【ネタバレ】弱虫ペダル RIDE.404 悠人の戸惑い【漫画感想】

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■弱虫ペダル
RIDE.404 悠人の戸惑い

「偉大な兄を持つ弟の気持ちも解らなくはないが・・・まさかこんな過去があったとは・・・

 

■前回のレビュー

下りが終わり、ゴール争いをする4人は平坦道へと入った!

ゴールまで残りはわずか1500m!!

 

箱根学園・新開悠人は困惑していた。

 

ハコガクはエースを失った!!

さっきの山岳で・・・

 

箱根学園の誇りとか言って。

くだらない山岳賞を獲るために葦木場さんが脚をつかっちまったから。

”エースはギリギリまで全開を潜ませておく”ものだ。

 

御堂筋さんも、今泉さんも今そうしてる。

周りから見たら全開のスピードに見えても、エースはゴールスプリントに備えて、

最後の”一弾”を脚に貯めてあるんだ。

 

ゴール前のギリギリの闘いで、爆発させ、他を蹴落とすために。

なのに、”それ”をハコガクは失った。

使っちまった。

 

今、オレは何のために引いてる。

弾薬の残ってないピストルを運んでるのと同じだ。 

 

今までそんなことなかった。

 

葦木場さんてのは

冷静で知的で、判断も常に正確だ。

 

やさしさと強さがあって、オレに言わせりゃ他の先輩の何倍もそれがすごくて・・・

 

・・・・・

・・・

 

『何だ悠人。また髪切れって?そうだな。伸びたな、ずい分』

『・・・いえ、眺めてるだけです。葦木場さん・・・でっかいなって』

 

『はっ』

『いて』

 

・・・

・・・・・・

 

カッコイイと思ってた。

 

だからオレはあなたを尊敬し、ついてきた。

 

なのに・・・!!

 

 

実況は2名を残す箱根学園が有利と見ているようだ。

 

そうだ。

箱根学園は有利だった。

あの時、葦木場さんがいかなきゃ・・・

 

「(もう総北も京伏もこちらを敵と見ていない。何でですか葦木場さん・・・)」

 

つまらないプライドのために・・・

何の考えもなしに・・・

 

「(・・・・・・!!)

 何の考えもなしに動く人じゃなかったでしょ!?

 葦木場さん!!あなたは!!

 

「・・・・」

 

「だから止めたでしょオレは山で。

 山で山岳賞をあきらめてれば、このゴールは確実にオレたちが獲れたんです!余裕で!!」

 

「前を向け悠人」

「まだレース中だって言うんですか?」

 

「そうだ。前を向け」

「もうムダですよ!ハコガクは弾を使っちまったんです!!」

 

「オレは山岳と・・・

 山岳とゴールどちらもまだあきらめていない!!

 

悠人に衝撃が走った!

そして明かされる、悠人の過去!!

入部編に続く!!


 


今年4月・・・

神奈川県箱根町私立箱根学園

 

「しょうがないな。他もうけて合格(うか)ったけど、

 神奈川で自転車で全国いくには箱根学園(ここ)しかないでしょ」

 

悠人はマイ自転車を引っさげ、部室へと足を運ぶ。

前に一度部室に来たことがあるらしい。

 

「ちわーす。入部希望者でーす」

 

「マジで!?」

「ホントかよ!」

「1年に?」

 

部室の中は何やら盛り上がっていて、悠人の存在に気づく者はなかった。

 

「ちわーす。あの」

 

「来てるんだよ!来てるってよ!あの新開さんの弟が!!

 

これを聞いた悠人は、部室のドアをそっと閉め、帰っていった。

 

今日はやめよう・・・と。

 

そんな中、部室にいた一人が悠人を追いかけてきた。

彼はまだ悠人を悠人と認識せずに勧誘をはじめた。

 

「今ちょっとビッグニュースがとびこんできてさ。こっちの話なんだけどさ。

 キミと同じ1年生に・・・いや、去年卒業した伝説の3年生最速スプリンターの

 新開さんて”神”がいて、その人の弟がさ・・・」

 

ようやく悠人がその弟だと気付いたようだ。

 

「い・・・いたー!!」

 

この声に続々と現れる部員たち。

 

「ホントだ!うわっ」

「いや・・・ちょっ・・・指さしは・・・ないでしょ?」

 

「似てる!!カオ!!」

「新開さんだー!!若っ!!」

「小さい新開さん」

「すげー!!マジだった!!」

 

「ちょっ・・・だから指やめてもらえます?

