【ネタバレ】歪のアマルガム 第4回 「夜の公園」【漫画感想】

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■歪のアマルガム
第4回 「夜の公園」

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花神公園・・・

そこでひたすら六道を待つ彌生。

すでに陽も落ち、時刻は18時を回っていた。

 

ジャリ

 

「!・・・理由は?」

 

足音に気づき、彌生が視線を向けた先にいたのは・・・

 

「ごめん。いろいろあって・・・・」

 

六道の姿だった!

 

「その、いろいろを聞いてんだけど」

 

睨みつける彌生。

 

「いろいろはその・・・いろいろです」

 

視線を外し、困った様子の六道。

それにしても、六道はもう親しい人間に二度と会うことは出来なかったはずではなかったのか?

 

・・・・

・・・

 

警視庁刑事部『零課』

違法捜査を”見逃されている”非公表・少数精鋭の部署。

刑事部内でも極少数の人間にしかその存在を明かされておらず、

その秘匿性は偏に賽壊滅を目的としたモノである。

 

時は少し遡る。

 

「俺が・・・零課に・・・入る・・・!?」

 

「そ。君の力は予想以上だ。

 ”怪物”と戦う零課(ぼくら)の十分なメリットになる。

 君が僕らの助けになってくれるのなら、君は顔を変えてココを離れなくて済むんだよ。

  

 それに零課(ぼくら)の近くでなら、もしかしたら君の身体を元に戻す方法も見付かるかもしれない」

 

牛頭はそう説明した。

 

「騙されんなよ」

「!」

 

「そんな方法が見付かる可能性なんざ、ほぼ無ェぞ。

 それどころかテメェみたいな愚図が捜査に加われば、一日ともたずにしぬ」

 

黒水は下手な希望を持たせたくないという優しさで言ってるのか?

 

「アハハ!ま、それはあるかもね!

 ”方法”は無い。”道”があるだけさ。とびきり険しいのがね。

 正直僕ならせっかく拾った命、ワザワザ危険にさらしたりしないよ。

 

 ただ、選択するのは君だ。

 運命は自ら決めて進むものだからね

 

「俺は・・・しぬのは・・・怖いです・・・!」

「・・・・」

 

「だから、頑張ります」

「!」

 

久佐場六道として生きていける様に・・・

 元の生活を取り戻す為に・・・!!

 

「・・・アハハ」

「チッ!」

「・・・て言っても、あの・・・俺って具体的に何をすれば・・・」

 

「そうだね。まずは・・・”研修”さ」

「”研修”?」

 

「そ。君が捜査一日目でしなない為の基礎訓練を、影舟からみっちり受けてもらう」

「あぁ!?聞いてねぇぞオイ!」

 

「それから一つわかっていると思うけど、その身体である以上、知り合いとの接触は厳禁だよ」

「!」

 

「当然家や学校には戻れない。見知った相手程、君の身体(ひみつ)がバレる可能性は高いからね」

 

覚悟していた事とはいえ、ショックを受ける六道。

 

「ちなみに御両親は?」

「あ、うち母が子供の頃、亡くなって、父は今、海外赴任なんで・・・」

 

「一人暮らしか。じゃあ休学の手続きはこっちで進めておこう。

 あとはそーだね・・・」

 

六道はチラチラ時計を見ている。

 

「デートの時間でも迫ってきたか」

「!!?・・・な、なんで!?」

 

「テメェ自分で言ってただろうが昨日。

 チッ・・・さっきの課長の話聞いてたのかよ・・・」

 

「・・・・

 わ・・わかってるよ。俺だってこんなコトになって行けるとは・・・」

 

「!いいよ行って来て」

「ええ!?」

「ハァ!?」

 

「だって当分会えないワケでしょ?

