■ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない
第11話「レッド・ホット・チリ・ペッパー その1」
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とある夜、どっかで見たことあるようなシューティングゲームに興じる仗助。
それをさっさと辞めるようにいう母親w
「あと5分だけ・・・!!」と泣きつく仗助の背中を蹴り続ける母親w
すげぇなw
結局蹴りの勢いに負け、ボス戦にも負け、ゲームオーバーに。
しぶしぶゲームを片付け、宿題に向かおうとテレビを消した時だった。
何故か消したはずのテレビが点いたのだ。
「あ!?」
仗助はリモコンで消そうとするも、テレビは消えない。
すると、テレビから声が・・・いや普通のことだが、そうではない。
写っているドラマとは違う声・・・これは!!
レッド・ホット・チリ・ペッパー!!!
こいつは承太郎に、この杜王町から出て行ってもらいたい。
警告はした。
しかし、いつまでたっても承太郎はこの町を出ようとはしない。
業を煮やしたのか、直接仕掛けてきたのか!?
テレビの中から現実世界へと姿を現したレッド・ホット・チリ・ペッパー!
名前が長いッ!!
「何しに来た・・・!!」
何を今さらとレッド・ホット・チリ・ペッパーはいう。
以前よりちょくちょく仗助の家に侵入していたというのだ。
しかもヤツが言うには仗助の家だけではなく康一や億泰の家にも忍び込んでいたという。
さらに玉美や間田が入院していることや由花子の事まで把握しているようだ。
その事情通気取った臆病者が、今回どういう風のふきまわしで仗助の眼の前に現れたのか?
「まさかとは思うが、このオレをぶちのめすなんて大ボケかましに来たんじゃねぇだろうな?」
「ぶちのめす?んな可哀想なことはしないなぁ・・・・!楽にころしてやりにきたのさ」
仗助は笑えない冗談だとクレイジー・ダイヤモンドを出した。
レッチリが言うには承太郎のスタープラチナを相当警戒しているようだ。
それを踏まえた上で自身がどれだけ強くなったのか、承太郎と戦う前に腕試しをする相手として、仗助が選ばれたという。
なんとも自信たっぷりな野郎だ。
レッチリは仗助にもっと近づいて打ってこいと、自らの頬を差し出す。
スタープラチナ並のスピードとパワーを実現するにはもっと近くから攻撃しろというのだ。
「舐めてんのかテメェ!!」
レッチリは別に舐めているわけではなく、すでに仗助の攻撃を見切っているだけという。
そして挑発を続けるレッチリ。
「もっと傍まで寄れよ?」
ドゴォッ!!!
クレイジーダイヤモンドの凄まじいパンチがレッチリの顔面にヒット!!
「は、速い・・・こいつ」
「寝言いってんじゃぁねぇぞ!!!」
ドララララララララララ!!!!!!!
ラッシュラッシュ!!
クレイジーダイヤモンドのパンチラッシュで吹っ飛ばされるレッチリw
口ほどにもないじゃぁないか!!
は、反省した!!
ちと、いい気になりすぎて、こいつを見くびっていたよ・・・!!
が!!
レッチリはクレイジーダイヤモンドのラッシュを掻い潜り、なんと反撃をしてきた!
パワーはともかくスピードではクレイジーダイヤモンドと互角かそれ以上だというのか!?
ふっとばされた仗助の分析では承太郎以上かもしれないという!
まさかそこまで!?
レッチリは成長しているのが自分だけだと思っていたようだが、仗助も成長しているのだ。
今のままでは承太郎には勝てないと判断したのか、もう少し力をつけるまで、襲うのを待つといい、撤退していった。
どこまでも用心深い奴だ。
次に襲ってくるのは確実にやれると思った時か・・・
電気が通っているところならば、どこからでも出入りが出来、
且つ、あのパワーを持ちながら遠隔操作が出来る・・・
かなり厄介な敵だ。
翌日・・・
何もない野原に康一と億泰がいた。
そこに遅れて仗助が合流。
どうやら彼らは承太郎が呼び出したようだ。
仗助は先日の話・・・チリペッパーが現れた事を二人に聞かせた。
「現れたのか・・・」
億泰のいつもの雰囲気は消えていた。
怒りでたぎっているような・・・
兄をチリペッパーにころされたのだ・・・無理はない。
億泰は、なぜすぐに自分に連絡を入れなかったかと仗助に怒鳴った。
「俺が仗助に黙ってろと言ったのだ」
承太郎到着。
電気が通っている街中でヤツの話をするのは危険だと判断してのことのようだ。
こんな野原に集めたのも話を奴に聞かれないためか。
仗助は奴が億泰や康一の家にも侵入したことを説明。
奴がその気になれば、形兆のように電線に引き込める・・・
今は仗助たちがいるから騒ぎを起こさずにいるようだが、やる気になれば、そういうことが出来てしまうのだ。
弓矢でぶっ刺すのもちろんだが、すでに被害者が出ていないとも限らない。
仗助は奴が力をつけているのを実感していた。
それ故に早く本体を見つけ、倒さなければ手に負えなくなってしまう!
しかし、どうやって本体をみつけるのか?
それを考えるために承太郎に集められたのか?
「少し違う。見つけ出すことは出来るのだ」
承太郎曰く、本体を見つける事の出来る人物が今日の正午、杜王町の港に着くという。
驚く一同。
ハーミットパープル・・・つまりジョセフ・ジョースターの力を借りるという事か。
しかしジョセフもすでに79歳。
戦える力はないという。
マッチョだった体も、今は見る影もないという。
「糞ジジィじゃぁねぇかよ!!」
ぶww
仗助wwお前の親父やぞww
ボロクソに言い始める承太郎ww
ジョセフ言われたい放題だなwすでにボケはじめてるらしいw
そのジョセフを守るために、3人を集めたようだ。
ジョセフの存在をチリペッパーが知れば、必ずころしにかかるはずだ。
奴にとってもっとも恐ろしいのは本体がバレること・・・。
仗助はそんな男が使えるのか?と疑問のようだ。
承太郎も止めたようだが、弓矢の一件を知り、勝手に日本にやってきたという。
日本にやってくる・・・そう聞いてピンときたのは康一だった。
外国人で79歳、スタンド使い・・・
「ま、まさか!?」
仗助もようやくピンときたようだ。
その時だった!!
突如億泰のバイクがひとりでに動き始めた!!
「確かに聞いたぞ!!」
レッド・ホット・チリ・ペッパー再び!!
「バカな!!?何故この野原に奴が!?」
後編に続く!!
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