 オレ隼人くんじゃなくて悠人なんで」

 

「おまえもバキュンやる?」

「脚見せてくれよ」

「後輩に新開さんってフシギな感じだなー」

 

「いいでしょ?もう兄貴、関係ないでしょ?オレはオレなんで」

 

カシャッ!

っと悠人に断りもなく写メをとる部員。

 

これに激昂する悠人!!

 

「何で写真まで撮ってんだよ!!」

 

パァーッンとスマホを弾き飛ばす悠人。

 

「あっ!ちっ・・・」

 

思わず・・・と言ったところか。

スマホは割れてしまった。

 

・・・・・

・・・

 

「ギクシャクしてんな」

 

あの一件依頼、部は悪い雰囲気を引きずっていた。

どうやら悠人は写メをとった2年・原口に謝罪はしていないようだ。

 

「パンダも撮られりゃ怒るってこと・・・か。

 最初に新開さんの弟が来るって聞いたときゃ、

 もちっといい感じに部が湧くのかと思ってたが、その一件で完全に裏返ってんな」

 

と黒田。

 

「腫れもんに触るみたいになっちまってる」

 

まぁ皆よってたかって口を開けば神だスターだったと

兄貴の話ふってくるんだ。

ウザがるのもワカるっちゃワカるけどな・・・

 

当の塔一郎もぶっちゃけ扱いに困惑してる。

そりゃそうだ。新開さんの弟だからな。

 

 

悠人への不満は徐々に大きくなりつつあった。

先輩とすれ違っても挨拶をしないらしい。

 

ここは箱根学園だ。

強いヤツが走る。それでいい。

反発したり、ギラギラしてんのも悪いこっちゃねぇ。

けどもし・・・ヤツがインハイのメンバーに選ばれるなんてことになりゃ・・・

皆は納得しねぇだろうな。

インハイに挑めない・・・か・・・

 

・・・・・

・・・

 

「くそっ!うしろ来てる!!新開!!」

「え、うあっ!後ろの2年も抜いてきたのか!

 ハコガクの上級クライマーの練習だぞ、これは!!」

 

「ペースアップだ金子!!」

「ワカッてる篠崎!!あの人の弟とはいえ、手をゆるめるわけにはいかん!!」

 

「じゃ、そろそろいきますかぁ!!」

 

カロリーメイトを一かじり!!

 

「ぐあっ!この激坂で!!」

「先輩、それでも3年ですかぁ?

 カッコわるいですね。1年のオレに負けるなんて。ね?そうでしょ?

 答えはyesですか!?

 

「!!・・・新開さんの弟がスプリンターじゃなくてクライマーだってきいてオレ、

 正直油断していたッ!」

「くそ!!こいつ・・・ホンモノのクライマーだ!!」

 

・・・・・・

・・・

 

「驚かれてるね悠人」

「!」

 

「あ、えっと・・・あ、葦木場さん。

 (この人、皆から天然だって言われてる人だ。

 3年・・・エースで・・・何でこの人がエースなんだろ。

 そういえば話すのは初めてかな)

 

 背高いすね。前髪ウザいすよ。切ったほうがいいんじゃないすか」

 

「3年負かして天狗になったか?」

「あ・・・いえ、すいません」

 

え!?

 

「3年の前でそんな態度とっていいのか?

 飲み物片手に、背中ごしで話してる」

 

「・・・あ、はい。そすね」

 

悠人はペットボトルを置いた。

 

何だこの人。

部じゃ、いつも天然だって言われてんのに、妙に言葉に重みがあるな。

 

「3年や2年と練習したら終わったあとアドバイスもらいにいけって部の最初に教えてもらったな?なぜ行かない?」

 

「・・・」

 

説教か・・・

 

「いやぁ・・・オレより弱い人からもらうアドバイスはないからです」

「誰かに注意されなかったか、その態度」

 

「いえ、特に。むしろ堂々としていいってホメられてますよ?」

「皆がおまえに注意しないのは新開さんて存在があるからだ」

 

ハッとする悠人。

 

「それ、おまえが一番ふり払いたいヤツじゃないのか!?」

「!!・・・」

 

「乗れよバイク。1年新開悠人」

「え」

 

「オレ、共に3年間やってきた仲間をそういう風に言われるのは、

 すごく気分が悪いんだ。

 勝負だ。あの丘の上まで・・・ツブしてやるよ

 

けっして表情に怒りは見せていない葦木場。

しかし、内に秘めたる怒りはかなりのもの!!

 

ツブしてやる発言・・・!!(((( ;゚д゚)))

 

次回に続く!!


 

 

■前回

 

■次回

 

■弱虫ペダル感想まとめ

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