【ネタバレ】デモンズプラン process2 「思い出いっぱいリュックにつめて」【漫画感想】

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■デモンズプラン

process2 「思い出いっぱいリュックにつめて」

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■前回はこちら

あの保安局の一件から3日が経過していた。

保安局は崩壊・・・大富豪ベノトンもしんだ。

新聞もあの日のことを大きくとりあげたようだ。

 

犯人は不明・・・死亡者リストにはカルロスの名も刻まれていた。

遺体は見つかってないはずだが、収容してたということでしんだことになったんかなぁ。

 

まぁ確かに派手にぶち壊れてるし、脱走を疑わなかったのかもだが・・・

 

「くそ・・・どうなってんだ」

 

(カルロスは悪魔になって、あの野郎に連れ去られた。

そんで・・・俺も悪魔に)

 

街は、この事件の話題でもちきりのようだ・・・

 

「まじでやっべぇよ犯人は逃走中だってよ」

「組織的犯行だろ?」

 

「何が狙いなんだ!?」

「わかんねぇ、どうなんだ!?この町は・・・」

 

「おれ引っ越そうかなぁ?」

 

(この町にはもう手がかりになるもんはねぇ・・・

どこにいるんだ・・・カルロス・・・)

 

「わからないことだらけ・・・といった所でしょうか?」

 

逃げていった時と同様に空間転移してきたパトロンが部屋に現れた!!

優雅に部屋の椅子に腰掛けている。

 

「本日はボロ様の為に大切な話をしに参りました。

 紅茶の一杯でもいただけますか?」

「パトロォン!!!!」

 

ボロはパトロンの顔面目掛け拳を繰り出すも、あっさりかわされてしまう。

 

「お元気そうで何よりです。ただ・・・」

 

パトロンは椅子に座ったまま、かわしたボロの腕を掴み、ボロの足をはらって転ばせた。

そしてそのまま腕を極めた。

 

すべて座ったままでボロを完全に制して見せた。

やはりこの男・・・強い!!

 

「わたくし、益のないコトは好まない質(たち)でして。

 暴力は”最後の手段”・・・交わすなら言葉を。

 大事な腕を痛めては損ですよ」

 

「くそくらえ!!」

 

ボロの左拳の甲に悪魔の紋様が浮かび上がる!!

 

「カルロスはどこだ!!」

 

ボロはパトロンの腕を振りほどき、鋼鉄化した左拳でまたも顔面に殴りかかる!

だが、これもやすやすと止められてしまった!

 

「自らの流した血を硬質化し、鎧を作る・・・

 ”赤鎧”もよく使えております」

 

パトロンは掴んだボロの左手をマジマジ見てそう呟いた。

 

「!?」

 

ビクともしねぇっ・・・!!

 

「まぁ・・・何事も経験です。

 大事なのは遠慮と躊躇をしないこと・・・

 前腕の橈骨尺骨が折れ4か所から肉を裂き出てくるように、今からボロ様をお殴りしましょう

 

ゾクッ・・・!!

 

「!!!」

 

パッ!

 

パトロンはボロの左手を離した。

 

「冗談ですよ。パトロンジョーク。

 ボロ様に手を出せばカルロス様が悲しみます。それは私に益がない」

「・・・・・」

 

「さて・・・本題に入りましょう。

 ボロ様は私の仮定した凡人論を見事に覆し、

 『悪魔の設計図(デモンズプラン)』に選ばれ・・・人成らざる力を得ました。

 

 本日は悪魔と成った『対価』『未来』を伝えに参りました。

 その対価とは・・・歪な”不老不死”の呪いです」

 

「・・・不老・・・不死?」

 

「この呪いを解く救いの手は2つのみ。

 同じ悪魔にころされしぬか、自ら以外の全ての悪魔をころすか。

 最後の一人となった悪魔は人へと戻り、どんな願いも叶えられる」

 

「まて・・・それじゃあ・・・」

 

「そう・・・ボロ様の願いはカルロス様の屍の上にしか成り立ちません」

 

「ふざけんじゃねぇぞ!!!それのどこが救いの手だ!!!」

 

「悪魔にとっては死が救いとなりうるということです。

 ”本当の死”を悪魔に与えられるのは同じ悪魔のみ。

 それ以外でしねば、救いのない”生”が待っております。

 

 さあ直に幕はあがります。

 その先、待ち受けるは”悪魔同士のころし合い”

 

 108体の悪魔による慾を慾でつぶしあう業に満ちた戦いです。

 刻の楔は外され、最後の一人になるまで未来永劫続く運命(さだめ)。

 あなたは、その席を手に入れました」

 

パトロンは空間に穴を開け、帰ろうとしている。

 

「・・・待て・・・カルロスはどこだ・・・」

 

「それを聞くなら”最後の手段”しかございません。

 とはいえ力の大盤振舞いにはご注意を・・・

 深淵を覗く者はまた・・・と申しますでしょう。

 ではごきげんよう。”守護欲”のボロ様」

 

「・・・・・・・」

 

(呪いを解くためにはカルロスと・・・ころしあうしかない・・・・・・だと)

 

「知るかそんなもん・・・まずはカルロスを見つける・・・」

 

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「どこだ・・・?たしか・・・ココらへんに・・・

 !・・・あった・・・!」

 

ボロは引き出しを漁って、世界地図を見つけた。

そこにはスタート地点と目的地、そして航路について書き込まれていた。

どうやらボロが書いたのかな?

