで俺なんか作ったんだ。

コイツらにとって俺はゴミほどの価値も無いんだなぁ・・・

 

寒い

 

そんな折、家の電話が鳴った。

 

「え、どうすんの」

「出るな!!」

 

しばらくして着信音が止まり、ホッとする父親。

 

ピンポーン

 

電話の次は来訪者か。

 

「上屋さん!ちょっと出てきていただけますか?」

 

そう言いながら、ドンドンとドアを叩く何者か。

 

「誰か来やがった!」

「どうすんのソレ!?」

 

ソレって・・・母親だろてめぇ・・・息子をソレって・・・

 

「あ・・・くそっ!とりあえず押し入れにでも突っ込んで・・・」

 

その時だった!!

上屋は、うつろだった目を見開き、咄嗟に父親の側を離れ、窓から外へ脱出した!

 

「あっ!?待て!!」

 

助けて!!誰か!!

 

瞬間!!あたりを照らし出す男達!!

どうやら雲類鷲の配下というか・・・黒服連中だ。

夜だっていうのに全員サングラスしてる。。。

 

男達の中央には叡の姿も!

 

「な!?」

「取り押さえろ!!」

 

「こうなるかと思って張り込ませておいたが正解だったようだな」

「叡・・・助けてくれ・・・」

 

雲類鷲は俯く上屋を抱きしめた。

 

「当たり前だ。友達じゃないか」

 

俺は雲類鷲家に使用人見習いとして引き取られることになった。


 


「あなたにはこれから叡様の身の回りのお世話を担当していただきます。

 学校においてもそれは変わりませんので、よくお仕えしてください。

 それと・・・叡様は雲類鷲家当主のご子息です。

 もう対等の友人ではないのですから、きちんと叡様とお呼びするように」

 

執事からそう言われると同時に叡が部屋に入ってきた!

 

「敷!遅刻するぞ!!早く学校へ行こう!!」

「叡!」

 

ジロッ・・・っと執事の目が光るw

 

「おはようございます!叡様!」

 

笑顔で、そう対応する上屋w

この世渡り上手めw

 

「うおっ!なんだ気持ち悪い」

「そうおっしゃらずに!アキラ様っ」

 

俺は叡の通う金持ちのお坊ちゃまばかりの学校に転校することになった。

一緒に学校生活をするうち、俺は改めて実感することになった。

 

叡は天才だった。

 

何をやってもあっという間に抜きん出て上達してしまう。

勉強・絵画・体育・ピアノ・・・なんでもござれか・・・

 

しかし、それは多くの嫉妬と反感を買った。

 

 ある日学校で叡が上級生たちに呼び出しを受けた。

上屋はそれを知り、西校舎へ急ぐ!!

 

まだやられんじゃねーぞ叡!

 

・・・・

・・・

 

「あっ」

「遅かったな敷!もう全部片付けてしまったぞ」

 

大勢の上級生相手に一人で・・・

笑顔で血を吹く叡・・・まさに天使のような悪魔の笑顔ってやつや(((( ;゚д゚)))

 

成長するに従って、周囲との格差はますます大きくなり、

やがて・・・

 

「ひぎゃあああああああああ!!腕がぁああああああ!!!」

「いや、俺は・・・」

 

柔道の時間だった・・・雲類鷲の相手をしていた男子生徒の左手がぶらんとしてる。。

 

いつしか皆、叡に対し恐怖心を抱くようになっていた。

このままでは叡が独りになってしまう。

 

俺が!

 

凡人の俺が叡と同じレベルで競おうとするのは、並大抵の努力ではなかった。

それでも俺だけは叡の隣にいよう。

 

同じ高さで競いあって同じ景色を見よう。

それがあの時俺を救い出してくれた叡への恩返しだ。

 

・・・・・

・・・

 

その結果がこれなのか

 

叡様はあんなにくたびれて相変わらず一人。

もう誰も叡様に声援を送っていない。

 

『雲類鷲をダメにしてるのはお前だよ』

 

私は・・・

 

天才の隣にただ一人、いることを許されるという特別な立場を、

どこか心地よく感じてはいなかったか。

 

初めて叡様とお呼びした時、一瞬だけ寂しそうな顔をしてはいなかったか。

はじまりは隣にいようと思っていたはずなのに、いつからか後姿ばかり見ていた気がする。

 

自分からは何も決めず、全て叡様の決定に従って、叡様が本当に望まれたのはこんなことだったろうか。

 

『友達じゃないか』

 

今からでもやり直せるだろうか。

また隣を歩けるだろうか。

 

私は・・・俺は・・・

 

「王!来い!!!」

 

目が覚めた上屋!

プレイで雲類鷲を立ち直らせる事が出来るのか!?

 

次回に続く・・・!!


 

 

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