【ネタバレ】HUNTER×HUNTER No.360「寄生」【漫画感想】

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■HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)
No.360「寄生」

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クラピカは仲間の護衛たちに銃口を向けながら事情を話した。

 

「王子同士のころし合い・・・・・!?」

「とてもじゃないが信じられない!!異常だろ!?」

「事実だ。王立軍が検分もせず死体を片付けるのは何故だ?」

「・・・・」

「お前の鎖が本物だという証拠はどこにある!?」

 

「試してみろ」

「くっ・・・・・・」

 

「今回の継承戦を知っていたか?」

 

「全く!知りません!!」

「そんな事わかっていたら」

「ここに来るのだって直前まで」

「私はただ王妃様の」

 

女性陣が一斉に喋りだした。

 

「一人ずつ答えろ。そっちからシンプルにだ・・・!」

 

一人ずつ答えていく中、一人の男の番に来たその時だった。

 

「・・・・・知っていた・・・」

「・・・・・私も知っていた」

 

イカツイ男とちょび髭の男が吐いたか。

続いてハンター3人組みにも質問を投げかける。

 

「ノーだ」

「オレも知らない」

「同じく知らなかった」

 

再び継承戦を知っていた二人に質問をする。

 

「2人に聞く。お前達はワブル王子の味方か?」

「・・・・味方では・・・・ない」

「そう・・・だな。違う」

 

これを聞いたオイトは

「撃って・・・!」と叫ぶ!

 

「まっ・・・待って下さい!!」

「今すぐこの2人を撃って!!」

 

「説明させてくれ!!」

「オイト王妃冷静に・・・!

 オイト王妃、私の言う事を聞いて下さい。

 生き延びる為に彼等の情報は重要です。

 撃つのは協力を拒んだ時でいい」

 

オイトを落ち着かせ、改めて2人に質問をするクラピカ。

 

「しんだ5人もワブル王子側の人間ではないんだな?」

「ああ。それぞれ別の人間に仕えている」

 

「それぞれ・・・・?」

 

2人は椅子に縛り付けられた上で尋問が続けられた。

 

「ワブル王子には王室から警護が7人配属された。

 なぜ『7人』だと思う?」

「・・・・・王妃の数か・・・・!!(オイト王妃を除く)」

 

「そうだ。それぞれの王妃が警護人を使って監視しているんだ・・・・!

 下位の王妃と王子が謀反を企んでいないかどうかをな。

 正妻が増える度に警護人も増えたが、

 下位の王妃が上位の王妃と王子を監視する事は許されていない

 

 したがって下位の王妃は更に下位の王妃が現れると、

 ようやく本当の警護を一名つける事が出来る仕組みだ。

 最下位であるオイト王妃には、そのシステムさえまだ説明されてないって訳なんだ」

 

なるほどな。

第11王子フウゲツ王子には

セイコ王妃選抜の護衛が2人+

ウンマからスィンコスィンコまでの上位王妃の護衛一人ずつ計5人が付くわけだ。

 

第12王子モモゼ王子には

セヴァンチ王妃選抜の護衛が1人+

ウンマからセイコまでの上位王妃の護衛が一人ずつ計6人が付く。

 

そして最下位であるオイトには自身の選抜できる護衛はおらず、

ウンマからセヴァンチまでの全7王妃から一人ずつ選ばれた護衛がついているということか。

 

「ワブル王子の身の安全を守るのが任務である事は事実だが、

 あくまでも依頼主とその王子の安全を脅かさない限りという条件付きだ」

 

「わかるだろ!?王位継承戦で状況が完全に変わったんだ!

 他の王子の存在自体が脅威になったんだからな・・・!」

 

「依頼主によるワブル王子暗さつの指令が出たという事か?」

「いやいやいやそれはない!!

 そんな指示を出したら王妃といえども投獄されてしまう!」

「継承戦が始まったからと言って無法になった訳ではないんだよ」

 

「!?カキン国王が継承戦を許可したのだろう?」

 

「王妃ごろしに免罪や恩赦が出るなんて話はないって事だ。

 だから我々は死人が出るまでは半信半疑だった。

 王子と王妃同士のさつ伐とした関係を改善させるための

 荒療治なのではないかとな・・・

 

 実際に暗さつを計画すれば、その難しさ・リスクの高さもわかるし

 王子達にその事を知っていただくのが狙いだと思っていた。

 

 王子ごろしはそれ位重罪だし・・・どう考えても非現実的だと思っていた。

 しかし、あの死体と念能力の話を聞いて・・・考えが変わったよ。

 継承戦は始まっている。

 

 ただし、実行するのは我々や私設兵ではない。王子達本人だ・・・・!!


