映画感想

【ネタバレ】陽だまりの彼女を見ました【映画感想】

投稿日:2016年5月7日 更新日:

■陽だまりの彼女

昨日の金曜ロードショーでみました。

3年前の作品なんですね。

嵐の松本潤と上野樹里の恋愛ストーリー。

 

事前情報なしで見ていましたが、途中から自ずと”彼女の秘密”に気づける、結構わかりやすいお話しだったと思います。

 

とはいえ、ネタバレされて気づくより、自分で

”あ・・・そういうことか”

って気づいたほうが楽しめる内容となっていますので、

もし今後見られる予定があるのでしたら、ネタバレ見ないほうがいいかもですね。

 

とりあえず後半でそこらへんには触れていこうと思います。

 

全体的な感想としては、とても良かったと思います。

 



とにかく上野樹里ちゃんが可愛すぎてヤバイ←

いつも思うのだが、こういう恋愛モノを演じていて、本気で相手を好きにならないのかねぇ。

僕だったら完全に恋に落ちますわ( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン

 

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「プ」

 

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「お?やるか?」

 

物語の構成としても、ちょっとファンタジー入ってて凄く良いですね。

ちなみに泣けるかどうか・・・という点ですが、これは人によると思うな。

僕はウルウルはしたけど、泣けはしなかったか。

 

これは大切な人がいないのが要因してる気がする( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン

 

恋人や奥さんがいたら、やっぱ泣けるんだろうと思うが。

独りが長い自分みたいな毒男にはちょっと泣くまではいかなかったな。

決して悪いわけではないのであしからず。

 

じゃあ、ネタバレしていきますね!

ネタバレがいやな人はここまでで!



 


もういきなり物語の核心部分をネタバレしちゃいますが・・・

ヒロイン役の上野樹里ちゃんは・・・

 

 

人間ではありません!

 

 

彼女・・・渡来真緒は、松潤・・・奥田浩介が幼い時に助けた”猫””人間になりたい”と願った末の姿なのです。

 

彼女は自分を救ってくれた少年にもう一度会いたいと願い、

人の体を手にします・・・当時警察だった彼女の養父が裸で記憶喪失の真緒を保護し、

自分の娘として育てるわけです。

 

この時、彼女は中学生。

人間として浩介と同じ中学に転入してきます。

 

しかし、元々猫だった彼女が人間世界で上手くやっていくのは大変だった。

馬鹿なクラスメイトに散々いじめられる・・・

勉強だってまるでしたことなかったのでテストは0点・・・

 

それをネタにクラスのイジメのターゲットに・・・

そのイジメを救ったのが、またしても浩介だった。

 

クラスのバカ女がマヨネーズを真緒の頭に塗りたくったのがスイッチだったのか、

浩介はバカ女の顔面にマヨネーズを塗りたくったw

 

まぁそういう一件もあり、浩介と真緒の距離は一気に縮まり、二人は付き合うように。

しかし浩介の転校を機に二人はバラバラに。

 

・・・・・

・・・

 

それから10年の月日が流れ、二人は偶然の再会を果たす。

取引先の会社の社員として働く真緒。

 

浩介と真緒は再び恋に落ち、付き合うことに。

そしてとんとん拍子に駆け落ち結婚。

 

お義父さんからは記憶喪失の話をはじめて聞かされ、浩介の事を思って結婚も反対したようだが、二人の気持ちはとめられなかった。

 

駆け落ち後に義父に報告・・・応援するといってくれた。

 

 

新婚生活が始まり、幸せな日々を送る二人。

しかし、真緒に異変がおき始める。

徐々に痩せ始め、髪の毛も抜け始めた。

 

彼女の時間が残り少なくなっていたのだ。

 

浩介が彼女の正体に気づくはずも無く、彼女をつれ病院で検査をしてもらうも、

結果は何処も悪くない・・・

 

先生は心労や記憶喪失以前の事が影響しているというが・・・

純粋に猫としての寿命が近づいていたのだ・・・

 

・・・・・

・・・

 



真緒は具合が悪い日が多くなっていた。

いつも気だるそうに横になっている。

 

自分の時間が残り僅かなのをしって、真緒は旅行に行きたいと浩介にせがむ。

しかし浩介もそう易々と有給はとれない・・・。

結局年明けの2月まで休めないという。

 

真緒は猫の神様的な存在の老婆に会いに行き、残り時間の話を聞いていた。

『年は越せないかもしれない』・・・と。

 

真緒は残りの時間、精一杯浩介に尽くそうと明るく頑張る。

そんなある日のことだった。

 

隣に住む女性が悲鳴を上げた!!

二人は様子を見に行くと、なんと女性の息子がベランダから落下しそうになっている!!

母親はひっしに彼の腕を掴んでいるが、今にも手を離してしまいそうだ!

 

浩介は彼女を支え、真緒は119番に連絡をする!

しかし、レスキューを待たずして、もう落ちそうだ!!

 

真緒は女性の下の階を訪ね、強引に中に入りベランダへ向かう!

下から受け止めるつもりか!

 

瞬間!!

女性の握力に限界が来て子供の手を離してしまう!

落下する子供!

それを飛び出して受け止める真緒!

 

無事着地し、真緒も子供も無事だったが・・・

最後の力を使ってしまったのか・・・真緒は姿を消した。

 

浩介は真緒の勤めていた会社や彼女の同僚を訪ねるが、

真緒の存在そのものの記憶が、彼等から消えていた。

 

彼女と関わったあらゆる記憶が消え、彼女の関わった物も全て消えていく。

浩介は彼女が持っていたという御守りを見て全てを察する。

 

幼少期に猫に渡した御守りを何故彼女が持っていたのか、猫のような身のこなし、

飼っていた金魚が突如跡形も無く姿を消した件・・・全てが繋がっていく。

 

浩介は猫と出あった江ノ島へ向かう・・・

 

そこで老婆から全てを聞かされる。

浩介の記憶もじきに消えると・・・。

それは止められないことだと。

 

 

浩介は海岸で彼女を見つけ、全てを知ったことを告げる。

彼女がやってみたいと言っていた自転車の二人乗り。

思い出の地をめぐり、二人が始めてキスをしたところに戻ってきた。

 

あの時と同じ様にキスをしようとする真緒を拒む浩介。

輪が閉じてしまう・・・そういう浩介。

ここでキスをしてから彼女と離れ離れになってしまった。

 

またここでキスをすれば、再び別れが訪れてしまうんじゃないかと、

それを恐れたのだ。

抱きしめあう二人。涙を流す真緒。

 

浩介は何故か涙を見せなかった・・・。

再び生まれ変わってもきっと浩介を見つけるという真緒。

そして・・・その時はきてしまう・・・

 

・・・・・・

・・・

 

結局全ての記憶が消え、真緒の居ない日常を取り戻した浩介。

そんなある日の飲みの席、真緒の好きだった曲が流れてきて、

それを口ずさむ浩介の眼から涙がこぼれた・・・

 

。・゚・(ノД`)・゚・。

 

なんか見ていた昨日より、書いてる今涙がこみ上げてきたんだが。。

 

・・・・・・

・・・

 

そんなある日、道で子猫と出会う浩介。

なんだかとてもなつかれてる。

 

すると、飼い主さんが声をかけてきた。

その飼い主さんの姿は・・・真緒だった!

 

というお話です!

とても切ない物語だなぁ(´・ω・`)

 

全ての生き物にお別れは必ずくるとは解っていても、その日を迎えるまでは現実感がないんだよね。。

 

はぁ。。

僕も昔助けた動物が人間の姿になって会いにきたりしないかなぁ。



 

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