 

(海を渡りゃあ、ここらで一番デカイ街『クロスシティ』がある。

そこなら何か情報が掴めるはずだ・・・まずはココに行く・・・)

 

地図を見て思い出に浸るボロ

 

・・・・

・・

 

『ココだカルロス・・・

 おれが”えらばれしもの”になったら、このデケェまちで王様になる!!!』

『うわぁ・・・海をわたる大ぼうけんだ!』

 

『そーだぞ!!おれたち2人でいくんだ!!』

 

ボロは昔を思い出しながら荷物をまとめていく。

 

『カルロスはやくこい!!!』

『まってよボロ!!!』

 

・・・

 

『ベッドは親分のおれが上だ』

『いいよ。親分だもんね。じゃあ机はオレがもらっていい?』

 

・・・

 

『よし・・・じゃあ最後はコレだな・・・』

 

2人が作ったのは表札だった。

【ボロとカルロス】・・・と。 

 

その表札を手にするボロは涙を流していた。

 

(なに思い出してんだ!終わったわけじゃねぇだろ。

・・・そうだ。なにも終わってねぇ!)

 

ボロは荷物をまとめ終え、家の外に出た。

 

(なにがなんでも、もう一度ココにカルロスと帰ってくる。

その大冒険だ!大事なもんは全部つめた!)

 

「行ってくる・・・!」

 

・・・・

・・・

 

ボロは勤め先を訪れ、社長に辞表を出した。

 

「クロスシティに行って・・・どーするつもりだ・・・

 儂だって・・・未だに整理がつかん。

 この事件には関わるな・・・お前はまだ生きとるだろう」

 

「・・・すまねぇ社長・・・

 でも・・・どうしても行かなきゃいけねぇんだ・・・」

 

「わがままも大概にしろっ!

 お前がどーしても働きたいと言ったから雇ったんだ」

 

『ここで働かせてくれっ』

『なっなんでもします・・・』

 

「幼いお前・・・を採ったのは、先を見越しての謂わば先行投資だ。

 そんなに辞めたきゃあ、お前の抜けた穴と投資した損失・・・

 それを払うまでは辞めるなど許さん」

 

ドンッ!

ボロは社長のデスクに札束と瓶詰めの小銭を置いた。

 

「100万ある・・・好きにつかってくれ」

 

「・・・お前、本当に儂が・・・金を・・・

 ・・・・っ!!

 勝手にしろっ!!

 

社長は机の上の酒瓶を跳ね飛ばして声をあげた。

背を向けた社長に深々とお辞儀をしてボロは出て行った。

 

「すまねぇ」

 

・・・・・

・・

 

ボロは港にきていた。

 

「ハァ・・・」

 

(やっぱ・・・密航しかないよな・・・)

 

「あぁ・・・クソ!でも見張りいるしーっ!いつまで立往生してんだおれぁ・・・

 と、とりあえずのりこめばこっちのもん・・・か?

 トイレかしてっ・・・これでいけるよな・・・

 いける・・・絶対いけるっ!絶対いける!!!

 

「バカなマネやめろ。いけるわけねーだろ」

「!!!」

 

ボロの背後から声をかけてきたのは職場のオッサンだった。

 

「・・・」

「手紙だけで別れの挨拶は無しかよ・・・」

 

気まずそうなボロ・・・

 

「・・・まぁいいけどよ。ほらよ」

「!!?」

 

オッサンが差し出したのは三等客室の乗船券だ。

 

「勘違いすんな。社長からだ。

 たまたまあったらしいぜ。

 『どこへでも好きにいけ』・・・だとよ」

 

「・・・・」

 

「おれは渡しにきただけだ。そんじゃあな」

「・・・トニス・・・」

 

「まもなく出航!!まだのお客様はお急ぎ下さい!!」

「!」

 

ボロが船員の声に一瞬目をそらした隙に、すでにトニスの姿はなかった。

 

やっぱ・・・怒ってるよな。

 

「部屋案内すっからついてきて」

 

トニス・・・

社長・・・

ペッツ・・・皆いい奴等だったな・・・

 

「ココだ。ボロっちいけど壊すなよ」

 

船員に部屋に通されたボロ。

 

「にしてもお前の”父親”変わってんなぁ。

 こんな汚ねぇ部屋に”100万”も払うなんてよ」

「・・・・え?100・・・万?」

 

「ん?お前・・・知らねぇのか?

 この時期はどこも満室だぞ。それをどうにかどこか空きはねぇかって

 頭下げられてもムリなもんはムリって言ったんだぜ?

 したら客のリスト見せてくれって、汚ねぇ金大事にかかえて、

 片っぱしから頭下げてまわってたぜ。

 大事なせがれの為なんだ・・・って

 

「出発進行!」

 

ボロは走って部屋を出た!

 

「どわっ!!!バカっ!走んなっ!揺れんぞっ!!」

 

なに頭、下げてんだよ・・・

こんな別れ、あんまりじゃねぇかよっ!

 

「ふざけんなよおまえらぁ!!!」

 

甲板から叫ぶボロ。

港には社長達が見送りに来ていた。

 

「あちゃーバレちゃいましたね」

「ちっ!」

「こんなまどろっこしいことせずに、普通に送り出してやればよかったんじゃないっスか」

 

「一度吐いたつばがのみこめるか!!」

 

礼なんていくら言ったって言いつくせねぇよ・・・

ざけんな・・・

 

「ありがとうございましたっ!!!」

 

涙ながらに叫ぶボロ。・゚・(ノД`)・゚・。

 

「・・・・初めて聞いたな・・・あいつの礼なんて」

「勘違いしてんじゃねぇ!『貸した』だけだ。だから必ず返しに来い」

 

涙を浮かべる社長。

いい人だなぁ・・・

 

必ず帰ってくる!カルロスと一緒に!!

次回に続く!!

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■デモンズプランまとめ

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