 


「そんな・・・何を言ってるの・・・!?」

困惑するオイト。

 

「壺中卵の儀をお受けになられたんでしょう?

 あれが念能力を授かる儀式だったに違いありません」

 

「あんなもの!!ただの言い伝えに決まってるじゃないの!!」

 

「冷静に願います!

 仮に今の話を事実だとすると幼いワブル王子の念能力は

 自己防衛本能に基づいて発動すると考えるのが最も自然です。

 

 王妃の不安を我が身の危険ととらえ、

 不安をもたらした我々を自動的に攻撃してくる可能性は高いです。

 出来る限り落ち着いて下さい」

 

「・・・・」

 

「今聞く限り有力な説ですが、それでも攻撃したのが敵か味方かすら

 現状では判別出来ません。

 功を成そうと単独で犯行を決意した警護兵のさつ意を察したワブル王子が

 防衛の為にやったとも考えられるし、最も弱く幼い王子を狙い、

 周囲から崩そうと考えた他の王子の犯行とも考えられます。

 

 それに修得過程の疑問も残る。

 念とは本来膨大な時を費やして得るもの。

 その儀式が行われたのはいつ頃ですか?」

 

「え・・・と、一か月・・・と少し前くらいですわ」

「確かにその説だと、あまりにも念修得からの期間が短すぎるな。

 これは念を覚えたての人間が出来る芸当じゃない」

「いや・・・寄生型なら不可能じゃない」

 

「寄生型・・・?」

「ああ。それだと儀式の説明もつくしな」

 

ドッドッ

 

クラピカが異変に気づいた。

尋問している男のほうから気配を感じる。

見ればいかつい方の頭に一つ目のバケモノがいる!!

 

「キュイン」

 

「皆・・・視えるか?」

 

クラピカに促され、ハンター3人は男の方に視線を移す。

 

「うおっ」

「落ち着け。何に反応するかもわからない」

 

『?』当事者2人は何のことかさっぱりのようだ。

 

「お前ら・・・視えないのか?そうなんだな!?」

「何だ!?何の話だ」

「説明しろよ!何がいる!?」

 

「王妃・・・視えますか?」

「?何が?何も変わったものは見えません!!何です!?」

 

「ならいいのです。私の後ろへ」

 

「!・・・おいおいマジかよ・・・!?」

「!?」

 

ハンターの一人が気付いた!!

 

壁をすり抜け、無数の念獣らしきものが部屋中を蠢いている!!

 

『おヒマ?』

「・・・?」オレ?とヒゲのハンターは指を自分にさすと、念獣はコクリと頷いた。

 

「いや・・・ヒマではない」

「うあっ!」

「!?上!!上見ろ!!」

 

「こ・・・・れは」

「?」

 

天井にも無数の念獣が蠢いている。

一つ目トカゲのようなもの、クラゲみたいなもの、ミミズのようなもの・・・

しかしオイトにはまるで見えないようだ。

 

「継承戦が始まり・・・互いの力量を測りに来たのかも知れない・・・・が」

 

余りに混沌・・・!!

無防備過ぎる・・・・・・!!

誰かが制御し操っている様にはとても見えない!

 

壺中卵の儀・・・

蠱毒か・・・!!

 

「緊急放送(エマージェンシー)!!全体共通チャンネル使用中!!

 こちら協会員クラピカ!!14エリア内に未確認の念獣が多数出現!!

 各エリアの状況を知らせてくれ!!センリツどうだ!?」

 

『こちらセンリツ。エリア10異常なしです!』

『こちらビスケ、念獣確認!!現在はエリア13異常なし!』

 

現在は・・・!?

マラヤーム王子の念獣がここに来ているという事か・・・!?

 

「ビスケ、王子の様子は大丈夫か?」

『異常なし!自覚症状なし、すこぶる元気です。そちらは?』

 

自覚なし・・・!!