 今日一人ぐらいなら。その代わり監視付きで10分程だけど」

 

「っ!!そ、それで全然大丈夫です!ありがとうございます!!」

「じゃあ早く準備しないとだねー。アハハ元気だ」

「・・・・・・どういう風の吹き回しですか課長」

 

「んー?ハハハ」

 

大事なコトだよ。

これから頑張ろうって人間に、目標再確認させるのは。

 

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話は再び公園へ・・・

 

「?座らないの?」

「!・・・ああ。なんか今は立っときたい気分でさ」

 

「ハァ?」

「(ふぅ・・・あんま近づくと身体のコトバレるかもしれねーし・・・。

 コイツの場合、暴力(せっしょく)が多いからなー・・・ハハ)」

 

「あんた何か変よ?今日」

 

ズイっと一瞬で間合いに入ってくる彌生ww

 

「!!!」

「何か隠し事でもしてんじゃないの?遅れて来た理由も言わないし」

 

「いやっ・・・かっ隠し事なんてねエーよ!!

 俺はほら緊張してんだって!今日お前と初デートだし・・・」

 

カァーっと赤くなる彌生wかわいいw

 

「は・・・はは初デートってなんだオラァ!!!」

「うぉう!!」

 

蹴りが飛んできたしww

 

「そ・・・それじゃあ、まるで・・・その・・・

 私達が、つ、付き合って・・・

 誰が突き合うだコラァ!!!

 

「(コイツ・・・色んな意味で心臓に悪い・・・)」

 

『だって当分会えないワケでしょ?』

 

牛頭の言葉が六道の脳裏をよぎる。

 

「・・・・・・・彌生」

「!」

 

「俺・・・明日からお前に会えないんだ」

「・・・え?」

 

「っていうかクラスのみんなとも・・・

 学校休んで家からも離れるから・・・。

 半年か一年・・・それ以上・・・」

 

「?急に何よ。自分探しの旅にでも出んの?」

「・・・・・・ごめん」

 

「っ!だから・・・そうじゃなくて!

 どこにとか、なんでとか!言ってくれても良いじゃない!?

 私だって心配すんだから!」

 

「・・・」

 

「・・・何も、言えないわけ?」

「・・・ごめん・・・!」

 

彌生は何かを覚悟した真っすぐな六道の目を見て、

彼を信じることにしたようだ。

 

「ハァ・・・まったく。言えないなら言えないで適当に嘘つけばいいのに・・・ほら」

 

彌生は紙袋を六道に差し出した。

 

「腹一杯でも残したらブッ飛ばす・・・!

 証拠に感想、聞かしてもらうから。

 次会った時に絶対聞かしてもらうから!!

 

彌生の最後のメス顔、クソ可愛いな。

六道ますますホの字だな。。

 

「っ・・・ああ・・・約束だ・・・」

 

彌生から受け取ったのサンドイッチか。

よかったな六道。

 

・・・・・

・・・

 

2ヵ月後・・・

 

「牛頭!」

「コレはコレは一課のエース、安馬桐さん」

 

「やめなさい。そういう態度。私嫌いよ」

「アハハハハ。それで御用件は?」

 

「今朝、都内で死体が発見された。様子からしてお前達の管轄だ。おそらくな」

「!んーコレは凶報・・・いや、彼にとっては”手がかり”かな?」

 

・・・

・・

 

「っら!」

 

トレーニングルームで六道と黒水が戦っている!

字の如く真剣勝負だ。

 

黒水は刀を抜いている!!

 

「って!っく!」

 

六道が一方的に押されている。

 

「っだ!」

 

飛び出し、拳を当てに行くもかわされた挙句、突き出した腕を切断される!

そして腹にキツイ一発!!

 

「ぐふ・・・がっ・・・ゲホッ」

 

「ったく愚図が・・・

 何度も言ってんだろ。テメェの骨の硬度はテメェの集中力次第。

 足狙われたからって左手疎かにしてんじゃねェよ」

 

「ああ。そうだな」

 

チッ・・・めんどくせェな・・・

折れねェ奴ってのは。

 

「次!頼む!」

 

左腕が骨で再生する六道!!

 

・・・・・

・・・

 

「明らかに”人為的”な犯行。

 異質な死体・・・薬品で溶かしたり、剥ぎ取られたワケじゃない。

 

 表皮の細胞が”繋ぎ合わされている”

 ”顔無し”・・・こんなコトができるのは、

 ”妖力(スペック)”を持つ者だけなんだけど・・・

 

 まさかいるのか?六道君以外に・・・”混ざり者(アマルガム)”が」

 

新たな敵の予感!!

 

次回に続く!!

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