壺中卵の儀で発現した能力は本人達すら気付かない状況で勝手にころし合いを繰り広げるという事か・・・!?

 

・・・まてよ、自覚無しがそもそもおかしい・・・!!

能力に目覚めれば少なくとも念獣が視えるようにはなるはず・・・!!

 

「ビスケ!念獣を視認できるのは協会員だけか?」

『その通りです。警護兵・従者と「本人」は視認出来ず!!

 念は「寄生型」と思われます!!』

 

「!・・・王妃こちらへ。ビル」とハンターを呼ぶクラピカ。

 

「寄生型の念能力とは呪いに近いものか?」

「ああ。宿主のオーラを利用して能力を発動させるタイプで具現化系に多い。

 宿主に自覚がなく、且つ操作も出来ないのが特徴で

 宿主を守るものも攻撃するものもいる」

 

「宿主が念能力を使えなくても問題ないわけか」

「むしろ好都合だ。どんなにオーラを吸われても原因不明の全身疲労としか感じないからな」

 

「・・・・・これは・・・・君達が思っているよりもはるかに危険な任務だ。

 降りるなら今言ってくれ。ハンターならば2層の警備に回してもらえるだろう。

 君達の本当の任務には支障が出ないはず」

 

「・・・先程既に言った通りだ。

 我々の任務は王子と王妃のガード・・・!

 危険がどれだけ増そうが、任務を降りる理由にはならない。

 むしろ状況が悪化した事でこちらの事情も変わって来た。

 御二人を守る為、互いの情報交換が必要だな」

 

・・・・・

・・・

 

一方護衛2人を監視するハンター2人。

 

「ようやくいなくなったか・・・・念獣とか結構エグイな・・・」

「・・・全部・・・消えたか?」

 

「ああ。少なくともこの部屋の中はな」

 

じゃあ・・・

 

『おヒマが出来たら教えて?ね?ね?』

 

オレに付いてるコイツは何だ・・・!?

 

・・・・

・・・

 

「・・・・という訳で、本来の目的はビヨンド氏と共に暗黒大陸を探検する事だが

 それを理由に途中の任務を蔑ろにはしない!」

「・・・わかった」

 

「むしろ、君の事情の方が問題だな。

 第4王子(ツェリードニヒ)への接近は任務内容と明らかに矛盾する危険な行為だろ?」

「王妃には納得してもらっている。無論安全には十分配慮する」

 

「それでは君との信頼関係は築けないし、チームを組んでの護衛も断らざるを得ない。

 御二人の安全を最優先事項とするのが条件だ!」

 

「ならば聞くが、君達の言う任務の『安全』とは一体何を指している?

 規約通り『船内での安全』のみを保証するものなら、そもそも認識が違いすぎる。

 継承戦の脅威から脱する事こそが王子と王妃の『安全』ではないのか?」

 

「我々ならそれも可能だ」

「!」

 

「我々なら現時点で3つ!方法がある。

 王妃!選択肢がいくつもある事を冷静にお考え下さい」

 

その時だった!!

 

「キャアアアアアアアアアアアアア!!!」

 

「!!」

「王妃!!私の側に!」

 

隣の部屋から女性の悲鳴!?

 

ビルは急いで部屋に向かう!

 

「うっ・・・」

 

そこには血に染まった包丁を持つハンターと、刺されて倒れているハンター、

そして護衛の2人も刺されている!

 

「下がって!何があった!?」とクラピカ。

「い、いきなり包丁を奪って3人を・・・」

 

「サイールド!!なぜだ!?なぜ・・・!!」

「ヒ、ヒ、ヒマ・・・だった・・・から・・・

 た、頼ま・・・れて・・・」

 

ズ・・・

 

「!動くな!!」

 

ビルはサイールドに銃口を向ける!

 

「でも・・・頼まれたから・・・!!」

「・・・・・・止まれ!!撃つぞ!!」

「待て・・・生け捕りにしたい。だが22口径でハンターの足止めは難しいだろう。

 王妃を頼む。私が止める」

 

クラピカに襲い来るサイールド!!

 

次回へ続く!!

 

しばらく休載だよおおおおおおおおおおおおおおお!!

また来年かな・・・


 

 

■前回

 

■次回

 

■HUNTER×HUNTER 

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